北海道発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
更新:2019年9月5日
雪が舞う12月の北海道は、全国の中でも指折りのロマンチックエリア。あなたの大切な人と、北海道ならではの本当のホワイトクリスマスを満喫してみて! 服装の注意点から旬のグルメまで、12月のおすすめ情報をまとめてみました。
[たびらいセレクション]
日中でもプラスまで気温が上がらない真冬日が増え、12月の北海道は冬が本格化。札幌、旭川、函館では100センチほどの積雪が見られます。 でも、この時期は街歩きが楽しくなるのが特徴的です。観光要素の少ない初冬の11月に比べて催しが盛んになり、イルミネーション+クリスマスイベントをセットで満喫できますよ。寒さ対策は万全に、積極的に夜の観光に出かけてみて。 路面凍結が多くなるため、車の運転には細心の注意を。雪道に慣れていない人は、公共交通機関を利用するのがベストです。
いよいよ、冬本番。12月、北海道の多くの地域で平均気温が氷点下まで下がり、降った雪が溶けることのない“根雪”になります。この寒さは、中国大陸やシベリアに中心をもつ高気圧の勢力が強まり、北海道付近を通過する低気圧がオホーツク海へと進む「西高東低」の冬型気圧によるものです。 道産子にとって12月の寒さは身にしみます。積雪はあるものの、ぐっと雪が増えるのは年明けの1月から。そこで、雪による保温効果がなく気温のみが低い状況が続き、とても辛い季節です。アンダーウエアへの配慮はもちろん、上着もフード付きのものを選んでください。ニット帽や耳あて、手袋で、特に末端の冷えを防ぎましょう。 また、降った雪が溶けては再び凍ることを繰り返し、12月は「ブラックアイスバーン」と呼ばれる凍結路面が多くなります。平坦なソールは避け、生ゴムやビブラムソールなど滑りにくい素材の靴を選ぶのが得策です。
本格的な冬が始まった北海道では、各地でイルミネーションイベントが開幕! 札幌、旭川、函館などの大都市に加え、ローカルスポットでも灯りを感じられるのがうれしいところです。 市街地を歩くだけでなく、ひと味変わった灯りのイベントを楽しみたいなら、函館の五稜郭公園で実施される「五稜星の夢(ほしのゆめ)」を見るのもおすすめ。地上約100メートルから見下ろす星型の城郭は、降り始めた雪に覆われ、ロマンチックな雰囲気に満ちています。五稜郭タワーは屋内施設のため、寒さを気にせず市街の夜景を眺望できるのもおすすめポイント。 また、紋別や釧路など、オホーツク・道東地方を中心に旬の海鮮を扱うイベントも多数開催されます。身の引き締まった北海道ならではの魚を味わってみてはいかが?
見た目はかなりのグロテスク……でも、その味はまさしく絶品! 数ある冬の海産物の中でも、注目して欲しいのが「トゲカジカ」です。約70センチと、カジカの仲間の中で最も大型に成長するトゲカジカは、身がとってもボリューミー。ダシがよく出るため、汁物や鍋料理でいただくのがおすすめです。美味すぎて「ナベコワシ」の愛称をもつこの魚、居酒屋で熱燗と共にぜひ。 また12月の海鮮では、十勝地方の毛ガニも旬を迎えます。例年、上旬には熱々の毛ガニを販売する「広尾毛がにまつり」を実施。広尾町では、15万球もの電飾を施した「広尾サンタランドイルミネーション」もロングラン開催されているので、セットで訪れるのもいいですね。
クリスマス〜大晦日〜年明けが料金の上がる時期。20日までは、年間を通して最も旅行料金が低く抑えられているので、リーズナブルな旅行が可能です。イルミネーションイベントの多くは12月初旬から開催されており、見所も多いため、前半に旅行しても十分に楽しめます。
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