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新しい知床のイメージを見つけよう!「写真ゼロ番地 知床2016」がスタート
【投稿日】2016年07月25日(月)| 北海道発

世界自然遺産の知床で、写真家の石川直樹氏と一緒に写真について考え、知床の新しいイメージを発見するイベント「写真ゼロ番地 知床2016」が、この夏スタートする。今年度は石川氏が講師を務めるワークショップやトーク、地元実行委員会メンバーが企画する写真にまつわるイベントを重ね、雄大な自然や野生動物にとどまらない知床の多様なイメージ発信を目指す。
石川直樹氏は辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている写真家。知床にも何度も撮影などで訪れており、地元住民と交流する中で、知床を舞台にした写真イベントを開催できないかと実行委員会と一緒に企画を立ち上げた。
第1弾イベントは平成28年(2016)8月26日(金)に、知床・斜里町で開催する写真ワークショップ@斜里。「新しい知床の魅力」をテーマに参加者が撮影した写真(20枚以上)をプリントして持参する。これに対し、石川氏からの講評を受け、また他の参加者と交流をもつという内容となっている。第2弾は10月22日(土)に知床・羅臼町で行うトークイベントと、翌日23日(日)に知床・斜里町ウトロで行うスライド&トーク。第3弾として12月にも何らかのワークショップを開催する予定だ。
知床は「秘境」という言葉に代表されるダイナミックな自然の印象が強いが、石川氏は「地域に根付いた人々の暮らし、独自の文化や歴史も含めて新しい知床の一面を垣間見せていきたい」と話す。写真を通じて、どんな知床の姿が浮かびあがってくるだろうか。ぜひ注目してほしい。