流氷観光砕氷船おーろら/網走
【投稿日】2013年11月14日(木)| 北海道発
氷を砕き進む圧巻のクルーズ。

冬の流氷観光の定番とも言える流氷観光砕氷船おーろら号。普通の漁船では進めない氷の海を、文字通り氷を砕きながら進む。一度に400名以上が乗船できる大型船で、展望デッキからは氷が砕ける音や衝撃が感じられる。クルーズは網走港にある道の駅「流氷街道網走」の乗船場から網走沖に出て能取岬を巡りまた戻る1時間前後のコース。二ツ岩、帽子岩など網走の奇岩はもちろん、晴れた日は遠く知床半島を望み、知床連山を背景に流氷のパノラマが広がる。
海上は平均でマイナス5度前後なので寒さ対策は万全に。船体を揺らしながら氷を砕き進むさまはまさに圧巻だ。船が通った後の一瞬、氷が開け海水が見えるが、すぐまた氷が押し寄せ閉ざされてゆく。運が良ければ、氷の上にアザラシや天然記念物のオオワシ、オジロワシを見ることができる。
流氷が接岸していない場合でも、おーろら号のクルーズで行ける沖合に流氷が来ている場合がある。ただし、流氷は、風と潮の流れでつねに移動しており、午前は見えていても、午後からは遠くに流され見られない、逆に短時間で大きく位置を変え、見えることもることもある。船で行ける範囲に流氷がない場合には能取岬までの海上遊覧となる。流氷時期は観光客も多く、満員の場合は乗船できないこともあるので、事前に予約することをおすすめする。
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【住所】網走市南3条東4丁目5の1 道の駅(流氷街道)
【交通】JR:釧網本線桂台駅から徒歩約10分
車:札幌中心部から約4時間30分(道央自動車道 比布JCT経由)
【駐車場】あり(乗用車400円)
【運航期間】1月20日~4月3日
【料金】大人3300円、小学生1650円
【投稿日】2013年11月14日(木)【投稿者】たびらい編集部