12月の北海道旅行!気温・服装・おすすめイベントや旬情報
北海道|【更新日】2025年11月20日
雪が舞う12月の北海道は、全国の中でも指折りのロマンチックエリア。大切な人と北海道ならではの本当の“ホワイトクリスマス”を満喫するのにぴったりな季節です。今回はそんな12月の北海道旅行で知っておきたい気温や服装、おすすめイベント情報、旅行費用の目安、そしてこの季節ならではの体験についてご紹介します。
目次
12月の北海道ってどんな季節?気候や服装
日中でもプラスまで気温が上がらない真冬日が増え、12月の北海道は冬が本格化。札幌、旭川、函館では100センチほどの積雪が見られます。
しかしこの時期は街歩きが楽しくなるのが特徴的です。観光要素の少ない初冬の11月に比べて催しが盛んになり、イルミネーション+クリスマスイベントをセットで満喫できますよ。寒さ対策は万全に、積極的に夜の観光に出かけてみて。
路面凍結が多くなるため、車の運転には細心の注意を。雪道に慣れていない人は、公共交通機関を利用するのがベストです。
12月の北海道の気象情報
北海道各地で根雪がはじまり、路面も凍結します。日中でも氷点下の真冬日になる地域があり、寒さも一段と増します。積雪量は札幌、旭川、函館が100センチ前後あり、道東は26センチ余と少なめ。オホーツク地域も100センチ前後で、平均気温は氷点下2.5度となります。
| 札幌 | 旭川 | 函館 | 釧路 | |
|---|---|---|---|---|
| 平均気温 | -0.9℃ | -4.2℃ | -0.1℃ | -1.9℃ |
| 最高気温平均 | 2.0℃ | -0.8℃ | 3.2℃ | 2.5℃ |
| 最低気温平均 | -4.0℃ | -8.0℃ | -3.6℃ | -7.0℃ |
| 降水量合計 | 114.5㎜ | 102.4㎜ | 94.6㎜ | 56.6㎜ |
| 降雪の深さ | 113cm | 158cm | 79cm | 26cm |
12月の北海道旅行で用意しておきたい服装は?
冬本番を迎える12月。上着はフード付きのコートがベスト。ダウンジャケットなら防寒用の帽子を忘れずに。マフラー、防水手袋は必携です。靴は滑りにくいブーツやスノトレがおすすめ。ボトムの下にはヒートテックなどのタイツをはき、オーバーズボンも着用するとより良いでしょう。北海道の冬は、とにかく寒く、雪も多く、道は凍って滑りやすいです。冬の北海道の旅は、万全な防寒対策と歩行に注意が必要です。
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12月開催おすすめイベント
本格的な冬が始まった北海道では、各地でイルミネーションイベントが開幕!札幌、旭川、函館などの大都市に加え、ローカルスポットでも灯りを感じられるのがうれしい季節です。
ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo
光り輝く幻想的なイルミネーションの下で、ドイツの文化や食に親しむことができる「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」。毎年11月末から12月25日まで札幌の大通公園で開催。ドイツ・ミュンヘン市と姉妹都市提携30周年を記念して2002年に初めて開催されて以来、同時期開催の「さっぽろホワイトイルミネーション」とともに札幌の冬の風物詩として親しまれています。
会場には、異国情緒漂う屋台が並び、ツリー・オーナメントなどのクリスマス雑貨が販売される他、ミュンヘン名物「白いソーセージ」やクリスマス市名物の「グリューワイン」など、本場のドイツグルメを味わえる屋台で盛り上がります。
また、会場の大通公園からすぐ近くの「札幌ビューホテル 大通公園」では、「2025ミュンヘンクリスマス市in Sapporo」で使える2000円券をセットにした朝食付き宿泊プランを販売中。この時期、札幌に旅行予定の方はぜひチェック!
