箱根湯本の老舗和菓子店「茶のちもと」銘菓が味わえるカフェでほっと一息
箱根町|【更新日】2025年4月17日

箱根で75年以上前から続く、歴史ある和菓子店「御菓子司 ちもと」。伝統ある製法を受け継ぎ、身体に優しい和菓子は箱根を代表する銘菓として親しまれています。
今回は、「御菓子司 ちもと」の銘菓を落ち着いた雰囲気で楽しめるカフェ「茶のちもと」をご紹介。
箱根湯本駅からすぐの場所にあり、できたての御菓子をのんびり味わうことができます。
目次
箱根の老舗和菓子店 「御菓子司 ちもと」とは?
箱根湯本駅から徒歩5分ほどの場所。多くの観光客が行き交う
箱根湯本で昭和25年に開業して75年以上経つ、老舗和菓子店「御菓子司 ちもと」。以前は滝通り本店のみでしたが、現在は観光客も立ち寄りやすい駅前通りにも店舗があります。
添加物を最小限に抑え、素材の味を活かした和菓子は、長年に渡り多くの人々から愛されてきました。
「ちもと駅前通り店」の隣に、直営のカフェ「茶のちもと」があります。
ちもと直営のカフェ「茶のちもと」で銘菓を味わおう
ほっと一息つけるゆったりとした空間
窓からは箱根を楽しむ観光客の様子が見える
「茶のちもと」は12席ほどのこじんまりしたカフェ。できあがったばかりの御菓子を食べることができます。席は40分の時間制で予約することも可能。週末は朝から混雑するので、予約するのがおすすめだそうです。
基本的に提供されているのは「ちもと駅前通り店」で販売されている御菓子ですが、夏は期間限定でかき氷も販売。定番の抹茶とミルクのほかに、その年限定の新しい味をひとつ出しているそう。今年も7月頃から始まる予定です。
おすすめはお茶と湯もちのセット
湯もちは熱めのお茶との相性も抜群。もちもちで口当たりもよい
メニューは御菓子とお茶がついたお茶セット。お茶は京都・丸久小山園のお抹茶、足柄茶のお煎茶または冷煎茶の3種類を用意。御菓子も5種類から選ぶことができます。
この日は看板商品である「湯もち」を注文。もちもち柔らかいお餅の中に羊羹が!柚子の香りも楽しめる上品な味わいです。お煎茶は湯もち提供前にぬるめの1杯目、湯もちといっしょに温度が高めの2杯目、食後にまろやかな味の3杯目を提供してくれます。
土日にしか食べられない限定メニューも!
隣の「ちもと駅前通り店」でも購入できるが、こちらも土日限定販売
湯もち以外にも鈴の形のもなか「八里」、わらび餅、草だんご、白ごまと秦野の落花生を使った皮でつぶしあんを挟んだ「与五郎 忍」があります。
さらに土日限定の土曜日は細かく刻んだくるみが入った生地で白餡を包んだ「結び文初花」、日曜日は多良間島産の純黒砂糖の入った生地でこし餡を包んだ「ちもとまんじゅう」を提供。
週末に訪れたときは、限定メニューを楽しむのもいいかもしれません。
帰りは「ちもと駅前通り店」でお土産を
ゆもたんの手には、人気商品の鈴の形のもなか八里が♪
「茶のちもと」でゆっくりしたら、帰りに「ちもと駅前通り店」でお土産を買うのもおすすめ。
店内には「湯もち」から生まれたキャラクター・ゆもたんのグッズも販売。湯もちと同じサイズの保育園児で、お店の看板キャラクターになっています。ステーショナリーやバッグ、湯もち3個入りセットなどがあるので、ぜひチェックしてみましょう。
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手軽に食べ歩きできる「ちもとお庭の茶店」も
平日にも関わらず、開店と同時に多くの人でにぎわっていた
「ちもと駅前通り店」の隣には「ちもと お庭の茶店」もあります。テイクアウト専門店でほうじ茶、冷やし煎茶など、箱根湯本の散策途中に気軽に立ち寄れます。
さらに「湯もち」も販売しているので、食べ歩きをしたい人はここで買うのもいいかもしれません。
ゆもたんの顔はめパネルもあるので、記念撮影ができます!
「茶のちもと」で旅の合間にほっとするひとときを
できたての御菓子とお茶を落ち着いた空間で楽しめる「茶のちもと」。箱根のにぎわった雰囲気と少し離れて、落ち着いた気持ちで過ごすことができます。
贈り物として贈られることの多い銘菓ですが、自分も味わってからお土産にできるのは良いですね。ぜひ老舗の味を楽しんでみてください。
「茶のちもと」へのアクセス
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【住所】神奈川県足柄下郡箱根町湯本690
【アクセス】小田急線「箱根湯本」駅より徒歩5分
【電話番号】0460-85-5632
【営業時間】平日:10:00~16:30 (L.O. 16:00)、土日祝:10:00~17:30 (L.O. 17:00)
【定休日】なし
【駐車場】なし
【公式HP】http://chanochimoto.com/index.html
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