限定商品を食べられるのは「もりもと千歳本店」だけ!職人の匠を味わおう
千歳市|【更新日】2025年5月10日

1949(昭和24)年に千歳市に創業した「もりもと」は、市民から「もりもとさん」と呼ばれ親しまれています。
現在は道央圏を中心に複数の店舗を展開しながらも、大量生産・大量消費と一線を画するパンやスイーツづくりを続けています。
「もりもと千歳本店」には限定商品が多数販売されています。今回はそんな本店で、人気のスイーツなどを味わいました。
目次
千歳の発展と共に70余年の歴史を歩む菓子工房
パン好き女優の木南晴夏さんに食べさせたい
もりもとは、樺太から引き揚げた創業者・森本吉雄が、千歳市内で中華まんじゅうや飴、あんぱんなどを売り歩いたのが始まりです。1949(昭和24)年にパン委託加工・卸売を開業し、1960(昭和35)年に法人化するなど、千歳の発展とともに成長を遂げてきました。
2019(令和元)年の創業70周年を記念して千歳本店が建て替えられました。森をイメージし、気軽に立ち寄れる雰囲気で、お客さんはトングを片手に楽しそうに商品を選んでいます。和菓子、洋菓子、 パンなどは、それぞれの職人が手掛けており、いくつかの商品を「千歳本店限定」として販売しています。
それでは人気のスイーツを味わってみましょう。
甘みと酸味が夢心地「至福のいちご大福 ゆめ」
「至福のいちご大福 ゆめ(単品210円、5個入り1,100円)」は、「フルーツはそのまま食べたほうがおいしい」という概念を覆す逸品です。
新鮮ないちごを、餅粉を使用した極薄の皮とエリモ小豆の餡で包んでいます。素材のいちご、餅粉、小豆はすべて北海道産。
口に頬張ると、爽やかな酸味と餡の甘みが広がります。
和菓子の最高峰「千歳本店手づくりどら焼き」
千歳本店手づくりどら焼き(単品270円、4個入り1,080円)は、もりもとが究極のどら焼きに挑んだ意欲作です。北海道産のもち米「きたゆきもち」を生地の中に使用することで、もっちりとした皮に仕上げています。
その中に包まれる餡は、十勝・芽室町の契約農家から仕入た「エリモ小豆」で作られています。小豆の粒も残されているので食べ応え十分。朝早くから店舗内厨房で手づくりしている職人の技が光る逸品です。
口に広がる味の多重奏「窯出しマドレーヌ」
窯出しマドレーヌ(単品270円 6個入り1,620円)は、北海道産発酵バターとシナ蜂蜜、生クリームを使った贅沢なマドレーヌ。仕上げに表面をレモン果汁入りの砂糖でコーティングしています。
シナ蜂蜜はスッとするハーブ調の香りと、濃厚で深みがある味わいが特徴で、一口かじるとサクサク感の後に、さまざまな風味が追いかけてきますよ。
紅茶のストレートやジャワティー、または牛乳が合いそうです。
※一部の商品は新千歳空港店でも販売しています。
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北のアトリエカフェで出来立てを味わう
出来立てをすぐに味わえる!
千歳本店内には「北のアトリエカフェ」を併設しており、北海道産の木材を使用した椅子や今注目のペーパーウッドのテーブルでここにしかないおいしさを味わえます。
ここでしか味わうことができないメニューもあり、千歳本店に立ち寄る楽しさが広がります。
人気の二つをセレクトできるモーニングセット
ビールやワインにも合う万能選手
カフェでは、9時のオープンから11時までモーニングセット(500円)を販売しています。セットメニューは、明太子とマヨネーズの組み合わせが絶妙な「めんたいこフランス」、すり身の質感を残した素朴な味わいのちくわが入った「もりもとちくわパン(ツナマヨ)」、目玉焼きをハムとチーズでサンドした「ハムエッグイングリッシュマフィン」のいずれか二つの組み合わせで、コーヒーかカフェオレがプラスされます。
市内のホテル宿泊者向けのメニューとして想定していたそうですが、お得なワンコインで食べることができる手軽さから地元の方にも人気です。
時間内であっても予定数に達すると売り切れになるので、早めにお召し上がりください。
北海道果実のパフェ「ハスカップ」
写真提供:もりもと
ハスカップは北海道を代表するフルーツです。実はブルーベリーのような青紫で、カルシウム、鉄、ビタミンC、ビタミンEの他、アントシアニンやポリフェノールなども豊富に含んでいます。「ハスカップパフェ」には、十勝清水のあすなろファーミングの牛乳を使用したクリームにパンナコッタをプラス。
さらに人気商品「ハスカップジュエリー」と、フローズンハスカップをトッピングしています。 酸味と甘みが程よく、爽やかなおいしさが駆け抜けていきますよ。
「千歳のもりもとさん」に行こうよ!
もりもとが千歳本店で限定商品を販売するのは、たくさんの人たちに千歳の魅力を伝えたいからだと思います。
千歳周辺の観光や食べ歩きをしてもらうことで、千歳全体に経済効果が生まれる。リーディングカンパニーとしてその役割を担っているように感じました。
そんな硬いハナシはさておき、おいしいものを求めて食べ歩くのは楽しいこと。限定商品を味わいに、皆さんもぜひ千歳本店を訪れてみませんか?
もりもと千歳本店へのアクセス
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【住所】北海道千歳市千代田町4丁目12-1
【電話】0123-26-0218
【営業時間】9:00~19:00
【定休日】元旦のみ
【公式ホームページ】https://www.haskapp.co.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。