親子で行きたい「札幌市青少年科学館」!楽しみながら学べる展示が盛りだくさん
札幌市|【更新日】2025年1月15日
札幌市青少年科学館は、体を動かしながら科学を学べる体験型施設。
北国・札幌らしい展示やサイエンスショー、プラネタリウムが人気で、親子の楽しいひと時にぴったりです。
札幌観光や休日のお出かけに、ぜひ訪れてみてください!
目次
札幌の子どもたちの定番!身近な科学を楽しむ施設
北国ならではの展示も多数、雪の不思議を知れちゃう

札幌で育ったら必ず一度は訪れるおなじみの施設
札幌市青少年科学館のコンセプトは「見て、触れて、考える」。身近な不思議を科学の視点で覗いてみる展示がたくさんあります。
2024年春にリニューアルし、「天文・地球科学エリア」を除いた約4分の3の展示が入れ替えられ、雪の魅力を学べる「雪・氷エリア」がさらに充実しました。
札幌の副都心・新さっぽろにあってアクセス抜群!

地下鉄新さっぽろ駅1番出口から出るとすぐ!
札幌市青少年科学館があるのは、札幌の副都心・新さっぽろエリア。JR、地下鉄、バスの路線が通り、JR新千歳空港駅は直通で2駅24分の距離です。
ショッピングモールが集中している活気のある場所で、青少年科学館の隣にはアザラシやペンギンを飼育しているサンピアザ水族館もあります。
2Fガイアタウンの展示内容は学校の学習内容と連動
<天文・地球科学エリア>地球ドームがお出迎え!

ここはリニューアル前と同じ!懐かしい〜!!
多くの展示がリニューアルした2階「ガイアタウン」は、「天文・地球科学エリア」、「雪・氷エリア」、「環境・気象エリア」に分かれています。
小学校〜中学校で学ぶ内容と連動していて、「天文・地球科学エリア」では宇宙の誕生から北海道の成り立ちまで学ぶことができます。
<雪・氷エリア>極寒の冬を疑似体験してみる?

雪や氷のちょっと神秘的な不思議を楽しめます
新設された「雪・氷エリア」では、札幌に住んでいてもよく知らなかった不思議がたくさん!
氷で作られたコースをソリで滑るスポーツ・スケルトンや、“氷上のチェス”とも呼ばれるカーリングの動作体験は、体と共に頭も使います。
そしてぜひ挑戦してほしいのは、氷点下30℃の世界を体験できる「低温プレイグラウンド」。吐く息でまつ毛が凍るほどの極寒を体験してみてください…!
体験は先着順で、会場付近に設置されている整理券発券機で1日4回受付しています。
<環境・気象エリア>“札幌の冬”の解像度が上がる

自分の居住区で雪が降らない風向きを探してみました
「環境・気象エリア」は、北海道や札幌の気候・気象について学べるエリアです。四季の中でも最も北海道・札幌らしい気候が感じられる冬に着目した展示が並んでいます。
写真は、風の向きによってどこで雪が降るのかを教えてくれるもの。
天気予報の「午後は西よりの風が……」なんて案内は聞き逃していたけど、風向きによって雲がどこに留まるのか解れば、どこで雪が多く降るのか見当がつきますね!
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3Fテクノロジータウンは未就学児も体全体で楽しめる
重力や空気の不思議を楽しむ<サイエンスパーク>

階段を上がって眼の前にある「パワーフォレスト」
3階「テクノロジータウン」は、「サイエンスパーク」、「ボディアドベンチャー」、「サッポロバックステージ」、「サイエンスショーコーナー」からなります。
未就学児でも楽しめるものが多く、物体の運動を学べる「パワーフォレスト」では多くの子どもたちがニュートンのリンゴに見立てた赤いボールの動きを追っていました。
大人気の<ボディアドベンチャー>で体の中を探検!

大人としては、食生活を見直すきっかけになります
インパクトのあるこちらの展示では、体験する人が食べものとして、口から入ってうんちになるまで体の中を旅します。
食べものの栄養分が体に吸収される道筋をたどることで、食育にもつながりそう。
<サッポロバックステージ>で地下鉄や除雪車を運転♪

札幌の地下鉄車両はゴムタイヤ式が採用されているんですよ
「サッポロバックステージ」では、地下鉄車両や除雪車が展示されています。
地下鉄車両は市営地下鉄東西線を走っていた実物で、2024年のリニューアル以降は、モニターを見ながら運転の疑似体験もできるようになりました!

運転席から見る除雪作業は迫力!男の子が夢中でした
除雪車は、札幌で活躍する身近な「働くくるま」のひとつ。
展示されているのは札幌市で実際に使われていた小型ロータリ除雪車で、除雪作業の様子を運転席から見て学ぶことができます。
除雪車に乗るなんてなかなかできないので、とっても貴重な体験になりますよ。
北海道を楽しむ!おすすめバスツアー
時間が決まっているプログラムは早めにチェック!
ファンも多いプラネタリウムは対象年齢も様々な番組が

子どもから大人まで大人気のプラネタリウム
人気のプラネタリウムは、青少年科学館の展示とは別に、こちらだけでも利用可能です。
世界最高水準の投影機「ケイロンⅢ」が映し出す一億個の星は、星の明るさや色彩までも忠実に再現されて、本物の夜空の下にいるよう。
小さな子ども向けの番組も含め、様々なプログラムを毎日開催しています。
「プラネタリウム」の記事はこちら▼
圧巻の星空体験!没入感が味わえる「札幌市青少年科学館・プラネタリウム」
身近な科学を実演するサイエンスショーも必見!

取材日には静電気の秘密を実践してくれました!
前述の2階「低温プレイグラウンド」や3階で行なわれるサイエンスショーは、時間が決まっていて、定員もあります。早めに来館して、スケジュールを立てて回るのがおすすめです。
週末には小学生〜中学生を対象にした工作室も開催しているので、ホームページから内容をチェックしてくださいね。
見て、触れて、わくわくがとまらない一日を過ごして
親子で楽しめる「札幌市青少年科学館」の魅力をお伝えしました。
館内にレストランはありませんが、当日であれば再入場が可能なので、いったん出て近くのショッピングモールで食事するのもいいかもしれません。
お弁当を持ち込んで、休憩コーナーで食べることもできます。チケットはオンライン予約も可能。しっかり予定を立てて一日楽しんでくださいね。
「札幌市青少年科学館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市厚別区厚別中央1条5丁目2-20
【アクセス】地下鉄東西線新さっぽろ駅1番出口よりすぐ、JR新札幌駅より徒歩約5分
【問い合わせ(電話番号)】011-892-5001
【営業時間】5月〜9月/9:00〜17:00、10月〜4月/9:30〜16:30 ※入館は閉館の30分前まで
【休館日】月曜(祝日の場合は開館)、毎月最終火曜、祝日の翌日、特別展最終日の翌日、年末年始(12/27〜1/4) ※GW期間中や特別展期間中は無休
【料金】展示室/大人700円、中学生以下無料、プラネタリウム/大人500円、中学生以下無料、ほか
【駐車場】バス専用駐車場のみ(土・日曜・祝日及び特別展期間中は一般車にも無料開放)、提携駐車場あり
【公式サイト】https://www.ssc.slp.or.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/sapporosc1981/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。


