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10月に旅行で楽しむ北海道!知っておきたい気温やイベント情報

北海道|【更新日】2025年9月7日

10月に旅行で楽しむ北海道!知っておきたい気温やイベント情報

秋の気配が深まる10月の北海道は、自然の美しさや旬の食材を存分に満喫できる最高のシーズンです。本州よりも一足早く冬の足音が聞こえ始める時期、季節の移り変わりと秋の味覚を心ゆくまで堪能できますよ。

今回は10月の北海道旅行で知っておきたい気温や服装、イベント、そして旬の味覚についてご紹介します。

目次

10月に行く北海道旅行。気になる気候や温度は?

気温が下がり、紅葉も一気に進む10月の北海道

北海道10月

10月の北海道は、駆け足で秋が深まります。

札幌の平均気温は12℃前後、上旬は20℃近くまで上がる日もありますが、下旬には冷え込みが厳しくなります。内陸部では0℃前後になることも珍しくありません。

この寒暖差によって紅葉は一気に進みます。紅葉の絶景を楽しむなら、10月上旬から中旬にかけてがおすすめです。また、近年道北や内陸では氷点下になる日もあり、初霜や初氷も観測しています。

日没は16時半頃になり、雨も降りやすくなるため、天候の変化に注意して旅行を楽しみましょう。

10月の北海道旅行で用意しておきたい服装は?

北海道服装

10月の北海道は、日中の気温が上旬で20℃前後あっても、下旬には15℃まで下がります。

夜間は10℃を下回るため、寒暖差に対応できる重ね着がおすすめです。

セーターやジャケットに加え、朝晩や風の強い日に備えて薄手のダウンジャケットやコートは必ず用意しましょう。

地域によって気候が大きく異なる北海道では、お出かけになるエリアの天気予報を事前に確認することをおすすめします。道東やオホーツク地域では、日中でもコートや手袋、マフラーが必要です。

実り豊かな北海道の秋。10月に楽しめる主なイベント

特別天然記念物の保護を目的とした「まりも祭り」

まりも祭り

「まりも祭り」は阿寒湖畔で毎年10月8日から3日間にわたり行われる、アイヌのお祭りです。

絶滅や盗難から国の特別天然記念物「阿寒湖のまりも」を保護保全する目的で、昭和25年(1950年)から続いています。

阿寒湖に丸木舟を浮かべ、まりもを迎える儀式や伝統的な舞踊などが執り行われます。タイマツ進行は、一般の来場者も無料で参加可能。

紅葉が色づき始めた阿寒湖で、アイヌの文化に触れながら、厳粛な雰囲気を体験してみませんか?

釧路空港や帯広空港から阿寒湖までは公共交通機関が限られていますが、レンタカーなら約1時間半のドライブでアクセス可能。複数人なら費用も割安で、荷物が多くても気にせず移動できますよ。

たびらいレンタカーの詳細はこちら

  • 開催日:例年10月8日〜10日

    住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉

    アクセス:
    釧路空港より車で約1時間
    J根室本線釧路駅から阿寒バス阿寒湖バスターミナル行きで終点下車

    駐車場:あり(500台、有料)

    料金:無料

    問い合わせ先:0154-67-3200/阿寒観光協会

幻想的な紅葉のライトアップ「はこだてMOMI-Gフェスタ」

函館フェスタ

函館市にある北海道唯一の国指定文化財庭園「香雪園」で、毎年10月中旬〜11月にかけて開催される「はこだてMOMI-Gフェスタ」。

明治時代の豪商の別荘だった広大な庭園には、約150種類の樹木が植えられ、紅葉の名所として知られています。

イベント期間中は、約100メートル続くカエデ並木などが毎日16時から21時までライトアップします。昼間とは違う幻想的な雰囲気は息をのむ美しさです。

夜は冷え込むので、温かい服装で散策を楽しみましょう。

  • 開催日:例年10月中旬〜11月上旬(ライトアップ)

    住所:北海道函館市見晴町56 (見晴公園内 香雪園)

    アクセス:
    札幌中心部から車で約4時間
    JR函館駅より函館バス(14系統)で約40分、香雪園下車

    駐車場:あり (無料)

    料金:入場無料

    問い合わせ先:0138-57-7210/函館市住宅都市施設公社 東部公園事務所

漁獲量日本一の街で食べ比べ「苫小牧漁港ホッキまつり」

ほっき祭り

苫小牧市はホッキ貝の漁獲量が日本一です。

毎年10月中旬に開催される「苫小牧漁港ホッキまつり」では、ホッキ貝を使った多彩なご当地グルメが味わえます。

会場には、ホッキ貝焼きやホッキカレー、海の幸がふんだんに入った樽前浜鍋など多彩なメニューが揃いますよ。

獲れたての新鮮なホッキ貝や旬の魚介類を特別価格で販売するほか、大人から子どもまで楽しめるイベントも満載!

グルメと活気に満ちたお祭りは、毎年多くの人で賑わいます。

  • 開催日:例年10月中旬

    住所:北海道苫小牧市汐見町1-1-13 (苫小牧港西港漁港区)

    アクセス:
    道央道苫小牧東IC・JCTから車で約25分
    JR苫小牧駅からバス乗車15分、ぷらっと港市場前停下車

    駐車場:あり (無料)

    料金:入場無料

    問い合わせ先:0144-35-0111(実行委員会/苫小牧漁業協同組合)

10月の北海道で楽しみたい「旬のもの」

日本一の収穫量!「ユリ根」

ユリ根

ユリ根は、北海道が全国の9割以上を生産する特産品です。

特に羊蹄山麓の真狩村は日本一の収穫量を誇ります。

出荷のピークを迎えるのが10月。栽培に3〜4年もの年月をかけて育まれるユリ根は、ホクホクとした食感と上品な甘みが特徴です。

シンプルにバターで焼いたり、素揚げにして塩を振るだけでもユリ根本来の美味しさを楽しめます。

この時期しか味わえない採れたての新鮮なユリ根を、ぜひ味わってみてください。

北海道でしか獲れない「シシャモ」

シシャモ2

日本で唯一、天然シシャモの特産地は北海道の太平洋沿岸だけです。その主な産地として、十勝地方、釧路地方、日高地方が知られています。

10月は産卵のため沿岸に近づいてきた新鮮なシシャモが水揚げされ、旬の味覚を求めて多くの観光客が訪れます。

一般的には焼いて食べますが、日高では季節限定で刺し身や寿司のネタとして提供する店も。プチプチとした独特の食感が楽しめる子持ちシシャモだけでなく、脂がのったオスも絶品です。

「初雪」10月でも遭遇する日があるかも?

初雪

10月の北海道は、地域によってはフワフワと舞う雪虫が見られ、初雪が観測されることがあります。

特に大雪山系や旭岳などの標高の高い山は、この時期に雪化粧を始めます。本州では見られない、紅葉と初雪が織りなす幻想的な景色に出会えるかもしれません。

日没も16時半ごろと早くなるため、観光は日中を中心に計画を立てるのがおすすめです。

平野部でも下旬には雪が舞うことがあるため、防水の靴やレインウェアがあると安心です。

レンタカーを利用する場合は、路面凍結に十分注意してください。

10月の北海道で大地の恵みやイベント、グルメを堪能

10月の北海道は、紅葉のピークを迎え秋の味覚やイベントが楽しめる魅力満載のシーズンです。

寒暖差が激しくなるため、服装の準備はしっかり行いましょう。

各地で様々なイベントが開催されるほか、旬の食材も豊富で秋の味覚があふれています。

北海道ならではの自然と伝統、食を満喫する旅を計画してみてはいかがでしょうか。