文字通り“生産者の顔の見える直売所”で、名産の干し柿を

「道の駅大和 そよかぜ館」は、景勝地・川上峡にかかる官人橋から1.5キロほどの場所にあります。大和インターチェンジからも車で5分程度と、高速道路からのアクセスもいい。国道263号と嘉瀬川(かせがわ)に挟まれており、すぐ裏を嘉瀬川が流れる絶景のロケーション。
年間で約110万人が訪れる人気の直売所である「そよかぜ館」の店頭には、地元産の農産物を中心に、200品目を超える商品が並びます。全ての商品には生産履歴が付いており、店内中央に掲げられたパネルでは、100名以上の生産者たちを顔写真とともに紹介するという徹底ぶり。葉物は1日、根菜は2日などと販売期間を細かく分け、鮮度管理にも気を配っているそうです。

地元の大和町・松梅地区では干し柿の歴史が古く、200年以上続く名産品として知られています。いわゆる“吊るし柿”だけでなく、スティック状にカットされたものや、羊羹、ドレッシングなどの加工品、干し柿のピューレを練り込んだ手作りパンまで、干し柿にまつわる商品はバラエティに富んでいます。
中でも特に人気なのが、同館併設のソフトクリームコーナーの「干し柿ソフトクリーム」。裏手のベンチで川を眺めながら味わうのがおすすめ。また、すぐ隣にはオートキャンプ場があり、コンロの無料貸し出しを行っているので、同館で調達した食材を持ち込んでのバーベキューも可能です。