唐津っ子たちに愛されてきた元祖“魚ロッケ”は、朝一番の揚げたてを狙おう

江戸時代から続く老舗「ふじ川蒲鉾本店」は、「魚ロッケ」の元祖と目される有名店。昭和の初めごろに、魚のすり身にカレー粉と玉ねぎ、人参の具を混ぜ、パン粉をまぶしてコロッケ状に揚げて商品化したといわれています。
魚ロッケは、港町ならではのハイカラな食べ物を作ろうと、二代目が考案したもの。当初は「ハイカラ天」として販売していたのだが、いつしか魚ロッケと呼ばれるようになりました。惣菜に、おやつに、つまみにと、老若男女問わず唐津っ子たちに愛されています。
「カレー風味」と「あっさり塩味」の2種類の味があり、いずれも1枚80円。また、同店では魚ロッケのほかにも、イカ下足天、ハモ天、玉ねぎ天など、種類豊富なすり身の天ぷらが並びます。ぜひ朝一番で、揚げたて絶品の魚ロッケを堪能してください。