1. 北海道カントリーサイン/利尻町

連載

【カントリーサイン】あなたの好きな北海道の“あのまち”をピックアップ。いくつ解けるかな?

北海道カントリーサイン/利尻町

【投稿日】2016年08月09日(火)| 北海道発

【正解】利尻町
面積/76.49平方キロメートル
人口/約2100人

宗谷地方西部の日本海上にある離島・利尻島の西部に属するまち。
アイヌ語「リイ・シリ」で「高い・島」を意味する。利尻島の中央には1721メートルの利尻山(りしりざん)がそびえ立つことから、「高い山のある島」と訳すことができる。

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北海道の北端・稚内市から西方・約53キロメートルの日本海に浮かんでいるように見える島・利尻島。春から夏にかけては、数多くの高山植物が咲き、多くの野鳥がさえずる自然の宝庫だ。秀峰・利尻山に上るため、初夏~夏には多くの登山客がこの島を目指す。観光目的で訪れたならば、 沓形(くつがた)登山ルートの「見返台園地」を目指してみよう。 利尻山の5合目にあたる標高450メートル地点に駐車場があり、そこまでは車で登ることができる。


▲「見返台園地」の駐車場からは、さらに100段の階段を上る。絶景を見るため、がんばろう!
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▲利尻山に降った雨・雪が30年の月日をかけて地上に湧き出す。写真は「麗峰湧水」
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特産は利尻昆布、うに (ウニ丼)。 利尻山に降り注いだ雨や雪解け水が時間をかけてたっぷりとミネラルを含み、地上に出ることのないまま伏流水(ふくりゅうすい)として海底で湧き出ている。そのため、淡水が沖で清らかな海水と混ざり合い、利尻昆布とそれを食べるウニを育てるといわれている。日本の三大だし昆布・利尻昆布の出汁を凝縮したスープをつくるラーメン店「味楽」はミシュランガイド北海道2012に掲載された名店。焼きしょうゆラーメンが人気のメニューだ。


▲島の名産「利尻昆布」。真昆布、羅臼昆布と並ぶ高級品

また、観光客には、海鮮とともに利尻産の牛乳からつくられた乳酸飲料「ミルピス」も人気。豆知識として覚えておいても面白い。

春から秋にかけて自然との触れ合いを求めて多くの人が訪れる利尻島では、登山のほかにも、釣り、また冬の期間はバックカントリースキーを楽しむ外国人観光客が増えている。ゴマフアザラシのふれあいやウニ剥き体験など、直に見て触れて感じられる体験プログラムの豊富さも利尻島の魅力。

カントリーサインには利尻島のマスコットキャラクター「りしりん」も描かれている。頭に咲いているのは町花である「エゾカンゾウ」の花だ。「りしりん」が浸かっている「利尻ふれあい温泉」の炭酸水素含有量は国内トップクラスであり、空気に触れると茶褐色に色が変化するため「金の湯」とも呼ばれる。7~9月には無料で足湯も楽しめる温泉だ。

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【投稿日】2016年08月09日(火)【投稿者】たびらい編集部

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