触れる展示や恐竜に大興奮!富岡市「群馬県立自然史博物館」でロマンに浸る
群馬県|【更新日】2025年1月10日

群馬県富岡市にある「群馬県立自然史博物館」は、群馬県の自然に関する展示を中心として、地球・自然・生命の進化について学べるスポットです。
常設展では、迫力満点の恐竜の模型や触れられる展示が盛りだくさん。年3回開催される企画展・特別展も見どころです。
五感を使って楽しめる展示が多数並ぶ館内で、学びと興奮のひと時を過ごしませんか?
目次
タイムトンネルで時代を遡って、いざ太古へ!
ホモ・サピエンスから50億年前までタイムスリップ
時代を遡ってタイムトラベル!
まるでタイムトンネルのような、群馬県立自然史博物館のエントランス。幻想的な空間を進みながら、人間が生きる現在〜約50億年前にタイムスリップする様子が楽しめます。
私たちが生きているこの時代はまだ始まったばかりだということがひと目で分かり、地球や宇宙の無限大の可能性にわくわくしますね。
地球の成り立ち、生命の誕生に思いを馳せる
原生代に生息していた生物の模型に思いを馳せる
はじめに目に入るのは、現代のクラゲや海藻に似た姿をしているエディアカラ型動物群と、古生代石炭紀に生息していたオオトンボ類の一属であるメガネウラの模型の展示。
触れる鉄隕石「オクタヘドライト」の展示もあり、入館早々エキサイティングな気持ちになります。
ロマンの宝庫、恐竜の世界へと誘われる
本物の恐竜の化石が埋まる透明な床に大興奮
思わず足がすくむほどの臨場感……!
透明な床の下に展示されたたくさんの骨。実はこの骨、トリケラトプスの本物の化石なのです。
隣に座っている人間のマネキンと比べるとその大きさは歴然。白亜紀にはこんなに大きな生き物が生息していたのか、と感慨に浸ります。
迫力満点!マメンキサウルスとブラキオサウルス
動物園のキリンの何倍も首が長くてびっくり◎
今にも天井に頭が届きそうなほど首が長い2匹の恐竜、マメンキサウルスとブラキオサウルス。
すぐそばに展示されたティランノサウルスが小さく見えるほどの大きいサイズ感に、迫力と威厳を感じます。
ちなみにこちらのティランノサウルスは実物大の模型となっており、実際に動く姿も見られますよ。
カマラサウルスの右大腿骨を触ってみよう
人生で初めて恐竜の化石を触りました!
ゴツゴツと岩のような形をしたカマラサウルスの右大腿骨は手で触れる展示物です。
右大腿骨の隣には大きなカマラサウルスの骨格標本が並び、そのうち7割が本物の化石、残り3割はレプリカで作られているのだとか。
貴重なカマラサウルスの骨格標本や触れる化石が展示されているのも、群馬県立自然史博物館ならではの魅力ですね。
映画ドラえもんにも登場したフタバサウルス
ピー助、想像より大きいけど可愛い♡
「映画ドラえもん のび太の恐竜」に出てきた可愛らしい恐竜、ピー助。群馬県立自然史博物館では、そんなピー助のモデルになった「フタバサウルス」の骨格標本も見られますよ。
長い首にまるっとした体のフォルムは、映画からそのまま飛び出してきたかのような愛らしさを感じます。
こちらのフタバサウルスは宙に浮いた状態で展示されているため、気になる方は頭上を気にしながら館内を巡ってくださいね。
群馬の交通手段はレンタカーがおすすめ
現代を生きる動物を身近に感じられる展示
ふわふわのノウサギやアナグマに触れてみて!
