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人気の列車を一度に楽しめる!「カシオペア+新幹線はやぶさ号」で行く車中1泊函館の旅が発売に
【投稿日】2016年08月13日(土)| 北海道発

「カシオペア」は、上野駅~札幌駅間を運行していた寝台特別急行列車だ。「快適空間を実現した寝台列車」というコンセプトの元、全客室が2名用A個室寝台列車として開発された。
JR初のオール2階建の寝台客車として、平成11年(1999)年7月から運行を開始 。ウエルカムドリンクや朝刊、部屋着やタオルを用意するなど、ホテル並みのサービスを提供しており「乗り心地もよく、豪華で優雅なひとときを過ごせる」と人気に。特にゴールデンウィークや夏休みシーズンのチケットは発売と同時に完売するほどの人気ぶりだった。
平成28年(2016)3月に「カシオペア」は寝台急行としての運行を終了したが、平成28年(2016)6月より、旅行会社のツアー専用団体臨時列車として、東日本エリアを中心に各地へ運行することとなった。この夏楽しめる注目のツアーのひとつが、平成28年8月20日(土)および27日(土)に催行される“カシオペア紀行「カシオペア+新幹線はやぶさ号」で行く車中1泊函館の旅”だ。寝台特急として人気のカシオペアと、新幹線はやぶさ号を一度に体験できる内容となっている。
出発地は上野駅。大宮駅を経由する盛岡駅までの道中を、カシオペアでゆったりと一晩過ごすことができる。盛岡駅から新函館北斗駅までは、はやぶさ号での旅だ。その先は普通列車で、終着駅の函館駅へと向かう。
料金はカシオペアの客室によって異なり、片道分の運賃と夕食、函館朝市利用券1300円分が含まれている。用意されている客室は三種。最後尾わずか1室のみ、180度パノラマの流れる景色を堪能できる「カシオペアスイート(展望室)」、一室で上段と下段を独占するスイートルーム「カシオペアスイート(メゾネット)」、テレビやソファなどの室内設備も充実した「カシオペアツイン」がある。二名以上、偶数人数での申し込みとなり、駅の窓口での一般発売でなく、びゅうプラザや各旅行会社への申し込みが必要だ。
インターネット上では、「旅の街.net」「えきねっと」からの購入が可能なので、チェックしてみてほしい。