1. 星が最も輝く場所。阿智村「浪合パーク」でオモシロ星空観賞会

星が最も輝く場所。阿智村「浪合パーク」でオモシロ星空観賞会

【投稿日】2019年08月29日(木)| 長野発

浪合パーク星空イメージ

標高1,200mの山間に位置する、長野県阿智村浪合地区は、環境省が実施する全国星空継続観測において「星が最も輝いて観える場所」に選ばれています。

浪合パーク外観

2018年7月7日(七夕)にオープンした「浪合パーク」は、本格的な天体観測や天体写真、星景写真の撮影を目的とした施設です。

浪合パーク 映像投影ホール

じっくりと「星を見る」体験ができるよう、館内には映像投影ホール、屋外の公園エリアには、10棟の星空デッキを設置しています。

もともとは温浴施設だったところを改装しているので、施設内はトイレはもちろん、夜間観察する方向けの休憩室まであり、とても綺麗!

浪合パーク 写真展示コーナー

海外でも賞賛を浴びている星景写真家「宮坂雅博」氏や「小松由利江」氏の写真展示コーナーもあります(※)。講座を含めた撮影会も毎月開催しているそう。

※特別企画展は期間限定となります。詳しくは施設に直接お問い合わせください。

浪合パーク 星空ショップ

施設内の「星空ショップ」では、観賞用のグッズや夜間観察をする方向けの夜食コーナーなども用意されています。

浪合パーク 星兄さん

本日の星空解説は、「星兄(ほしにい)」さんが担当!「星兄」さんは、全国のプラネタリウムをめぐる「星のお兄さん47都道府県出張爆笑星座解説ツアー」を開催するなど、面白いプラネタリウム解説がウリなんです。

浪合パーク 映像ホール

まずは、映像ホールで、本日の星空の解説を聞きます。北極星の見つけ方を最初に教わってから、それぞれの星座の探し方を教えてくれます。
「夏の大三角形って言うけど、どこ結んでも三角になるやん」と、小ネタを挟んでくれるので、ついついクスッとしてしまいます(笑)

浪合パーク 星兄さん

解説が終わったら、早速、公園エリアにて、星空鑑賞会に行ってみます!

浪合パーク 公園エリア入口

真っ暗の中、星兄さんに足元を照らしてもらいながら、ついていきます。
取材日は、月がすでに沈んでおり、星空鑑賞には絶好のタイミング!

浪合パーク 星空鑑賞

案内人の星兄さんは、夜空でも光るレーザーポインタで、星の位置を説明してくれます。先程、館内スクリーンで解説してくれた北極星の見つけ方からおさらいしつつ、いつもはどこかにあるかわからない星座もすぐに見つけられました。

見上げ続けると、首が痛くなるので、シートとブランケットを持参して、寝転がっている女性たちも。夏でも、都市部より10度以上低いので、手足が冷えないよう、寒さ対策必要ですね。

浪合パーク 星空デッキ外観

浪合パークでは、毎晩の星空鑑賞会のほか、10棟の「星空デッキ」(要予約)で、星空撮影や天体観測ができます。

浪合パーク 星空デッキ

高さ約1m50cmの仕切りも設置してあるプライベート空間なので、長時間の星空観察にオススメ。この日も3~4組のグループが利用されていました。

浪合パーク 星兄さんとたびらいスタッフ

星は、山中や駐車場など私有地以外で、じっくりと星空鑑賞ができるスポットはまだまだ多くありません。その点、「浪合パーク」では毎晩の星空鑑賞会をはじめ、「星空デッキ」の他にも「星空ハンモック」や「星空薪火」など楽しんでもらう工夫がたくさん!

浪合パーク 星空写真
▲浪合パーク星空イメージ 画像借用:阿智昼神観光局

小さいときに星空の魅力を知ると、大人になっても思い出に残りますよね。
スタッフの方いわく「カップルで来た人が、次は家族を連れてきてほしい」と、世代を問わず楽しめる施設になることを目指しているそうです。
ぜひ遊びに行ってみてくださいね。

■浪合パーク
【住所】長野県下伊那郡阿智村浪合1192-356
【電話番号】0265-48-8555
【アクセス】中央自動車道園原ICから 25分、中央自動車道飯田山本ICから 25分
【営業時間】18時~翌朝7時
星空デッキ利用可能時間①レギュラープラン:18時~24時、②オールナイトプラン:18時~翌朝6時
【定休日】なし
【利用料金】「星空鑑賞会」参加費 大人1,000円、星空デッキ利用①レギュラープラン:1棟 5,000円 ②オールナイトプラン:1棟 10,000円(1棟当たりの利用可能人数は1~4名様)
【駐車場】100台(無料)
【URL】https://namiai-park.com/


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【投稿日】2019年08月29日(木)【投稿者】たびらい編集部

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