スリルとスケール満点
凍った湖の上に到着
最初の目的地、阿寒湖の上でアクティビティを満喫できる、「あいすランド阿寒」の会場に到着! 一面に白銀の世界が広がるさまは圧巻です。辺りを見渡すと、湖の上に車やバギー、スノーモービルがあちらこちらに。「この下は湖」と考えると、少し怖いような、神秘的なような、不思議な気持ちに。
まずはきっぷ売場で体験したいアクティビティのチケットを購入しましょう。無事に購入できたらいざ出発!
雪原を爽快に駆け抜けろ!
スノーモービルで疾走する快感を体験
まずはスノーモービルに挑戦! 乗り込む前に、安全のためのヘルメットを装着します。
スタッフさんが「スノーモービルを操作したことはありますか?」と声をかけてくれるので、初心者でも安心です。「初めて」と答えると、2~3分ほど操作方法をレクチャーしてくれますよ。アクセルとブレーキはハンドルで操作するので意外と簡単です。
ちゃんと運転できるかな...ドキドキしながらもスタート!
おお、想像以上に楽しい~! 冷たい風もなんのその。広い湖の上を走る爽快感がたまりません。
運転の必要ナシ!
氷上の絶叫アクティビティに挑戦
次は何で遊ぼうか、氷の上を散策しているとバナナボートを発見! バナナボートは自分で操作する必要なし、乗るだけの手軽なアクティビティです。
しっかりつかまって、いざ出発!
想像以上のスピード感に思わず絶叫! ドライバーさんの巧みなハンドルさばきで、右に左にターン。振り落とされないように気を付けて。
あこがれのワカサギ釣りを阿寒湖で
氷結した湖での楽しみといえば、やっぱりコレです。ワカサギ釣り。きっぷ売場の隣にある小屋で釣り具とエサを受け取って、ワカサギ釣り用テントに向かいましょう。
テントの中にはすでに釣り用の穴が用意されています。小さなエサを針につけて糸を垂らし、ひたすらアタリを待ちます。
隣のテントから「釣れた~!」という歓声が聞こえてきます。こちらはまだ釣れません。く、くやしい!
待つこと数分、釣り竿がビクビクと動き始めたので釣り糸を巻き上げてみると…わーい、釣れました! コツをつかんだのか、はたまた群れがやってきたのか、この後次々に釣れました。クセになりそう。
自分で釣り上げたワカサギは、湖の入り口近くにあるこちらの食事処で天ぷらにしてもらえます。
カラッと揚がったワカサギの天ぷらは、自分で釣ったこともありよりおいしく感じます。こちらでは温かいそばやうどん、日本酒も楽しめるのだそう。ワカサギ釣りで冷えた体が温まる~!
北海道の味覚!
エゾシカ肉でヘルシーパワーランチ
たくさん遊んだ後は、スタミナ満点のランチでパワーをチャージ。「温泉宿・食事処両国総本店」で、ヘルシーかつ食べ応えのあるエゾ鹿肉を堪能しましょう。
こちらが名物の「鹿肉鉄板焼き(2300円 税抜)」。モモとロースの2種を鉄板焼きで楽しめます。この色とツヤ…! 思わず「グ~」とお腹が鳴ります。
鉄板の中央を空けるように野菜をのせて、鹿肉を焼く直前にバターを投入。バターが溶けてきたらそこに鹿肉をオン! 「焼きすぎず、レアの状態でお召し上がりください」とのこと。サッと焼いて、すりおろした野菜や果物が入った自家製のタレでいただきます。
口に入れた瞬間、柔らかな鹿肉と甘辛いタレが口内を幸福感で満たしていきます。これはたまりません。バターの風味をまとった野菜もおいしい!
さらに「鹿丼(1500円 税抜)」もオーダー。こちらの鹿肉も柔らかくてとってもジューシー。おいしさの秘密は、「2歳以下の鹿のみを使用」「焼きすぎない」ことが味と食感の秘訣なのだそうです。
食事の後は雪原散歩!
阿寒のふしぎ「ボッケ」を見に行こう
エゾ鹿グルメをお腹いっぱい堪能した後は、「ボッケ」を見に出発! アイヌ語で「煮え立つ場所」という意味のボッケ。阿寒には、冬でもブクブクと煮え立つ泥火山があります。
前田一歩園財団事務所の裏手から、ボッケを目指してボッケ遊歩道を散策。夏は緑豊かで動植物のにぎやかさを感じる場所も、冬は一面の雪景色に。クリアな空気の中雪道を歩いていると、心が洗われるよう。
軽い傾斜のある山道を10分ほど歩くと、ボッケを見られるスポットに到着。寒い時期なのに、ここだけ心なしか温かい気がします。ボッケの周辺は雪も融けていましたよ。
湯気が立ち上るボッケ。ところどころ、地面から火山ガスが噴き出ているのがわかります。冬のハイキングを楽しめるボッケ遊歩道、阿寒を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
冬だけの楽しみを見つけに
阿寒湖へ行ってみよう!
冬の北海道ならではの、寒さを活用したアクティビティがいっぱいの阿寒。たくさん着込んで、ワイワイ楽しんじゃいましょう。あいすランド阿寒の営業は、例年1月1日から3月31日まで。真冬の北海道で、新鮮な空気とおいしいグルメを思う存分堪能してみてはいかがでしょうか。