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真鶴漁港でいただく絶品ランチ!老舗干物店が手掛ける炉端焼き「傳」

真鶴町|【更新日】2025年1月27日

真鶴漁港でいただく絶品ランチ!老舗干物店が手掛ける炉端焼き「傳」

明治10年から続く干物専門店「魚伝」が手掛ける食堂「傳」が、2024年8月に神奈川県の真鶴港のほとりにオープン。白い暖簾がはためく店構えは、老舗の品格を感じさせます。

真鶴港で水揚げされた新鮮な魚を、伝統の製法で干物に仕上げ、炭火で丁寧に焼き上げる。ここでしか味わえない極上の干物、干物専門店の技が活きる炉端焼き「傳」をご紹介します。

目次

明治から続く老舗の技、港町の新たな名店

炉端焼き傳5

店内に一歩足を踏み入れると、カウンター前にずらり並ぶ真あじ、かます、サバなどの美味しそうな干物の数々が目に飛び込んできます。

カウンター席と2つのテーブル席という親密な空間で、熟練の職人が目の前で丁寧に干物を焼き上げる様子を間近で見られるのも、この店の魅力の一つです。

一枚一枚手開きで生む、身体に優しい厳選の一品!

炉端焼き傳1

炭火で焼かれる干物を見ているだけで、食欲アップ!

「傳」の干物は、魚の目利きから干物作りまで、すべてにこだわりが詰まっています。

仕入れた新鮮な魚を一枚一枚手作業で開き、化学調味料や保存料を一切使用せずに仕上げます。

その干物を炭火で丁寧に焼き上げることで、素材本来の旨味を最大限に引き出しています。

門外不出のタレと職人の技が光る!絶品「さば玉丼」

熱々卵焼き&こんがりさばみりん!真鶴の干物に舌鼓

炉端焼き傳2

大迫力のさばみりんが乗ったさば玉丼!

メニューには美味しそうな干物定食の数々が並ぶ中、今回頂いたのは看板メニューの「さば玉丼」です。

代々受け継がれた秘伝のタレに約一日漬け込んで干し上げたさばみりんは、程よい甘みと旨みが凝縮された一品。脂ののった新鮮なサバを、職人の確かな手さばきで仕上げた伝統の味です。

目の前で作ってくれるふんわりと焼き上げた卵焼きと、炭火でこんがり焼いたサバみりんの組み合わせは絶妙!

贅沢に味わい尽くす!三段階で楽しもう

炉端焼き傳4

しかも、このメニューは三段階で楽しむことができます。

まずは素材の味をそのまま堪能し、次に薬味を添えて、最後はポットに入っているお出汁をかけて。ボリューム満点な定食ながら、様々な味わいの変化を楽しめるのです。しかもご飯はおかわり無料!

地元の逸品と特選米が織りなす極上の一膳

炉端焼き傳3

ちょうど羽釜のご飯が炊き上がったところ♪

店主のこだわりは干物だけにとどまりません。小鉢の豆腐は湯河原の名店「十二庵」から、お出汁は同じく湯河原の「石倉商店」から取り寄せるなど、地域の厳選素材を使用しています。

さらに、白米は羽釜で丁寧に炊き上げた特Aランクの岩手県産「銀河のしずく」を使用。一粒一粒がつややかで甘みがあり、干物との相性は抜群です。

いか爆弾を食べ歩き!直売所の魚も焼いてくれる

炉端焼き傳6

建物の一番手前の店舗が直売所!真鶴港はすぐそこに

お店は港に隣接した絶好のロケーションで、魚市場直売所にも近い便利な立地にあります。建物内の道路側にある真鶴魚市場前直売所で購入した鮮魚を、その場で焼いてもらうことも可能です。

さらに、テイクアウトメニューもあり、港周りを食べ歩きしながら「傳」の味を堪能できます。TOKYO&AROUND TOKYO地場産品認定を受けた「いか爆弾」は人気の逸品です!

150年の伝統が息づく!真鶴の絶品干物定食を堪能

創業以来150年近く受け継がれてきた老舗の技と真心は、この新しい食堂でも脈々と息づいています。

丁寧な仕事と選り抜きの食材が織りなす「傳」の干物定食を堪能しにぜひ真鶴に足を運んでみませんか?

「炉端焼き 傳」へのアクセス

  • 【住所】神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1947-96

    【アクセス】JR真鶴駅よりバス5分 、「魚市場」下車 徒歩2分

    【営業時間】11:00〜15:00

    【定休日】火曜日

    【駐車場】あり

    【公式インスタグラム】https://www.instagram.com/robatayaki_den/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

鈴内茜

鈴内茜

旅好き渡り鳥フォトライター。アメリカ生まれの日本人、現在は伊東市在住。世界を飛び回り、美しい景色と美味しいものを味わい尽くしたい。