津別峠展望台|屈斜路湖を望める隠れた名所
【投稿日】2013年11月15日(金)| 北海道発
屈斜路湖を望める隠れた名所

網走と釧路の境界付近にある津別峠は、阿寒国立公園内・屈斜路湖の北西に位置します。開館期間は、例年6月頃から10月まで、冬期間の11月から5月頃までは、588号が通行止めとなり展望台へは行けないので注意を。
また、峠の道は舗装されていますが、観光バスなどの大型車の通行は禁止。運転中にキツネや鹿、リスなどの小動物に出会うことも多い自然豊かな場所です。
峠から林道に入り2.5キロほど登ると、津別峠展望台にたどり着きます。標高947メートルもある展望台からは、視界を遮るものがない360度の大パノラマが。天気が良ければ、和琴(わこと)半島や屈斜路湖(くっしゃろこ)、硫黄山、斜里岳(しゃりだけ)、摩周岳、雌阿寒岳(めあかんだけ)や雄阿寒岳(おあかんだけ)、知床連山なども見えますよ。標高が高いため雲がかかりやすく、雲海に覆われることも多くありますが、屈斜路湖が雲海に覆われている景色も素晴らしく、日の出を狙って多くのカメラマンが訪れるスポットです。
津別峠展望台は、ヨーロッパの古城のような外観で、トイレや売店もあります。屈斜路湖を見下ろせる峠の名所として美幌峠もありますが、標高490メートルと津別峠よりも低く、津別峠からの眺めの方がよいと評判。
夜には星空も楽しめ、天然のプラネタリウムのように星が輝いて見えます。ただし展望台は夜間閉鎖のため、周辺の広場からの観察となります。展望台から車で約15分の場所には津別温泉もあり、隠れた名所として知られています。
■津別峠展望台
【住所】北海道網走郡津別町字上里
【交通アクセス】JR:釧網本線摩周駅から車で約1時間
飛行機:女満別空港から車で約1時間30分
【駐車場】あり 無料 22台
【問い合わせ】0152-76-2151/津別町産業振興課 商工観光グループ
【開館期間】6月1日~10月30日(11月から5月まで冬期間通行止め)
平成30年(2018):5月26日(土)~10月31日(水)
【開館時間】9時~19時※トイレは24時間利用可
【公式サイト】 http://www.town.tsubetsu.hokkaido.jp/60camera/
【投稿日】2013年11月15日(金)【投稿者】たびらい編集部