ネオパークオキナワ楽しみ方ガイド!魅力と見どころを紹介
沖縄県|【更新日】2025年10月15日

本島北部の名護市にあるネオパークオキナワ。広大な敷地に放し飼いにされた動物たちとのふれあいが人気の自然動植物公園です。そんなネオパークオキナワの魅力や楽しみ方、さらに入場料が割引になるお得な情報も紹介します。
目次
基本情報とアクセス
ネオパークオキナワとは?
1987年に開園したネオパークオキナワは亜熱帯の気候と、やんばるの大自然を活かした自然動物公園。22ヘクタール、東京ドーム5個分の広大な敷地に張られたフライングケージ内は、アフリカ・中南米・オセアニアの3ゾーンに大きく区分され、それぞれに各地の動植物を展示しています。
園内一周、約1キロのコースを散策しながら世界各地の動植物とふれあえるのが同園の特徴。他にも軽便鉄道を再現したガイド列車や国際種保存研究センター、ふれあい広場、カフェなど、施設は充実。子どもから大人まで幅広い年代が楽しめる、北部の人気スポットです。
アクセスと施設情報
名護市にあるネオパークオキナワへは、沖縄自動車道を利用して那覇空港から車で約75キロ、約1時間30分。沖縄自動車道終点、許田ICからは国道58号を国頭村方面へ約20分。イオン名護店を過ぎて最初の信号を左折すると、ネオパークオキナワの大きなゲートがあります。美ら海水族館や人気の古宇利島も車で30分圏内と、レンタカーでの観光にとっても便利なロケーションです。
たびらいでレンタカーを借りるとネオパークオキナワのチケットが割引になるのでおすすめ! ネオパークオキナワに加えて、沖縄美ら海水族館やナゴパイナップルパークを含む7つの人気観光施設の入場料もまるごとお得に。
7施設全て行った場合、大人通常¥9,180→¥4,800と最大¥4,380もお得になります(※子ども通常¥4,210→¥2,700)。沖縄旅行のプランを立てるなら、まずチェックしておきたいですね。
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「ネオパークオキナワ」の施設情報
【住所】沖縄県名護市名護4607-41
【営業時間】9:30~17:30(入園締切17:00)
【休館日】年中無休
【駐車場】無料
【公式HP】https://www.neopark.co.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
ネオパークオキナワの見どころと楽しみ方
ここからは、広大な敷地のネオパークオキナワの見どころをご紹介します。
①園内に入ると目に飛び込むフラミンゴの大群に圧倒
園内へのドアを開けて最初に出てくるゾーンが「フラミンゴの湖」。アフリカ大陸のケニアにあるナクル湖をモデルにし、10種類、500羽もの鳥たちが自由に飛び交っています。
袋に入ったエサを手にゾーン内に入ると、たちまち鳥たちが集まってきます。群がる鳥たちに小さな子どもは大興奮。なかにはビックリして泣きだしてしまう子もいます。
ここでは、動物園では珍しいフラミンゴの飛行シーンを目にすることができます。フラミンゴは飛び立つのに十分な助走が必要。優に直径100メートルを超えるフライングケージは、フラミンゴの助走に十分な大きさです。このスケールのフライングケージは雪のない沖縄だからこそ可能なのです。
②鮮やかな鳥たちがひそむアマゾンのジャングルを探検
フラミンゴの湖を抜けると、次は南アメリカの熱帯雨林を再現した「アマゾンのジャングル」。鬱蒼とした薄暗い森の中にショウジョウトキやベニフラミンゴなど、ハッとするような色鮮やかな鳥たちがひそんでいます。このベニフラミンゴとアフリカにいるヨーロッパフラミンゴは同じ種類だそう。生息する環境により、これだけの羽色の違いになることに驚かされます。
アマゾン川の水中を再現したという水中トンネルからは、日本では珍しいアマゾンの淡水魚が泳ぐ姿を目にすることができます。ひときわ目につく巨大魚は世界最大の淡水魚ピラルクです。
③ユニークな動物たちが自慢のオセアニアの花・鳥を観察
