1. 大雪山旭岳ロープウェイ|約10分で標高約1600メートルへ。国内で唯一、森林限界の上を走る

大雪山旭岳ロープウェイ|約10分で標高約1600メートルへ。国内で唯一、森林限界の上を走る

【投稿日】2017年10月30日(月)| 北海道発

最大101人乗りの旭岳ロープウェイ

大雪山は標高2291メートルの主峰・旭岳を中心に、20連峰におよぶ標高2000メートル級の山々の総称です。

大雪山国立公園は面積が約23万ヘクタールと神奈川県に匹敵する広さを持ち、その山々の連なりは「雄大」という言葉がまさにピッタリ。その大雪山国立公園の北部にあるのが「大雪山旭岳ロープウェイ」です。

大雪山旭岳ロープウェイ

▲標高約1100メートルにある山麓駅を出発。最大101人乗りで乗車時間は約10分と快適な空中散歩を楽しむことができます。

大雪山旭岳ロープウェイ

▲大雪山旭岳ロープウェイは、日本国内で唯一森林限界(高い木が森林状態で分布する限界線)の上を走り、高山帯まで運行するロープウェイ。標高1400メートルを過ぎると背の高い木がまばらになり、低い木へと植生が変化する様も見所のひとつです。

大雪山旭岳ロープウェイ

▲下を見れば原生林が生い茂しげり、視界一面に緑が広がっています。

大雪山旭岳ロープウェイ

▲標高約1600メートルの姿見駅。登山シーズンは6月下旬から10月初旬とされ、例年6月下旬でも雪が残っています。

日本で最も遅く「チシマザクラ」が開花する場所と言われ、高山植物の花々が見頃を迎えるのは7月下旬、9月中旬からは日本で最も早く紅葉が訪れます。

大雪山旭岳ロープウェイ

夏場であれば、姿見駅から1周約1時間の「姿見の池周遊コース」をめぐるのがおすすめ。距離にして約1.7キロのコースでは、鏡池・すり鉢池の夫婦池が見られるほか、池の周りに咲く可憐な高山植物、エゾシマリスなどの野生動物に出会えることも。

水面に逆さ旭岳を眺めることができる「姿見の池」は、旅の良き思いでになること間違いなしです。

■大雪山旭岳ロープウェイ
【住所】北海道上川郡東川町旭岳温泉
【交通アクセス】車:札幌中心部から道央道旭川鷹栖IC経由で約3時間
    JR:函館本線旭川駅から旭川電気軌道運行のバス「いで湯号」で約1時間
【駐車場】あり(1日500円)
【営業時間】時期により異なる
【運休日】整備点検による運休、天候による運休あり
【料金】ロープウェイ運賃:6月~10中旬 大人往復3,200円、小人1,600円
             10月中旬~5月末 大人往復2,200円、小人1,500円
【問い合わせ(TEL)】0166-68-9111
【公式サイト】http://asahidake.hokkaido.jp/ja/


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【投稿日】2017年10月30日(月)【投稿者】たびらい編集部

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