生きている動物と同じようにそっと触りましょう
「ハンズオンを通して生き物や歴史を身近に感じてほしい」という思いから、触れる展示が多く並ぶ群馬県立自然史博物館。
恐竜の化石のほか、ノウサギやキツネなどの剥製にも触れられますよ。毛流れに沿ってそっと撫でてみてくださいね。
さまざまな動物の剥製を間近で見てみよう
今にも動き出しそうな剥製たちにドキドキ
こちらに並ぶ剥製は触れないものの、目の色や毛質が分かるほど近づいて観察することは可能です。
大きくて力強さを感じるツキノワグマや、動物園では離れた場所からしか見られないニホンザルの剥製をゆっくりと観賞してみましょう。
ロボット博士がお出迎えするダーウィンの部屋
人型ロボットのチャーリー博士は動く&喋る!
身振り手振りをしながら話す姿は本物の人間のよう
ロボット博士のチャーリーが、世界中から収集したたくさんの標本を展示して出迎えてくれる「ダーウィンの部屋」。
さながら人間のように滑らかな動きで進化について熱弁する姿は必見です!
触れられる標本や展示はお子様に大人気
あちこち引き出しを開ければ気分は生物博士♪
ダーウィンの部屋の各所にも、ほかの展示室と同様にハンズオンで味わえる仕掛けが施されています。
好奇心をくすぐる展示の数々は小さいお子様はもちろん、大人も一緒に楽しめますよ!
群馬を楽しむ!おすすめバスツアー
毎月内容が変わる!「サイエンス・サタデー」
画像提供:群馬県立自然史博物館
毎週土曜日の午後に開催される「サイエンス・サタデー」は群馬県立自然史博物館の大人気イベント!
館内の実験室で行われる当イベントは、お子様の「なんで?どうして?」という知的好奇心を高めてくれますよ。
気になる方は、公式サイトで現在開催中のサイエンス・サタデーをチェックしてから足を運んでみてくださいね。
ミュージアムショップには珍しい商品が多数取り揃え
広々とした店内でお買い物を楽しむ
大人も子ども楽しめる図鑑や絵本も販売◎
博物館ならではの珍しい商品が所狭しと並ぶミュージアムショップ。一部区画にはぐんまちゃんグッズのコーナーもありました。
デフォルメされた恐竜や動物の可愛らしいキーホルダーと雑貨は、持っているだけでテンションが上がりそうです!
可愛らしいマグネットは恐竜や動物がモチーフ
実用性のあるお土産はあげるのも貰うのも嬉しい♡
ティランノサウルスやアンモナイトや化石、クラゲやクリオネやマンボウなど、さまざまな生き物をモチーフにしたマグネットも人気商品のひとつです。
小ぶりで場所を取らないサイズ感なので、気に入った数種類をコレクションするのも楽しそうですね。
自分へのお土産に鉱物や化石はいかが?
センスを感じるお土産はプレゼントにも最適
ミュージアムショップでは誕生石やアンモナイトの化石など、ロマンを感じる商品も販売されています。
一緒に来館した家族やお友達とお揃いの鉱物を身につけたり、太古の時代の化石に思いを馳せたり。楽しみ方が無限大のおしゃれなお土産もぜひ手に取ってみてくださいね。
群馬の交通手段はレンタカーがおすすめ
「群馬県立自然史博物館」へ心揺さぶる旅に出よう
実物大の動く恐竜模型や実際の化石を使用した骨格標本など、さまざまな展示が並ぶ群馬県立自然史博物館。
ハンズオンで楽しめる展示も多く、1日かけてゆっくりと巡りたい魅力溢れるスポットです。
群馬旅行では「群馬県立自然史博物館」で太古の時代へタイムスリップをしてみませんか?
群馬県立自然史博物館へのアクセス
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【住所】群馬県富岡市上黒岩1674-1
【開館時間】
・博物館…9:30〜17:00(最終入館は16:30まで)
・ミュージアムショップ…9:30〜17:00【休館日】毎週月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日がお休み)、年末年始
※詳細は公式サイト「開館カレンダー」をご確認ください。
【入館料】
常設展のみ展示期間…一般:510円、大学・高専・高校生:300円、中学生以下:無料
※企画展開催中は特別料金になります。
【駐車場】あり(無料。混雑する時期は臨時駐車場も開設されます)
【公式サイト】https://www.gmnh.pref.gunma.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/gmnh1996/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。