浜名湖グルメ「牡蠣カバ丼」とは?冬季限定の隠れた名物に迫る
浜松市|【更新日】2023年3月9日

浜松では浜名湖でとれる海鮮を使った、たくさんのグルメが楽しめます。
その中でもあまり知られていない「牡蠣カバ丼」をご存じですか?冬季限定の隠れた浜名湖のグルメ「牡蠣カバ丼」をご紹介します。
目次
浜名湖の味覚が楽しめる「山本亭」とは?
JR弁天島駅から徒歩約15分、浜名湖を眺めながら歩き進んだ先にある「山本亭」。浜名湖で採れる味覚を提供している名店です。
山本亭は昭和50年に創業された老舗料理店で、希水の浜名湖で採れるうなぎやスッポンを使った料理が有名。
「地場のものをメインに美味しく提供したい」という想いから、その季節ならではの食材を提供している点も特徴です。
浜名湖の隠れた名物「牡蠣カバ丼」
「牡蠣カバ丼」はどうやって生まれたの?
山本亭の山本さんにお話を伺ったところ、浜名湖の牡蠣は冬限定で採れる浜名湖周辺の新名物なのだそう。
「牡蠣カバ丼」は全国新・ご当地グルメ選手権で賞を受賞したことがきっかけとなり、街おこしのために浜名湖周辺エリアで普及したメニューなのだそうです。
「牡蠣カバ丼」は浜名湖周辺の各料理店で提供されています。
牡蠣にもご飯にも味染み渡る「牡蠣カバ丼」
さっそく山本亭の「牡蠣カバ丼」をいただいてみました!ご飯の上に、秘伝のかば焼きのタレで味付けされた大ぶりの牡蠣がゴロっと乗っています。
牡蠣はもちろん、ご飯にもタレの味がしっかりと染みていました。丼に乗せられた玉ねぎやねぎも良いアクセントを出しています。
みそ汁と漬物も付き、さっぱりといただくことができました。
生玉ねぎが特徴!山本亭の牡蠣カバ丼
山本さんに山本亭ならではの「牡蠣カバ丼」の特徴を聞いてみると、こだわりは3つ「浜松の牡蠣」「かば焼きのタレ」「篠原町の玉ねぎ」を使っていることだそう。
他店では火を通した玉ねぎを使うことが多いのですが、山本亭では生の玉ねぎを使っています。
篠原町で採れた玉ねぎは特有の辛味が少なく、かば焼きした牡蠣との相性が良いことから、深い味わいになるのだそうです。
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地元の食材を提供、山本亭のこだわり
店内中央に大きな生け簀が
山本亭に入るとまず目につくのが、店舗1階の中央部分にある大きな生け簀。この生け簀は地下から浜名湖の水を直接くみ上げています。
捕獲された鮮魚は少なからずストレスを抱えることから、生け簀に入れることで魚を良い状態に戻して調理をするように工夫しているそうです。
新鮮で美味しい料理が提供できる秘密は、この生け簀にあるのかもしれませんね。
浜名湖が一望できる席は特別な日にもピッタリ
店内にはカウンター席の他、座敷席もあり、宴会や法事、お祝いの席としても活用することができます。
また、2階の食事席の窓からは壮大に広がる浜名湖が一望でき、お食事と一緒に景色も楽しめますよ。特別な日に利用してみてはいかがでしょうか。
季節ごとに違う海鮮をご提供
浜名湖でとれる魚は季節ごとに変わっていきます。ゴールデンウィークにはもちがつお、9、10月にはどうまんガニ(のこぎりガニ)など、浜名湖だからこその美味しい味覚が楽しめます。
いつ来ても違う料理が楽しめる点も魅力。その時々で異なるお料理が楽しめるので、年中を通して賑わっているそうですよ。
浜名湖の味覚が味わえる「牡蠣カバ丼」をチェック!
定番のうなぎやスッポンも美味しいですが、冬にしか食べられない「牡蠣カバ丼」も浜名湖ならではの絶品グルメです。
こだわりのある調理法と最高なロケーションで「牡蠣カバ丼」を楽しみたい人は、山本亭に足を運んでみてはいかがでしょうか。
山本亭へのアクセス
- 【住所】
静岡県浜松市中央区舞阪町弁天島3212-3
【駐車場】 あり
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。