仙石原の古民家カフェ「本喫茶わかば」で、本とお茶に癒されよう
箱根町|【更新日】2023年4月9日

仙石原の古民家で営まれているブックカフェ「本喫茶わかば」。
心がゆるむ落ち着いた空間で、おいしいお茶やスイーツを楽しめます。
仙石原や近隣地域の雑貨も販売されていて、お土産を買うにもぴったりの場所。
今回はそんな本喫茶わかばの魅力をお届けします。
目次
築70年以上の古民家をカフェに!和室が癒される
元は畳屋さん!民家にお邪魔したような気分を楽しんで
本喫茶わかばは築70年以上の古民家で営まれています。
元々は畳屋さんやお土産屋さんとして使われていた場所で、当時の屋号「若葉」を引き継ぎ、「本喫茶わかば」として2021年にオープンしました。
入口はお店というより家の玄関のようで、仙石原の民家にお邪魔するような特別な気分を味わえます。
奥に広がる和室が懐かしさを誘う
玄関から入って右手に広がる和室が喫茶スペースで、1人席や3~4人掛けの席が設けられています。
古民家に残っていた家具を中心に、北欧風のインテリアが組み合わされた温かみのある空間です。
まるで実家に帰ってきたような懐かしさを感じました。
冬は真ん中に石油ストーブが設置されていて、幼少期に学校でかいでいた懐かしい匂いに心が弾みます。
足柄ゆかりのブレンド茶を、手づくりのお菓子と一緒に
足柄の茶屋がブレンド!和漢植物のお茶がおすすめ
ドリンクメニューはたくさんありますが、仙石原近隣の足柄上郡山北町にある茶葉販売店「いわしや」がブレンドした和漢紅茶がおすすめです。
烏龍茶ブレンドやプーアールブレンドなど数種類があり、それぞれの効能も紹介されています。
今回いただいた「祁門(キーモン)紅茶ブレンド」は寒さが苦手な人向けです。
シナモンの甘い香りが漂う飲みやすいお味で、ゆっくりといただきました。
シフォンケーキとスコーンは日替わりの味を楽しんで
スイーツメニューもさまざまで、パティシエとして働いていた経験がある店主の手づくりです。
シフォンケーキとスコーンは週に2、3回フレーバーが変わるので、訪れた時季ならではの味を楽しんでください。
仙石原からほど近い小田原市早川産のレモンを使ったチーズケーキも定番メニューです。その他、季節限定メニューもあります。
どれもおいしそうで迷ってしまうので、家族や友人とシェアをしてたくさん楽しむのもおすすめです。
現地発信!おすすめホテル・旅館は こちら
600冊以上の蔵書が読み放題!新刊・古本の販売もあり
ジャンルはさまざま。喫茶のお供に読書を楽しもう
喫茶スペースに面して設置されている大きい本棚には、600冊以上の本が収蔵されていて、自由に読むことができます。
本がずらりと並んだ光景を前にすると心が踊り、オーダーしたお茶とスイーツを待つ間に夢中で選びました。
小説や旅行記、漫画、箱根町史などさまざまなジャンルがあるので、その日の気分で手にとってみてください。
喫茶スペースにも何冊か並べられています。
棚ごとに店主がちがう!自分好みをの新刊を探してみて
本喫茶わかばでは新刊や古本の販売もしています。
新刊の販売スペースは「貸し棚」になっていて、棚ごとに店主がちがうというから驚きです
現役国語教師やパリが好きな人、仙石原で暮らす4人家族など、仕事も趣味も年齢も異なる人たちがセレクトした本が並んでいました。
各店主のカラーが出ているので、自分好みの棚を探してもいいですし、あえて新しいジャンルに飛び込んでみてもおもしろいですよ。
仙石原や近隣ゆかりの雑貨も販売
小田原市在住のイラストレーターが描いた箱根の風景のポストカードや、小田原市のアート団体「アール・ド・ヴィーヴル」がつくったノートや封筒、いわしやの茶葉など、地域性のある商品が販売されていました。
旅の思い出の品はどこででも買えますが、本喫茶わかばで買うと古民家での滞在の記憶がセットになるので、より思い出深くなるはず。
ぜひゆっくりと選んでみてください。
本喫茶わかばで、仙石原らしい本・食・雑貨を楽しもう
ほっと落ち着く古民家で、仙石原や近隣地域ならではの食事と読書、雑貨を楽しめる「本喫茶わかば」。
仙石原旅行の際、観光地を巡った後に休憩がてら立ち寄るのがおすすめです。ぜひ癒しを求めて訪れてみてください。
本喫茶わかばへのアクセス
- 【住所】
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-267
【駐車場】なし
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。