北海道でラベンダーを満喫するには?おすすめスポット6選
北海道|【更新日】2025年6月11日

北海道の夏は、一面に広がるラベンダー畑も見どころのひとつ。富良野や札幌の名所では、鮮やかな紫色と爽やかな香りが楽しめ、写真映えも抜群です。
ハイシーズンは7月上旬から下旬。心癒される絶景とともに、北海道ならではのラベンダー観賞を満喫してみませんか。
目次
知っておきたい、ラベンダー豆知識
北海道でラベンダーが有名なのはなぜ?
ラベンダーは、フランスを中心とする地中海沿岸が原産地の植物。気候が似ている北海道がラベンダーの生育に非常に適していることが発見され、戦後より本格的な栽培が始まったそう。特に富良野エリアで大規模な栽培が進み、1970年代には北海道全体でラベンダー畑が広がりました。
その後、人気のテレビドラマでラベンダー畑が紹介されるなど注目を集め、観光地として全国的に有名に。今やラベンダー畑は夏の北海道を代表するスポットです。
ラベンダーの旬はいつ?
ラベンダーのハイシーズンは7月上旬~下旬。しかし一言にラベンダーと言っても種類はさまざまで、見頃の時期も少しずつ異なります。
たとえば、最も大きなラベンダー畑を有するファーム富田(中富良野町)では、最も早い6月下旬から開花するのは「濃紫早咲(のうしはやざき)」。7月上旬~下旬に見頃を迎える「ようてい」や、7月中旬からが見頃と言われる「おかむらさき」「はなもいわ」などがあります。
それぞれのガーデンでは公式サイトで見頃の時期が紹介されていることもあるので、ぜひお出かけ前にチェックしてみてください。
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日本最大級のラベンダー畑「ファーム富田」
富良野市に隣接する中富良野町の「ファーム富田」は、毎年100万人もの観光客が訪れる日本最大級のラベンダー畑。おすすめの時間帯は、観光客も少なくじっくりとラベンダー鑑賞をが楽しめる朝イチ。人気の畑「トラディショナルラベンダー畑」も朝ならまだ空いています。ここならではのスイーツ「ラベンダーソフトクリーム」は外せません。
特別な体験を楽しむなら、ファーム富田から約4キロ離れた「ラベンダーイースト」へ向かうのもおすすめですよ。
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■ファーム富田
【住所】北海道空知郡中富良野町基線北15号【料金】入場無料
【営業時間】時期により異なるため公式サイトをご確認ください。
【駐車場】約500台分あり、無料
【問い合わせ(TEL)】0167-39-3939
■ファーム富田ラベンダーイースト
【住所】北海道空知郡上富良野町東6線北16
【料金】入場無料
【営業期間】例年7月頃
【営業時間】時期により異なるため公式サイトをご確認ください。
デートにもおすすめ!「日の出公園ラベンダー園」
上富良野町にある「日の出公園」は、恋人たちのデートスポットとしても人気のラベンダー園。この公園は町内でもいち早く観光用のラベンダー園が作られた場所で、その歴史は1980年から続き、観光客のみならず町民からも親しまれています。
広間の爽やかな風景はもちろん、日の出公園のもう一つの魅力は夕陽とラベンダーという景色。ラベンダー畑が西向きにあるため他のラベンダー園では見ることができない、夕陽に照らされるラベンダー畑を眺めることができます。
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【住所】北海道空知郡上富良野町東1線北27号
【開園期間】5月中旬~10月中旬
【休園日】期間中無休
【利用料金】無料
【駐車場】有り(無料)
【アクセス】車:札幌市内より約2時間30分(道央自動車道 三笠IC経由)、JR:富良野線上富良野駅より徒歩約20分
【問い合わせ】0167-45-6983(上富良野町役場産業振興課商工観光班)
斜面に広がる花畑で空中散歩「北星山ラベンダー園」
冬季にはスキー場として営業する北星山の斜面にラベンダー畑が広がる「北星山ラベンダー園」。園内にはラベンダーだけではなく、サルビアなど色彩豊かな季節の花々も植えられています。山の斜面に花々で作られた「ふらの」の文字が目印。
最大の特徴は、リフトでの空中散歩が楽しめること。高い位置から見下ろす角度で、斜面に広がるラベンダー畑が楽しめます。山頂に辿りつけば、眼下に広がる富良野盆地ののどかな田園風景や、遠くにのぞむ十勝岳連峰の大パノラマを楽しめるのです。
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【住所】北海道空知郡中富良野町宮町1-41
【アクセス】JR:富良野線 中富良野駅より徒歩約10分
【駐車場】無料駐車場あり
【リフト運行期間】例年6月中旬~8月下旬
【リフト営業時間】9時~17時(のぼり最終16時40分発)
【料金】観光リフト/往復 大人(高校生以上)700円、こども(小・中学生)350円、未就学児無料
中富良野町の穴場スポット「NANAKAの花畑」
富良野エリアでは珍しい、摘み取り体験ができるラベンダー畑。予約も不要なので、気軽に立ち寄りが可能です。摘み取り体験の料金は、1袋詰め放題で1500円(税込)!花畑鑑賞だけなら500円(税込)で楽しめますよ。
ここは丘の斜面に沿って広がる花畑。土の斜面を登り降りするため、底の平べったいスニーカー等での来園がおすすめです。
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【住所】北海道空知郡中富良野町丘町3-53
【問い合わせ(電話番号)】090-5956-6906
【営業時間】8時~17時
【定休日】なし(雨天時はクローズする場合あり)
【駐車場】約7台
※営業期間 ラベンダーの摘み取り体験は6月下旬ごろ~7月下旬ごろまで(開花状況により変更の場合もあり)。
札幌でも楽しめる!おすすめラベンダースポット2選
夏には一面のラベンダーが!「幌見峠ラベンダー園」
幌見峠は、車に乗ったまま札幌の夜景が一望できる夜景スポット。展望駐車場は、7月にはラベンダー園として営業します。
一面にラベンダーの花が咲いている様子が見られるので、日中にドライブに訪れるのもおすすめ。苗木の販売や、有料で刈り取り体験も行っています。
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【住所】北海道札幌市中央区盤渓471番地110(幌見峠頂上)
【アクセス】地下鉄円山公園駅から約5キロ(車で約15分~20分)
【利用期間】7月上旬~7月末(開花状況による)
【営業時間】9時~17時
【駐車場】駐車料金500円、入場無料
【問い合わせ(TEL)】011-622-5167/夢工房 さとう
観光名所でラベンダー刈取体験「さっぽろ羊ヶ丘展望台」
さっぽろ羊ヶ丘展望台といえば、北海道観光の代名詞「クラーク博士像」が立つ人気スポット。ここは記念撮影を楽しめるだけでなく、ラベンダー鑑賞の穴場。
例年7月上旬に期間限定で刈り取り体験イベントが実施されますよ。体験無料という点もうれしい!
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【住所】北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地
【営業時間】6~9月:9時~18時、10月~5月:9時~17時
【定休日】なし
【料金】大人1000円、小・中学生500円、未就学児無料
【問い合わせ(TEL)】011-851-3080
ラベンダーめぐりはレンタカーやバスツアーの利用が便利
いかがでしたか?夏の北海道を旅するなら、ぜひ気になるラベンダー畑もチェックしてみてくださいね。
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