平地に現れる大迫力の滝

嬉野温泉街から長崎方面へ1キロメートルほど行った嬉野川の上流にある、塩田川と岩屋川内(いわやがわち)川との合流付近にある「轟(とどろき)の滝」。
平地では珍しく高さ11メートル、三段からなる滝です。滝つぼの面積は約2500平方メートル。流れ落ちる水の音が、雷のように轟くことから「轟の滝」の名がつきました。川底は洗濯板のようになっていて、ごつごつとした岩肌を水が流れていきます。

周辺は公園になっており、夏には涼を求めて多くの人が集まります。春は公園一帯に桜が咲き誇り、滝と桜を同じ場所で見ることができる名所となっています。下流にある滝見橋は、滝を眺める絶好のポイントです。