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「森の中の水族館。」ならではの魅力!山梨・山中湖で楽しむ新しい水族館体験

山梨県|【更新日】2023年4月20日

「森の中の水族館。」ならではの魅力!山梨・山中湖で楽しむ新しい水族館体験

淡水魚専門の「森の中の水族館。」は、富士の名水で知られる山梨県の忍野村の「さかな公園」内にあります。

園内には水族館の他にも「森の学習館」や遊具のある公園も備わっていて、親子連れでの観光にもぴったりです。

今回は、そんな水族館の魅力や特徴をご紹介します。

目次

富士の湧水で抜群の透明度!「森の中の水族館。」

日本で数少ない淡水魚専門水族館

森の中の水族館

山梨県・山中湖エリアにある淡水魚専門の水族館「森の中の水族館。」。

淡水魚専門の水族館は日本国内でも数が少なく貴重で、ここでは山梨県内で生息・養殖されている魚が展示されています。

自然豊かな、水と森のテーマパーク「さかな公園」内にあり、森の一部として景色に溶け込むよう木をメインに造られた外観も魅力的です。

魚が空中を飛ぶ!?錯覚するほど透明度の高い水

森の中の水族館1

水槽の中の魚はまるで空中を飛んでいるかのよう!その理由は、透明度の高い水にあります。

大小さまざまな魚がまるで空を飛ぶように行き交う姿は、とても不思議な気持ちになりますよ。「森の中の水族館。」は、来る人に新しい水族館体験を与えてくれます。

富士山の湧き水を贅沢に使用

森の中の水族館2

館内の水槽で使われている水は、霊峰富士山の湧き水。透明度が高く、ミネラルも豊富で、水槽のお魚が活き活きとして見えたのは水のおかげでしょうか。

また水族館で使われている水は、外の池を通って近くの川へ流れて、また自然へと還っていきます。

魚を楽しむには水槽から!二重回遊水槽と横見水槽

これ、どうなってるの?二重回遊水槽の不思議

森の中の水族館3

この水族館で目を引くのは、ドーナツ型の二重回遊水槽。外側から見ると大小の魚が一緒に泳いでいるように見えますが、実は水槽が二層に重なっているためにそう見えるのです。

内側の水槽にはヤマメ等の小型魚、外側にはイトウやニジマス等の大型魚が展示。別々の水槽にする事で、小さな魚が食べられるのを防いでいます。

また魚が止まって見えるように水の流れにもちょっとした工夫がされていて、観る人を楽しませてくれます。

最高の癒し体験!まるで森の中にいるみたいな横見水槽

森の中の水族館4

他の展示コーナーには、壁一面に広がる大きなガラス面の水槽があります。水槽からは、外池の奥にある森が見え、室内にいるはずなのに森の中にいるような錯覚に。

現在は新型コロナウイルス対策のため撤去されていますが、以前はこの水槽前に畳コーナーが設置されていて、寝転んだ状態で魚を鑑賞できました。

また外の池ではチョウザメやソウギョを見ることができ、天気の良い日には屋外での鑑賞もおすすめです。どちらの魚も体長1m以上もあり、優雅に泳ぐ姿が見られますよ。

時間を忘れて楽しめる!様々な工夫がされた展示コーナー

目の前を泳いでいく魚にビックリ

森の中の水族館5

館内では魚の展示方法や、イベント、体験などさまざまな工夫がされています。例えば館内の水槽は低く設置されており、優雅に泳ぐ魚たちがちょうど子供の目線の高さに。

透明度が高いこともあり、迫力満点。小さな子供は、自分よりも大きな魚が身近で泳ぐ姿にびっくりすることでしょう。

オリジナル台紙で自分だけの思い出作り

森の中の水族館6

受付で販売されている「スタンプカード台紙」を購入し、館内のあちこちに置かれているスタンプを押せば、オリジナルの水族館カードのできあがり。

子供が喜ぶのはもちろんのこと、大人も一緒に楽しめること間違いなしです。ぜひ館内を回って、オリジナルカードを作ってみてはいかがでしょうか。

また餌やり体験も、人気のコーナーの一つです。1メートル以上ある魚が餌に飛びつく姿は迫力満点!平日と週末では開催時間が異なるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。

スタッフによる工夫たっぷりの催しにも注目!

掲示物はすべてスタッフの手作り

森の中の水族館7

なんと館内の掲示物は全てスタッフの手作りだというから驚きです!外注しているのは大型プリントと模型のみで、イラスト設計・展示パネル等も全てスタッフが自作しているそう。

魚に関する豆知識が書いてあるだけでなく、スタッフの愛情溢れるイラストが親しみを覚えます。

何度来ても楽しめる!人気の企画展コーナー

森の中の水族館8

常設展示の他に、季節ごとの企画展も人気があります。スタッフが順番で企画しているそうで、担当スタッフの個性が光るものとなっています。取材時は、砂地や岩場で生息する「底にいる生物展」が開催されていました。

また、企画展は3~4か月毎に内容が変わるそうで、過去には金魚・古代魚・色のきれいな魚展など趣向を凝らした内容になっています。

思わずニヤリ。スタッフの愛あるお魚紹介。

森の中の水族館9

館内には「なんでも飼育員に聞いてみよ!!」という質問シートの掲示もあり、読むと思わずふふっと笑顔になってしまうものも。

「亀の書き方を教えてください」という質問に、スタッフが丁寧に亀の絵を書いていてほっこりしますね。

また、魚の名前を説明する「魚名板」というコーナーもあり、そのスタッフコメントも思わず見てしまうような、ユーモア溢れるものとなっています。

光がきれいに入るオープン時がおすすめ

透明度が高く、魚たちの泳いでいる様子はいつでもきれいに見られますが、一番きれいに見えるのは午前9時のオープン直後。光がきれいに差し込むこの時間帯の観覧がおすすめです。館内は1時間程度で回れますよ。

森の中の水族館へのアクセス

  • 【住所】

    山梨県南都留郡忍野村忍草3098−1 さかな公園内

    【料金】

    大人:420円 小中学生:200円 乳幼児:無料

    【駐車場】

    無料(普通車100台収容)

    【公式サイト】http://www.morinonakano-suizokukan.com/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
    ※新型コロナウイルスの影響でふれあい水槽など一部休止中。