「オセアニアの花・鳥」ゾーンでは、オーストラリア、ニューギニア、ニュージーランドなどのオセアニア地域のユニークな生物を展示しています。この地域独特の有袋類や飛べない鳥など、アフリカ、アマゾンとはまったく異なる、開放感あるビオトープ(生物群集の生息空間)を楽しめます。
人気のパルマワラビーはお腹の袋で子育てする小型のカンガルー。現地では希少種になっています。今では手渡しでエサを食べるほど人懐っこいパルマワラビーですが、ネオパークで飼育し始めた当初はとても神経質でした。暗くしてエサをやるなど飼育の苦労は尽きなかったそうですが、今ではすっかりリラックスしています。ヒクイドリやエミューは、ダチョウと同じ飛べない大型の鳥。その鳴き声や姿には圧倒されます。
④ふれあい広場で動物たちとのふれあい体験
写真提供/ネオパークオキナワ
カピバラにエサやりをしたり、巨大リクガメと記念撮影をしたり、かわいい犬たちを抱っこしたりと、子どもたちに人気の「ふれあい広場」。長い人では半日、なかには2日連続で遊びに来る人もいるとか。
なかでも人気なのは、世界最大のゾウガメ、アルダブラゾウガメに乗っての記念撮影。アルダブラゾウガメの寿命は200歳で、死ぬまで大きくなると言われています。一見のっそりしていますが、大人が乗っても大丈夫なほどパワーに満ちあふれています。
⑤希少種との出会い!国際種保存研究センター
写真提供/ネオパークオキナワ
ネオパークオキナワの国際種保存研究センターでは、リスザルやナマケモノ、世界でも非常に珍しいアオコブホウカンチョウなど、沖縄や世界各地の希少な野生動物たちが保護と繁殖目的で飼育されています。以前はヤンバルクイナを飼育させていた実績も。
他の動物園ではなかなか見ることができない貴重な動物たちを、この機会にゆっくり観察してみてください。
⑥沖縄軽便鉄道のガイド列車で園内を一回り
写真提供/ネオパークオキナワ
戦前の沖縄に存在した軽便鉄道と、建設が予定されていた幻の名護駅をネオパークオキナワ内に再現しました。実物の4分の3の大きさで再現したドイツ、ヘンシェル社製B型タンク機関車と「デゴイチ」の愛称で親しまれたD-51型蒸気機関車の2分の1サイズの2車両が、客車を引いて、約20分かけて園内1周1.2キロのコースを周ります。
途中、車両はポイントごとに停車し、エサやりなどを楽しめますよ。子どもに人気の体験です!
ネオパークオキナワ周辺のおすすめホテル
ネオパークオキナワがある名護市には、存分に南国リゾートを感じさせてくれるホテルが集まっています。たびらい編集部が独自の視点で名護エリアのホテルを厳選し、子連れに安心のファミリー向けホテルや、美しい海を望む人気リゾートホテル、カップルや女子旅に人気のスタイリッシュなホテルなどを厳選して紹介しています。
ネオパークオキナワに関するQ&A
Q.動物たちにエサやりすることはできますか?
A.フラミンゴの湖など決められたゾーンでのみエサやり可能です。動物たちの体調管理のため、決められたエサ以外は与えないで下さい。エサは園内で販売しています。
Q.上手なエサやりのポイントは?
A.エサを手にすると鳥たちが自然によってきます。特に夕方の食事時がねらい目です。絶対に鳥たちを追いかけないで下さい。ビックリして木に隠れてしまいます。入口付近の鉄橋下には鳥たちが群れていますが、上からフンが落ちてくるので要注意です。
Q.車いすでの入園は可能ですか?
A.はい、可能です。しかし、動物たちの脱走防止のために各ゾーンを区切る扉が二重になっており、内開きの扉になっている場所もあるので、付き添いの方との来園をおすすめします。
まとめ
ネオパークオキナワの基本情報や楽しみ方を紹介しました。ネオパークオキナワは、やんばるの大自然を活かした動物とのふれあいが魅力のテーマパーク。特に子ども連れの家族に人気のスポットです。周辺にも人気な観光施設が多いため、アクセスや移動の利便性を考えると車で訪れるのがおすすめです。家族やカップルでの沖縄ドライブ旅を存分に満喫しましょう。