推定樹齢350年を超える、国の天然記念物に指定された巨樹

約550年ほど前、明から渡来した中国人が伝えたといわれる嬉野茶。中国人が居住していたといわれる不動山皿屋谷には今も見渡すかぎりの茶畑がひろがっています。
その中で大きく枝を広げ育っているのが大茶樹。枝張り約80メートル、樹高約4.6メートルあり、慶安年間(1648~1652年)に、嬉野茶の祖・吉村新兵衛が植えた一本といわれています。

一年を通して青々とした茶の樹を眺めることができるこの場所は、「うれしの茶発祥の地」として礎が建立されています。