金大亭/石狩市
【投稿日】2013年06月24日(月)| 北海道発
鮭+野菜+山椒が織り成す旨みのハーモニー。これぞ、元祖石狩鍋の底力!

北海道の郷土料理に、石狩市が発祥と言われる石狩鍋がある。鮭のアラでダシを取り、甘みの出るキャベツや玉ねぎなどの野菜、そして鮭を煮込む。最後に山椒を振りかけて味をシメるのが元祖石狩鍋の特徴だ。現在、石狩市では「石狩鍋復活プロジェクト」と銘打ち、市内で石狩鍋を提供する飲食店を倍増させる計画を展開中。その参画店の中で、石狩鍋の老舗と言われる店が金大亭だ。
創業は明治13年(1880)。古い番屋を改造した店舗は、小樽の建築様式を取り入れた風格あるたたずまい。訪れた人はまずその店舗に度肝を抜かれるが、メインはやはり石狩鍋。小ぶりの鍋にぎっしりと詰まった野菜と鮭、そして、ふんわりと漂ってくる山椒の香り。一般家庭で石狩鍋に入れる白菜や人参、大根を入れないのは、スープに甘さを出すためのこだわりだ。鍋に春菊を入れ、イクラをちらして完成。
「鮭は捨てるとことがない」との店主の弁。鍋以外にも、コース料理で鮭をまるごと一匹余すところなく提供している。
【店舗名】金大亭
【住所】北海道石狩市新町1番地
【交通】バス:札幌駅ターミナルから中央バス石狩行き約55分で終点下車、徒歩5分
車:札幌中心部から約50分(創成川通経由)
【駐車場】あり
【電話番号】0133-62-3011
【営業時間】11時~21時(ラストオーダー19時)
【定休日】不定休※完全予約制
―【石狩の観光情報をもっと知る】――
・石狩観光で役立つ!石狩の人気観光スポット
――――――――――――――――――
【投稿日】2013年06月24日(月)【投稿者】たびらい編集部