熱々のキンメ鯛釜飯が大人気!稲取・港の朝市でローカル旅を満喫
東伊豆町|【更新日】2023年4月9日

古くから漁港と温泉の町として知られる東伊豆町稲取。
その稲取漁港で毎週末開催されているのが港の朝市です。駐車場の一角を使った手作りマーケットはローカル旅の雰囲気満点。
朝市の目玉、キンメ鯛の釜飯を目当てに多くの観光客が訪れます。今回はキンメ釜飯の実食レポートを交えて、港の朝市の魅力をお伝えします。
目次
稲取の漁港で行われる朝市が大盛況
人が吸い込まれていく謎のビル
稲取漁港の目の前、役場の隣にビルがあり、その1階駐車場を開放して行われるのが港の朝市です。
こんなところに市場があるの?と一瞬ためらう外観ですが、中は驚きの光景が広がっています。
怪しい駐車場を入るとそこは……
野球場ほどの大きなフロアいっぱいに、お店がひしめき合って並んでいます。
開店直後の朝8時ですが、威勢のいい声が響き渡りたくさんのお客さんで賑わっています。
人気の秘密は朝市グルメ。お客さんを増やそうとアツアツのあら汁サービスを始めたところヒット。
そこから釜飯や炭火焼きなど朝市グルメが誕生していったそうです。
朝市は伊豆のうまいものであふれている
特産干物や地物野菜を生産者が販売
朝市では生産者自らが店頭に立っています。訪れた方に生産者との会話も楽しんで欲しいという理由で決めたそうです。
作った本人が目の前にいるわけですから、これ以上はない詳しい商品の話が聞けますし、たくさん買うとおまけもついてくる、なんてラッキーが起こるかもしれません。
稲取の新鮮食材に物欲が止まらない
では、朝市で買える商品の一部を紹介しましょう!
野菜や果物、干物、漬物、わさびなどの加工品、生花にみかんジュース、パン、うどん、おにぎり、ところてん、肉おにぎり、手作り和菓子、お餅など稲取産のうまいものが並んでいます。
お店の数は20店舗以上、見て回るだけでも結構時間がかかります。
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一番人気!キンメ鯛釜飯を実食
市場の隅に何やら人だかりが…
お待たせしました!いよいよ名物、キンメ鯛の釜飯レポートです。
朝市が開いた瞬間から行列ができていたこの一角、この朝市グルメを目当てに来ている人も多いようで、駐車場から釜飯めがけて一直線なんて方もいました。
火をつけて炊き上がりを待つ
一人前のミニかまどに火をつけます。燃焼剤が燃え尽きるまで10分少々待ちます。
ちなみに釜飯や無料の味噌汁サービスなどはなくなり次第終了で、10時ごろには完売してしまいます。絶対食べたい!という方は早めに行った方がよさそうです。
キンメの旨味がしみわたる絶品・港の釜飯
火が消えたところで完成!蓋をとってみると湯気の中から顔を出したのはキンメちゃん。炊き立てのアツアツが食欲をそそります。
そのお味は見た目通り、とっても美味です。脂の乗った金目鯛の旨味が全体に行き渡り、ご飯のどこを食べてもジュワーっと美味しい朝市のエースです。
ローカルグルメ好きにはたまらないマーケット
釜飯だけじゃない充実の朝市グルメ
一番人気の釜飯のほか、干物の炭火焼も人気です。大きな七輪の上で焼いたアジや金目鯛は見るからに美味しそう、さらに匂いでそのうまさを確信できます。
キンメ鯛釜飯にアジの炭火焼という合わせ技で、朝市グルメを楽しんでいる方もいました。
稲取のおふくろの味も堪能
こちら朝市で買える商品の一部です。お赤飯に粕漬け、らっきょう、蕗味噌、こんにゃくなど日本の伝統食、これ全てが手作りなんです!ちなみにお赤飯は、甘納豆が入った名物の稲取赤飯です。
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稲取の愛がこもった朝市グルメ
地物の食材やアツアツの朝市グルメなど見所満載、お腹いっぱいの朝市ですが、印象に残るのはお店の方とのふれあいでした。
都会のスーパーでは手に入らない食とふれあいを稲取で楽しんでみてはいかがでしょうか。
稲取・港の朝市へのアクセス
- 【住所】
静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3354 東伊豆町役場庁舎駐車場
【駐車場】無料
【開催日時】毎週土日祝 8:00~12:00
※掲載時の情報です。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください。