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春先(3月~4月上旬)の北海道、服装はどんなものがおすすめ?
【投稿日】2018年02月26日(月)| 北海道発

3月~4月上旬の北海道は、ちょうど雪のイベントシーズンと桜の開花の合間に当たり、人混みの少ない季節。しかし、ニセコ・ルスツなどの積雪量の多いエリアではまだウィンターリゾートを楽しむことができ、函館・札幌などの都市部では、混雑しない街の中を散策できます。
パッケージツアーの値段も安い時期であるため、あえてこの時期を狙って旅行する人もいるほど。
格安のツアープランを使って、あえてグルメを目当てに訪れるなど、北海道の旅行に慣れたツウ向けの季節といえるでしょう。
3月、北海道は雪が降り、とけ、凍り、また雪が降り…を繰り返します。春本番の温かい陽が差す日もあれば、非常に冷え込む場合も。とにかく気温が不安定で、道民も体調を崩しやすい季節です。
道内各地は日中でも10℃になる日がなく、もちろん夜間は氷点下の気温。旭川では平均気温もマイナス1.8℃ほどです。上着は厚手のジャケットやコートを準備しましょう。オーバーパンツまでは必要ありませんが、保温性の高いアンダータイツを履くのがベスト。
この寒さは基本的に4月上旬まで続きます。一般家庭でも、まだ普通にストーブをたいている時期。本州以南から訪れる人は、ジャケット・手袋・首元を温めるマフラーを欠かさずに持ち込みましょう。
3月の道内各地の気温・積雪量
4月の道内各地の気温・積雪量

さて、3月下旬~4月上旬の北海道旅行で、特に気をつけてもらいたいのが足元。道路の雪・氷が日中にとけ、夕方にはシャーベット状の“水たまり”をつくるのが、この時期の常です。氷水の水たまりは深いもので10センチほどもあり、防水性のないスニーカーなどで足を踏み入れれば即座にびしょ濡れです。
そこで、北海道民が履くのは、基本的にブーツか靴底の厚いもの。撥水性能の高いアウトドアブーツがベストですが、持っていない人は、ぜひ旅行前に自前ブーツに防水スプレーを。“ぐちゃぐちゃ”になる春先の雪対策を万全にしてください。
道路のコンディションはエリアや日照条件によってさまざま。全面的な凍結は少ないものの、日の当たりにくい路面は部分的に凍っており滑りやすいです。ブーツでもヒールタイプではなく、生ゴムなどの滑りにくいソールや路面を確実にとらえられる、面の広いソールのものを履いてほしいところです。
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3月でも間に合う! 北海道の冬遊び
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