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絶景の中を渡る橋!昼と夕方で表情が変わる、三島スカイウォークの楽しみ方

三島市|【更新日】2023年4月9日

絶景の中を渡る橋!昼と夕方で表情が変わる、三島スカイウォークの楽しみ方

静岡県三島市にある、箱根西麓・三島大吊橋。「三島スカイウォーク」の愛称で親しまれ、富士山や駿河湾、伊豆の山並みが一望できます。

絶景が楽しめるスリル満点な大吊橋の、それぞれのビュースポットをご紹介します。

目次

空の上を歩いている気分になれる大きな吊橋

左右に広大な景色が広がる、空中散歩に最適な三島スカイウォーク。地上との高低差は高い所で70mほどあり、全長は400mもあります。

平成27年に誕生してから現在まで人気を博してきた、日本一長い歩行者専用吊橋です。

渡り始めると、富士山や駿河湾、伊豆の山々や市街地などの景色が眺められます。ぜひ訪れていただきたい、心と体が爽快になれるスポットです。

橋を渡る気持ちも高まる!7つの景色と撮影スポット

まずは大きなモニュメント

三島スカイウォーク

入場ゲートから入ってすぐ、「MISHIMA 400m SKYWALK」というモニュメントが視界に入ります。

このモニュメントと合わせて橋や富士山を撮影するのが人気で、混みあう時は順番待ちをしている人も。

橋の形はとてもスマートで、吊橋のケーブルを両側で持ち上げる大きな主塔も見ごたえがあります。

主塔を含めて撮影したい場合には、カメラの機能差にもよりますが、少し引いて縦で撮影すると良いでしょう。

吊橋と富士山、駿河湾を見渡せる展望エリア

三島スカイウォーク2

入場ゲート付近にある展望台は、先ほどのモニュメントがある広場や橋より高台にあり、ここからの駿河湾や富士山の景色もすばらしく、橋を渡る前にぜひ寄ってほしいスポットです。

橋を少し横から見ることになるので、長さをより感じられますよ。

いざ、大吊橋へ。視界いっぱいに広がる景色

三島スカイウォーク3

橋を渡りながら見られるこの景色は、三島スカイウォークの最大の楽しみ!

地上との高低差もあるので、スリルを感じながらも美しい景色の広がりを楽しめます。

大きな橋は風の影響を受けやすいのですが、三島スカイウォークでは「オープングレーチング構造」という風を通しやすい耐風安定化対策がされているので、かなり頑丈な構造になっています。

歩道幅も広く、人とすれ違う時も余裕があるので安心ですよ。

ケーブルが遠く伸びていく、遠近感を感じる場所

三島スカイウォーク4

吊橋をささえる大きなケーブルですが、橋の中央あたりでは歩道の手すりに近くなります。

このあたりから橋の端を見渡すと、ぐんっとケーブルが上へ伸びていく遠近感が出る構図が見られますよ。

ケーブル全貌が見えるように写真を撮ると、橋の長さを強く感じられる一枚に仕上がること間違いなしです。

展望デッキ周辺から写す、不思議な一枚

三島スカイウォーク5

橋を渡った先にも、橋を少し上から眺められる展望デッキがあります。

こちら側だと、橋の向こうに三島市、沼津市の街並みと奥には駿河湾が。橋を渡った後ならではの景色を堪能できますよ。

冬の時期は駿河湾に沈む夕日や、赤く染まる空と富士山を見ることができます。

夕方の時間帯では、橋の主塔を使って、まるでロウソクのような面白い写真が撮れますよ。

長さを感じる、下から覗き見る大きな橋

三島スカイウォーク6

展望デッキの近くの道を下っていくと、橋を下から見られる小道があります。ここからは上から見るのとは異なる迫力を感じられますよ。

吊橋を渡った先では、ロングジップスライドをしていると橋の下側に降り立つので、橋の下に富士山がある景色が見られます。

橋を渡った先にある「Kicoroの森」

三島スカイウォーク7

橋を渡った先の奥には、フォレストアドベンチャー・三島スカイウォークと「Kicoroの森」があります。

森の中は誰でもハイキングが楽しめる散策路になっているので、ちょっとした運動不足の解消には最適です!

