赤麦鮮烈 幻の小麦「タクネ」を使った美瑛町限定の地ビール
【投稿日】2017年04月06日(木)| 北海道発

丘陵地帯で行われている農業が独特な風景を作り出している美瑛。この地方では、以前「タクネ」という品種の小麦が栽培されていました。
これは、やや朱色を帯びた穂と茎が特徴で、夕陽に照らされると赤く見えることから「赤麦」と呼ばれた小麦。美瑛の名を一躍有名にした風景写真家・前田真三氏の代表作に「麦秋鮮烈」があり、この写真に写っている麦も「タクネ=赤麦」です。

美瑛の地ビール「赤麦鮮烈」は、このタクネ小麦を使用しています。美瑛から姿を消した「タクネ」を復活させるべく、平成9年(1997)から活動を始めた「赤麦を守る会」によって、タクネ小麦畑は種まき・収穫、そしてビールの企画・制作が進められてきました。
平成22年(2010)から旭川の大雪地ビール株式会社が、このビールの製造を担当しています。
飲み口は洗練されており軽やかな風味、フルーティな味わいが特徴です。美瑛を旅行する際には、ぜひ道の駅「丘のくら」で購入してみて。
タクネ小麦は、7月中旬から刈り取りが始まり、見頃は7月12日からの3~4日間ほど。町内の「高谷農園」では刈り取りの様子を一部一般公開しています。また、美瑛町の「だぐらすふぁ~」では、この赤麦を使ったパスタも提供しています。
■赤麦鮮烈
【料金】赤麦鮮烈:1本 524円(税抜)
【容量】330ミリリットル
【販売施設】道の駅 びえい「丘のくら」
【住所】北海道上川郡美瑛町本町1丁目9-21
【交通】鉄道:「JR美瑛駅」から徒歩で3分
【駐車場】あり / 無料(普通車 46台、大型車 2台、身障者用 3台)

~美瑛とセットで楽しんで~
6月~7月が旬です♪ 富良野ラベンダーツアー特集
【投稿日】2017年04月06日(木)【投稿者】たびらい編集部