1. 姿見の池|大雪山旭岳ロープウェイの空中散歩の先に出会える神々の庭へ

姿見の池|大雪山旭岳ロープウェイの空中散歩の先に出会える神々の庭へ

【投稿日】2017年10月30日(月)| 北海道発

姿見の池

北海道のほぼ中央に位置する大雪山連峰の主峰・旭岳。標高2291メートルのこの山は、「日本の百名山」にも選ばれている人気のスポット。標高約1600メートルまでロープウェイで進むことができ、終着駅の姿見駅を降りた先に出会えるのが、この「姿見の池」です。

大雪山旭岳ロープウェイ

▲旭岳の麓にある山麓駅から、大雪山旭岳ロープウェイに乗って約10分の空中散歩。

姿見の池周遊コース

▲姿見駅の待合室では到着した人を対象に、3分ほど山に関するレクチャーを行っています。雪が残っている時期は残雪状況、見頃の高山植物の場所や動物・野鳥の目撃情報など旬な情報を教えてくれますよ。

道がぬかるんだ雪の上を歩いたりすることもあるので、姿見駅では有料で長靴の貸出しも行っています。

姿見の池周遊コース

本格的な登山コースもありますが、おすすめは1周1時間、距離にして約1.7キロの「姿見の池周遊コース」。こちらであれば、初心者でも気軽にチャレンジすることができます。

姿見の池周遊コースは駅を出発して第一展望台、そして10分ほどで第三展望台に到着します。ここまでは意外とすぐです。

姿見の池周遊コース
姿見の池周遊コース

もう少し進むと鏡池・すり鉢池の夫婦池があり、その岸辺は高山植物に囲まれた水辺になっています。第四展望台への道は、周遊コースの中でも頻繁にエゾシマリスに出会える場所として有名。見つけたらすかさず写真を撮りましょう!

やさしく揺らぐ、可憐な高山植物もかわいいです。

姿見の池周遊コース

▲第四展望台から10分ほどで姿見の池と姿見展望台に到着。雪が解けていたら水面に逆さ旭岳を眺めることができることから、「姿見」という名前なのですね。

体力が許せば、途中で姿見の池の先にモクモクと噴煙をあげる噴気孔へ行くのも面白いですよ。

旭岳は夏でも気温の変化が激しく、突然寒くなることも。訪れる際には温かい格好がおすすめです。かつてアイヌ民族がカムイミンタラ(神々の庭)と呼んだ姿見の池一帯は、必見ですよ。

■大雪山旭岳ロープウェイ
【住所】北海道上川郡東川町旭岳温泉
【交通アクセス】車:札幌中心部から道央道旭川鷹栖IC経由で約3時間
    JR:函館本線旭川駅から旭川電気軌道運行のバス「いで湯号」で約1時間
【駐車場】あり(1日500円)
【営業時間】時期により異なる
【運休日】整備点検による運休、天候による運休あり
【料金】ロープウェイ運賃:6月~10中旬 大人往復3,200円、小人1,600円
             10月中旬~5月末 大人往復2,200円、小人1,500円
【問い合わせ(TEL)】0166-68-9111
【公式サイト】http://asahidake.hokkaido.jp/ja/

【投稿日】2017年10月30日(月)【投稿者】たびらい編集部

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