雪解けの大地から、完全に初夏へと移行する6月。梅雨もなく、旅行には最適のシーズンに入ります。最高気温が道東は15℃を超え、ほかは20℃を上回り、25℃前後の夏を思わせる日もあります。札幌は46.8ミリと年間でもっとも降水量が少ない月で、梅雨のない初夏を楽しめます。晴れの日は20日前後と多く、野外イベントも多彩。海産物やメロンなど特産品の祭りが開かれ始めるのもこの時期です。
十勝岳や羊蹄山、雄阿寒岳では山開きが行われ、夏山のシーズンを迎えます。梅雨がないのが6月の北海道の特徴ですが、オホーツク海高気圧からの冷たい湿った風が吹くことによって数日間雨が降る蝦夷梅雨の時期があるので、油断は禁物です。