
300年以上続く新嘗祭の夜の神事「祐徳稲荷神社のお火たき」は、毎年12月8日の日没から夜にかけて行われています。
「お火たき」は秋季大祭の一環で行う師走の伝統行事で、豊作と諸行繁栄を感謝する祭。宮司が祝詞を奏上し、神前の浄火が松明に移され、境内の木々を積み重ねて青竹で囲んだお山に点火します。一斉に燃え上がる高さ20メートルほどの荘厳な御神火に参拝者は歓声をあげます。火にあたると病が治り、罪やけがれが清められるといわれています。
また参集殿では、鹿島市内の主要特産品や土産物などを展示即売する「鹿島市特産品まつり」も開催されます。