新江ノ島水族館のイルカショー「イルカのご機嫌最優先」にほっこり癒される
藤沢市|【更新日】2023年4月9日

「生き物たちがいきいきと過ごすこと」を何よりも大切にする新江ノ島水族館では、新イルカショー「Wave ~きみの波になりたい~」に挑戦!
他の水族館とは一味違った見どころをご紹介します。
目次
左に江ノ島、右に富士山!絶景イルカショースタジアム
新江ノ島水族館のショースタジアムといえば、なんといってもそのロケーション。
相模湾に浮かぶ富士山と江ノ島というここだけの美しい景観を背景に、イルカたちのパフォーマンスを楽しむことができます。
水しぶきを浴びて迫力を味わいたいなら前方座席も良いですが、奥側の座席からステージ全体を見下ろす形も、自由に動くイルカたちをくまなくチェックできておすすめ。
「新江ノ島水族館」のロゴと江ノ島をバックにきれいな写真を撮ることができるフォトスポットでもあるんです。
新イルカショー「Wave ~きみの波になりたい~」
エサを使わないショーで絆を表現
「Wave ~きみの波になりたい~」では、えのすいトリーター(※えのすい展示飼育スタッフの呼称)たちがイルカたちの刺激=波になりたい、という想いを表現。
言葉が通じないからこそ、よく見つめて、気持ちを通わせ、その日その時間の状況でイルカたちと楽しく遊びます。
イルカショーはエサの魚を与えながらジャンプなどのパフォーマンスを披露する内容が一般的ですよね。
「Wave」ではトリーターとイルカたちがエサを介することなく戯れる、自由な姿をそのままショーに反映。だからこそ、それぞれのコンビの“本当の絆”が試されるのです。
ジャンプ失敗!でも沸き起こる拍手
エサを使わないショーがどれだけ難しいことかというと、開始当初は「全イルカがトリーターの前からいなくなった」ほどだったとか…!
浅瀬でリラックスしながら遊ぶのが好きなイルカもいれば、ボール使いが得意なイルカも。
トリーターたちがそれぞれの個性を活かしたパフォーマンスで沸かせます。
この日は雨宮トリーターとバンドウイルカの「リン」がジャンプの“公開練習”に挑みましたが、残念ながら失敗!
「全てはイルカのご機嫌次第」なのも「Wave」の醍醐味であり、頑張った2人に大きな拍手が送られました。
イルカのかわいい鳴き声とコラボレーション
ショーのクライマックスは音楽にのせたパフォーマンスで会場が一体に!イルカたちが一斉に「キュー!」と鳴くリズムに合わせて拍手を送ります。
15分間のショーが終わった頃には、あなたもえのすいのイルカたちにすっかり愛着が湧いているはず。
次また訪れた時にはイルカたちとトリーターの絆がまた深まって、さらに進化したパフォーマンスを見ることができるかもしれません。
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イルカと握手!わくわくドキドキ体験も
えのすいのイルカショーは「Wave」のほか、10分間のミニパフォーマンス「きょうのイルカTime」を実施。
イルカともっと近くで触れ合いたくなった方は、各日先着15名限定の有料体験プログラム「イルカと握手」(800円)へ!人懐っこいイルカと素敵な思い出を作ることができますよ。(予約はHPから)
飾らないえのすいの魅力を再発見できるイルカショー
「これからもイルカが楽しく元気に過ごせるように」というトリーターの言葉が印象的だった、新江ノ島水族館のイルカショー。
失敗もありのまま見せる自然体こそがえのすいの魅力であり、そこから生き物が共に生きる尊さを感じ取ることができました。
新江ノ島水族館へのアクセス
- 【住所】
神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目19-1
【料金】大人 2800円、高校生 1800円、小・中学生 1300円、幼児(3歳以上) 900円
【駐車場】 なし