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祭神様は坂田金時!仙石原の「公時神社」で、金太郎のパワーをもらおう

箱根町|【更新日】2023年4月9日

祭神様は坂田金時!仙石原の「公時神社」で、金太郎のパワーをもらおう

「公時神社(きんときじんじゃ)」は、仙石原にある金時山の麓に鎮座しています。

「まさかりかついで金太郎〜」の童謡でおなじみの坂田金時が祭神として祀られており、あらゆるところで金太郎とのゆかりを感じられるスポットです。

今回はそんな、金太郎のパワーをもらえる公時神社の魅力をお届けします。

目次

金太郎のモデル「坂田公時」が祭神様

金太郎の生誕地・金時山の麓に鎮座

坂田公時は平安時代の武将・源頼光に仕え、四天王のひとりとして名をはせていました。

一説によると、金時山は坂田公時が生まれた場所だと言われています。

坂田公時を祭神とする公時神社は、金時山の麓に鎮座して仙石原を見守り続けてきました。

社殿越しにそびえ立つ金時山は迫力があり、見事な光景です。

広々とした境内には、巨大な「マサカリ」も

公時神社1

広々とした境内には澄んだ空気が漂っていて、心がほっと落ち着きます。

境内の一角には石でできた巨大なマサカリが据えられていて、金太郎らしさを感じられました。

「金時水」と書かれた手水舎は、水がたまる部分が大きい手形になっていて特徴的です。

そして、境内に足を踏み入れて驚くのが、10羽以上の鶏が放し飼いされていること。

金太郎とは特に関係はありませんが、公時神社名物のひとつです。

御朱印や絵馬まで。細かなところも金太郎モチーフ

公時神社2

公時神社は、細かなところまで金太郎のモチーフが取り入れられています。

おすすめは社務所でもらえる御朱印で、童謡のごとくマサカリを担いでクマに乗った愛くるしい金太郎がほどこされたデザインです。

金太郎デザインの御朱印帳も購入できるので、御朱印集めを始めてみてもいいですね。

絵馬やお守りも金太郎デザインになっていて、どこまでも公時神社らしさが感じられました。

こどもの日は、文化財「湯立獅子舞」が見られる

江戸時代は金時山の頂上で披露

公時神社3

毎年5月5日に行われる「公時祭り」では、仙石原に代々伝わる「湯立獅子舞(ゆたてししまい)」が披露されています。

7つの舞で構成されており、釜めぐりの舞では獅子が釜から放つ湯花を浴びると無病息災でいられるそうです。

江戸時代は金時山山頂で行われていましたが、大正時代から昭和初期の間に途絶えてしまいました。

これが神の怒りにふれたとして昭和8年(1933年)に復活したものが、今まで続いています。

2022年に国指定重要無形民俗文化財に

公時神社4

湯花を振りかけて無病息災を祈る「湯立神楽」は全国に残っていますが、獅子舞の形で行う湯立獅子舞は、箱根町と静岡県御殿場市にだけ伝わっている希少な伝統芸能です。

箱根町の湯立獅子舞は、2022年3月に国重要無形民俗文化財に指定されました。

この貴重な伝統芸能を一度は公時神社で見てみたいものです。

社務所には祭り当日に使う獅子の被り物や舞の写真が飾られているので、ぜひ雰囲気だけでも味わってみてください。

金太郎ゆかりのスポットは金時山にも

公時神社5

公時神社は金時山の麓にあるので、登山前に参拝していく人も多いです。

金時山には、金太郎が遊んだとされる「金時手毬石」や、金太郎が暮らしたとされる「宿り石」などの関連スポットが点在しているので、時間があるときは登山も一緒に楽しんでみてください。

公時神社で、登山前の安全祈願や子どもの健康祈願を!

子どもから大人までが楽しめる、金太郎とのゆかりが深い公時神社。

登山前の安全祈願や子どもの健康祈願に持ってこいのスポットです。

仙石原を訪れた際にはぜひ足を運んで、金太郎のモチーフを探しながら楽しんでください。

公時神社へのアクセス

  • 【営業時間】

    神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1181

    【料金】 なし ※御朱印や絵馬などは有料

    【駐車場】あり

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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