6~7月の時期には、三島スカイウォークオリジナル品種を含んだあじさいの花が咲く「あじさい小道」が見られます。

ウッドチップが敷き詰められた、足に優しい小道

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「Kicoroの森」の散策路にはウッドチップが敷き詰められており、大変歩き心地の良い道となっています。

森の木陰のなだらかな傾斜を、足の負担も少なく散策できるでしょう。富士山のふもとの自然を感じることができる、森の中の楽しいひとときです。

すき間から富士山が覗くスポットも

三島スカイウォーク9

ぐるっと散策していると、アスレチックのすき間から、遠くに富士山が見えるスポットもありました。

撮影した日は、富士山の山頂から少し下のところに雲がかぶる「まえかけ笠」という形状でした。

富士山にかかる雲の様子は、色々な呼ばれ方があるので、写真に撮った後にどういう名称かを調べると面白いですよ。

冬のおたのしみ。駿河湾に沈む夕陽と街の夜景

淡いオレンジ色に景色が染まっていく夕暮れ時

三島スカイウォーク10

冬の時期では日が暮れる時間も早くなりますが、吊橋と一緒に夕陽に染まる富士山や景色が見られるのはこの時期になります。

例年、三島スカイウォークでは11月中旬から2月上旬の時期に、期間限定で午後4時以降に再入場が可能となる「サンセットスカイウォーク」を開催しており、夕暮れ時の三島スカイウォークからの眺めが堪能できます。

橋と自分の影が見えることも!

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日が傾き、橋の影が真下から少し横にずれていくと、地面が近い場所があるので、橋と渡っている人のシルエットがハッキリと地面に映し出されます。

短い距離の間ですが普段見慣れない構図になるので、帰り道にぜひチラっと横を見てみてください。

この時間帯、富士山はホンノリ桃色に

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夕陽が沈む短い時間帯の中で、富士山と空の色が様変わりしていきます。

景色全体が赤っぽくなっていき、富士山や伊豆の山々が影絵のようになったり、夕焼けのグラデーションが空一杯に広がります。

夏の時期の富士山は山頂に雪が積もっておらず、思っていたイメージとは違う姿が見られるかもしれません。

富士山の山頂が雪化粧されている状態は、例年10月から4月くらいの間に見られますよ。

モニュメントのあたりも暗くなってくると…

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横から夕陽に照らされて、モニュメントと吊橋が赤く染まり夕暮れ時を演出します。夕暮れ時には、この広場で写真を撮る人が多い様子でした。

日が落ちると、夕映えに染まる空と幻想的な夕暮れの景色に、つい時間を忘れてしまうほど。

夕陽をバックにシルエット撮影

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美しい駿河湾と街の夜景を眺めながら、夕陽を背にしてシルエット撮影をするのはいかがでしょうか。

被写体の表情が見えないことで、その情景を映し出すこともできますので、ぜひおためしください。

ドライブ途中にも絶対立ち寄りたい周辺スポット

ラグジュアリーな休憩スポット

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橋を渡るには入場ゲートを通る必要がありますが、ゲートを通る前にもカフェやギフトショップが並び、ドライブ途中のちょっとした休憩スポットとしても便利な施設となっています。

特に女性に嬉しいのが「ラグジュアリートイレ」。それぞれの個室は広く、パウダールームも完備されています。

女性トイレ側には日本庭園まであり、ラグジュアリーの名にふさわしい安心して使える綺麗なトイレです。

吊り下げられた花のシャンデリアにうっとり

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エスカレーターを上がった先にある「スカイガーデン」では、軽食が食べられるフードコートや、伊豆・箱根のお土産が揃っています。

花のシャンデリアが沢山吊り下がっているので、植物園にいるような気分を味わいながら休憩することができますよ。

ショップには、定番のものから面白いお土産も。ちょっとした待ち合わせにもいいですよ。

三島スカイウォークは絶景ビューの宝庫だった!

東京方面から伊豆へ旅行をするときなどに通る三島。以前は景色を楽しめる場所が少なく、三島は通過点となってしまうこともありました。

三島スカイウォークができたことで景観の良さが広く知られ、今ではドライブの休憩所としても旅の目的地としても人気のスポットに。

一度訪れたことがある人も、異なる季節や時間帯の変化を楽しんでほしい、絶景が見られる吊橋です。

三島スカイウォークへのアクセス

  • 【営業時間】

    9:00-17:00 年中無休

    【住所】静岡県三島市笹原新田313

    【料金】大人:1,100円 中高生:500円 小学生:200円

    【駐車場】400台 無料

    バスで向かう場合:
    JR三島駅より東海バス、約20分。「三島スカイウォーク」で下車
    ※三島スカイウォークの営業時間以降は、バス停の場所が三島スカイウォークの外に変わります。バスで帰られる場合には、最終便の時間とバス停の場所をご確認ください。

    タクシーで向かう場合:
    JR三島駅より約20分

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。