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【能登復興支援】「のと100プロジェクト」第1弾イベントに参加してきました!

石川県|【更新日】2024年12月11日

【能登復興支援】「のと100プロジェクト」第1弾イベントに参加してきました!

11月22日(金)に東京で開催された「第1回 のと100 MEET UP!~いま能登の復興の力になりたい100の人~」に参加してきました。

能登半島地震から約1年。能登の復興を加速させていくことを目的に、能登・東京に所在する7団体が実行委員会を組織し活動を行っている「のと100プロジェクト」。

「#いま能登でできる100のこと」の情報発信と「能登の復興に関わりたい」と思っている地域外の方とのマッチングイベントの開催を中心に活動をされています。

今回参加したのは、プロジェクトの活動の1つであるマッチングイベント。第1回目のイベントの様子をご紹介します!

目次

交流しながら学べる展示&交流ブース

いま行ける能登 展示ブース

イベント2

事務局の方から訪れて欲しいスポットの提案も

会場では能登に関する様々な展示を行っており、能登の現状についてや能登に関するプロジェクトについて知ることができました。

まず目に入ったのは、いま行ける能登エリアの観光スポット・飲食店等を能登半島の地図上にピックアップした展示です。

能登では徐々に営業を再開する観光地、飲食店等の施設も増えてきています。

イベント3

世界でも珍しい波打ち際を自動車で走ることができる「千里浜なぎさドライブウェイ」や本物の宇宙船がある宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」など、人気の観光スポットもいま行ける能登として紹介されていました。

古材レスキュープロジェクト

イベント4

こちらはのと復耕ラボと丹青社が行っている「古材レスキュープロジェクト」。

震災によって被害を受けた家屋に使われていた貴重な古材をレスキューし、能登内外の建築物の内装材や家具などに活用するプロジェクトです。

震災後、ボランティア活動を行う中で、被災者の方から「このまま解体されてしまうのが悲しい」「柱一本でも次のお家に持っていけたら気分が違うのに」という声を聴きこのプロジェクトが立ち上がったそう。

イベント5

実際にレスキューした古材を使用して制作された椅子も展示されていました。

持ち主や作り手の思いが伝わってくるような、素敵な椅子ですね。

トークセッション「復興に向けて、いま繋がりたい人材」

イベント6

今回のイベントでは、能登で復興に向けた活動をしている方々をゲストに招いてトークセッションが行われました。

イベント14

登壇された宮田 清孝さんは、和倉温泉再生に向けて復興ビジョンを策定。「和倉温泉創造的復興まちづくり推進協議会」発足に取り組まれています。

”能登の里海里山をめぐる力に”という言葉をビジョンに能登の自然の循環がもたらす恩恵、人が集い行き交うことで生まれるちから、和倉温泉の生業を共鳴させ、能登に暮らす人、働く人、訪れる人全てが幸せになれる和倉温泉の再生に向けて活動されています。

登壇者の方の今能登で求められているもの・こと・人についての議論を通して、今後の能登との関わりしろについて考えるきっかけとなりました。

食べて応援!POTLUCK BAR

能登の美味しい食材とともに交流するひととき

イベント9

トークセッション後は「POTLUCK BAR with のと100プロジェクト」に参加。

能登の美味しい食材を使った料理を味わいながら、トークセッション登壇者や参加者同士の交流ができる時間でした。

イベント7

好みに合ったおすすめのお酒をご提案していただきました

BARマネージャーを務めたのは、能登町・松波酒造の若女将、金七さん。

松波酒造は、地震により蔵も全壊。松波酒造含め奥能登にある酒蔵、11蔵は全て被害を受けました。しかし地震に負けず、蔵に残った酒や酒米を救出。今は全国の酒蔵の協力もあり小松市の酒蔵でお酒を醸造されています。

能登のご当地グルメにも注目

イベント8

貝ときのこのメギスいしり焼き

食事はお酒とのペアリングも考えられた見た目も鮮やかな料理が並びます。

貝ときのこのメギスいしり焼きにも使用された「メギスいしり」は、白身魚のメギスを原料に作られた能登に古来より伝承される魚醤。クセが少なくあっさりしているので、いろいろな料理に使いやすいそう。

イベント10

口に入れると優しい昆布の自然の甘さが広がります

能登町にある大脇こんぶの「おぼろ昆布」を使用したおにぎり。石川県で唯一の昆布削り職人が削った、削りたての昆布は絶品でした。

里山里海に囲まれた能登では、新鮮な海の幸、山の幸が豊富。今回のイベントでも能登の食の美味しさに感動しました。

能登にある良い品をライフスタイルに

イベント11

イベントブースには石川県・能登の特産品お取り寄せネットショップ「能登スタイルストア」が出店しており、能登の特産品をお店の方とお話しながらお買い物しました。

イベント13

能登スタイルストアでは、能登にある良い品を、現代の私たちの暮らしに取り入れるライフスタイルを提案。 一つ一つの商品を独自の角度から丁寧に取材をし、作っている人や風景とともに、自信を持ってお奨めできる良い品を届けているネットショップです。

イベント12

私はおすすめいただいたこちらの3点を購入。特に「トーストにかけて食べるこんぶ」は食感もサクサクで新感覚の商品でした。

今、能登でできる100のこと

「のと100プロジェクト」は、現在の能登でできることを広く伝えることで、能登に関わり、つながりを持つ方を増やし、創造的復興を推し進めたいという思いで活動をされています。

公式Instagramでは美しい自然、グルメ、伝統工芸など、今の能登の魅力を発信されていますのでぜひチェックしてくださいね。

今回のイベントを通して得た繋がりやお話を活かして、「たびらい」としても観光に役立つ形でお力添えできるよう、引き続き情報発信を中心とした活動を行ってまいります。

「のと100プロジェクト」について

  • 【運営者】のと100プロジェクト実行委員会

    <能登事務局>
    一般社団法人能登半島広域観光協会
    能登DMC合同会社
    NRN能登復興ネットワーク「いやさか」

    <東京事務局>
    株式会社丹青社
    一般社団法人ソーシャルキャピタル協創機構
    株式会社花咲爺さんズ
    株式会社NTTアーバンソリューションズ総合研究所

    【公式サイト】https://noto100.discover-noto.com/

    【公式Instagram】https://www.instagram.com/noto100_/?hl=ja
    「のと100プロジェクト」公式インスタグラムでは、能登の魅力や復興に関する情報を日々発信中!美しい景色や地元のプロジェクトを知るきっかけに、ぜひフォローをして能登の復興を応援しましょう!

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ライタープロフィール

imamura aki

imamura aki

鹿児島県鹿児島市出身。地元が温泉県ということもあり温泉や旅館宿泊が趣味。また食べることも大好きで休日は美味しい居酒屋やカフェをSNSで見つけて巡っています。