「2025ミュンヘンクリスマス市」で使えるクーポン券付き朝食プランの詳細
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「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」の詳細
開催日:2025年11月21日(金)~12月25日(木)
開催時間:11:00~21:00(L.O.20:45)
開催地:大通公園2丁目(札幌市中央区大通西2丁目)
アクセス:大通駅下車後すぐ
駐車場:近隣の有料駐車場をご利用ください
公式サイト:https://www.sapporo.travel/white-illumination/event/munich/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
はこだてイルミネーション
雪の函館を訪れる観光客を幻想的な光景で迎える冬フェスティバル「はこだてイルミネーション」。会場は異国情緒たっぷりの元町界隈。元町公園をはじめ八幡坂、二十間坂、開港通りなど、元町の代表的な坂道が約15万個のイルミネーションで輝き、光の回廊で夜の函館を美しく彩ります。元町公園や八幡坂からは函館港も見え、よりロマンチック。開催は例年12月~3月末、点灯は日没~22時まで。
ベイエリアでは11月29日から12月25日まではこだてクリスマスファンタジーも開催され、そちらも12月の函館を華やかに彩ります。
▼詳しくはこちら
約16万個の光が彩る「はこだてイルミネーション」港町の冬景色を満喫しよう
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「はこだてイルミネーション」の詳細
開催日:2025年11月29日(土)~2026年3月31日(火)
開催時間:日没~22:00
開催地:八幡坂、二十間坂、開港通り
アクセス:市電:十字街電停下車、徒歩約5分
車:札幌中心部~約4時間(道央自動車道 大沼公園IC利用)駐車場:近隣の有料駐車場、函館市元町観光駐車場をご利用ください
公式サイト:https://www.hakobura.jp/events/363
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
青の運河
小樽運河が約1万個の青色LEDによってロマンチックに彩られる「青の運河」。例年11月から翌年1月末までの3ヵ月間、ロマンチックなブルーの光に染まる小樽運河が見られます。日没後のブルーアワーの時間帯はイルミネーションの青と空の青が相まって、より美しい景色を楽しむことができるので特におすすめ。期間中は人気の運河クルーズにも青色の電飾が施され、幻想的な運河内の周遊を楽しむことができますよ。
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「青の運河」の詳細
開催日:2025年11月1日(土)~2026年1月31日(土)
開催時間:日没~22:30
開催地:小樽運河(浅草橋~中央橋)
アクセス:小樽駅から徒歩約13分
駐車場:参考ページ→https://otaru.gr.jp/citizen/parking-information
公式サイト:https://otaru.gr.jp/tourist/otaruunga-aonounga11-1-2026-1-31
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
周辺のおすすめ宿
12月の北海道で体験できるおすすめアクティビティ
冬の北海道ならではの体験も盛りだくさん。この時期開催のおすすめアクティビティをご紹介します。
冬の旭山動物園!日帰りバスツアー
札幌駅から旭山動物園直行で、日帰りでも現地で約3時間たっぷり見学できる観光バスツアーです。冬の旭山動物園の名物は雪道の「ペンギンのお散歩」。日本最北の動物園はこれからの季節が一番のホットスポットとなります。19時前後には札幌へ戻ってくる行程なので、夜はイルミネーションできらめく札幌の街でゆっくり観光を堪能できます。
極上のパウダースノーを満喫できるスキー・スノーボード
冬の北海道でできる代表的な体験といえば、やはりスキー・スノーボード。極上のパウダースノーや白銀の世界など大自然を満喫できるのが魅力です。たびらいでは、初心者から上級者までそれぞれに合ったプライベートレッスンプランを用意。初めてだけど北海道の雪山を滑りたい人、経験者だけどもっとレベルアップしたい方におすすめです。
新千歳空港から無料送迎バス付きで、チューブスライダーや4輪バギーなど雪遊びを堪能できる、子どもも大人も楽しめるプランもあります。
函館夜の観光地ライトアップ巡り観光タクシー
坂道の傾斜が激しく、海からの風が身に染みる冬の函館観光は、観光タクシーがおすすめ。特に函館山観光道路は混雑防止のためにマイカーやレンタカーでは通行できない時間帯もあります。しかし、観光タクシーなら通行止めの時間帯でも函館山へ行くことができます。
このプランでは、函館山や元町教会群、八幡坂やベイエリア金森倉庫周辺など人気の観光スポットを観光タクシーでスムーズに巡ります。また、観光資格を持つドライバーからおすすめの観光スポットやご当地グルメを紹介してもらうなど、函館の新たな魅力発見もできますよ。
12月の旅行費目安
クリスマスから大晦日、年明けにかけての期間が料金の上がる時期。20日までは、年間を通して最も旅行料金が低く抑えられる傾向にあるので、リーズナブルな旅行が可能です。イルミネーションイベントの多くは12月初旬から開催されており、見所も多いため、前半に旅行しても十分に楽しめます。
街がきらめくロマンチックな北海道を楽しもう
12月の北海道旅行の気温や服装、おすすめイベント情報、そして冬のアクティビティについてご紹介しました。リーズナブルに北海道を旅行したい人は12月前半がおすすめ。各地がクリスマスやイルミネーションのイベントで賑わう12月の北海道で、幻想的な雰囲気を堪能してみていはいかがでしょうか。












