
武雄市内で最も古い神社「武雄神社」。武内宿禰(たけしうちのすくね)を主神とし、仲哀(ちゅうあい)天皇、神功(じんぐう)皇后、応神(おうじん)天皇、武雄心命を合祀し北麓に奉遷し武雄宮が創建されました。
境内の奥にあるもみじ通りを歩くと樹齢3000年の大楠が神々しく姿を現します。高さ27メートル、根回り26メートル、根元は空洞になっていて約12畳の広さ。その圧倒的な存在感に、参詣者があとを絶ちません。

境内へ続く二ノ鳥居を通ると、右側にあらわれる縁結びの御神木「夫婦檜」。2本の檜が根元で結ばれ、樹の中ほどで再び枝が合着したといわれています。仲睦まじく立っているその姿から、根元は夫婦和合を、繋がった枝は様々な縁を繋ぐ縁結びの象徴として、多くの方が願掛けに訪れます。男女の縁に限らず、人との縁、仕事との縁、お金との縁など、人それぞれに願いはさまざま。鈴緒に宝来鈴という鈴を結び付け、願いを込めて奉納します。
また、造園の職人さんの遊び心で、夫婦檜周辺に天然のハート型の石が埋め込まれています。武雄神社へ訪れた際は、ぜひ探してみてくださいね。