1. 「渡辺淳一文学館」秘蔵品から直筆原稿までを展示。札幌で直木賞作家の足跡に触れる旅

「渡辺淳一文学館」秘蔵品から直筆原稿までを展示。札幌で直木賞作家の足跡に触れる旅

【投稿日】2017年05月19日(金)| 北海道発

北海道出身の直木賞作家・渡辺淳一氏に関する展示が行われている文学施設



地下鉄中島公園駅から徒歩8分、「渡辺淳一文学館」は札幌コンサートホールKitaraの近く、住宅街の一角にあります。建物は日本を代表する建築家・安藤忠雄氏のデザインによるもので、お洒落な雰囲気です。



▲2階が主な展示スペースになっており、壁にはたくさんの写真が飾られています。渡辺氏の作品は映像化されているものが多いため、主演俳優との舞台裏写真は見応え抜群。



▲幼少期の思い出の品も多数展示されており、中には、なんと通知表も。作家になってからの取材メモや直筆原稿、台本などが展示されており、ファンにはたまらない世界観をつくり出しています。

また、テーマごとに渡辺作品を紹介する企画展示室も必見。初期の医学を題材としたものや男女小説など、深く掘り下げて知ることができます。デビューまでの秘話を渡辺氏自身が解説してくれる音声ガイド(有料)もおすすめです。




▲1階は渡辺氏の作品や関連書籍をはじめとした図書室になっており、ここでしか買えないオリジナルグッズの販売や喫茶スペースもあります。



地下の多目的ホールでは本格的なコンサート、舞台など様々なステージが上演されている他、音楽教室発表会など、一般貸し出しも行っています。
平成26年(2014)に惜しくもこの世を去った渡辺淳一氏。展示を通して、生い立ちや文学世界に触れられる素敵な記念館です。

■渡辺淳一文学館
【住所】北海道札幌市中央区南12条西6丁目414
【交通】JR札幌駅から車で15分、地下鉄中島公園駅3番出口から徒歩8分
【開館時間】9時30分~18時(11月~3月は~17時30分)※最終入館30分前
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
【入館料金】一般300円、小・中学生50円    
【電話番号】011-551-1282
【公式サイト】http://watanabe-museum.com/

【投稿日】2017年05月19日(金)【投稿者】たびらい編集部

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