福が広がりますように。北海道神宮の神宮茶屋でいただく「焼きたて福レ餅」
札幌市|【更新日】2025年3月17日
北海道最大規模の神社「北海道神宮」。自然豊かで広々とした境内をゆっくり楽しんだ後は、ちょっとひと息入れたくなりますよね。
本殿からも近く、名物の焼きたて和スイーツがあるという「神宮茶屋」に行ってみました。
目次
北海道神宮の森の休憩所。歩き疲れたらひと休み
社(やしろ)を思い起こさせる「神宮茶屋」

佇まいが社のような存在感の「神宮茶屋」
円山公園から公園口鳥居をくぐって本殿に向かう途中に現れる「神宮茶屋」。境内の森のすぐそばにあり、木で組まれた建物はまるで社のよう。
近年は旅行客にも人気で、外まで行列ができていることもしばしばある人気の休憩所です。
場所は森のすぐ近く。休憩のためのベンチも

ベンチの横には森が広がり、エゾリスを見かけることも
店舗横には木でできたベンチとテーブルが置かれ、ここで一服するのも楽しい場所。
すぐ横の木々にエゾリスがひょっこりと顔を出すこともあり、境内の自然を感じながらひと休みする人も多い場所です。
お品書きはとてもシンプル!定番のソフトクリームも

福レ餅はラストオーダーがあるので要注意!
長居するというよりは、ほんのひと時休める場所の「神宮茶屋」。その分お品書きの数も限られています。
食べ物は今回のお目当てである「焼きたて福レ餅」と、ソフトクリームのみ。飲み物も3種類だけとシンプルそのものです。
店内は森の中にいるよう。ガラス張りの心地よい空間

両面がガラス張りという珍しい造りの店内
白い暖簾をくぐって店内に入ると、店舗の両側の側面はガラス張り。神宮の森の景色と、木で作られた店内のしつらえがぴったりと合って、なんとも清々しい居心地。
混んでいることが多く見えにくいですが、入って正面左端にレジがあるので、会計や注文はこちらで。
現地発信!おすすめホテル・旅館は こちら
名物は焼き立てアツアツの「焼きたて福レ餅」
福が広がる願いを込めた北海道神宮限定のお菓子

焼き立てをその場で食べる「福レ餅」。期待が膨らみます
「焼きたて福レ餅」は、大福を高温の鉄板で挟み焼きにしたお菓子。餅は北海道産のもち米を使った、ここでしか食べられない焼き立ての限定品です。
以前は名物サブレーの「焼きたて福かしわ」を提供していましたが、2022年12月より「焼きたて福レ餅」と入れ替わりました。
高温の鉄板ではさんで、まあるくこんがり

一度に焼けるのは4つまで。びっくりするくらいぺちゃんこになります
福レ餅はレジで注文し、会計をした後に焼き始めます。最初は手のひらに収まるほどの大きさの大福です。
熱々の鉄板にひとつひとつ並べられ、上からぎゅっとさらに鉄板で圧力をかけます。焼き時間はほんの数分。待ち時間は店内にもベンチがあるので、腰掛けて待っていてもOKです。
羽根のように広がった餅がカリッと。他にはない味わい
福が広がる願いを込めた北海道神宮限定のお菓子

焼き立てを1枚ずつ手渡してくれる。ほんのりあたたか!
手に持つと、そのインパクトにびっくり!
餅がせんべいのように広がり、まるで小さなうちわのよう。絵馬のような形の包み紙に入れられているのも、神宮らしさが感じられます。
ゴマの風味がふんわり。羽根の歯応えも楽しい

薄いので冷めるのもあっという間。急いでいただきます!
食べてみると、フチの部分はカリカリ、中は餡の甘さがしっかりと感じられる味わい。ゴマの風味もしますが、ほんのわずかだけでちょうどいい塩梅です。
平べったいのであっという間に冷めてしまうため、急ぎめに食べることをおすすめします。
北海道を楽しむ!おすすめバスツアー
「神宮茶屋餅」も食べられるのはここだけ
餡は店頭で、ひとつひとつ丁寧にのせられる

なめらかな手つきで餡を塗る様子に思わず見惚れてしまう
北海道産のもち米「はくちょうもち」で作った「神宮茶屋餅」は、ここでしか買うことのできない限定品です。
粘りのある餅に、こしあんがたっぷりとのっています。店頭で手際よく餡を塗っている姿を見ると、つい欲しくなってしまいます。
ひと口大のお餅はもっちりやわらか

ちょっと大きめのひと口サイズ。パッケージもかわいい!
専用のヘラが入っているので、ひとすくい。餡の下の餅は大きめの一口大に区切られており、さっとすくえます。
甘すぎない餡とモチモチした食感の餅で、あともう一個と手が伸びてしまうおいしさ。
日持ちするお菓子も。お土産にぴったり
縁起のいい柏のさくさくサブレー「福かしわ」

サクサク&シンプルな味わいの「福かしわ」
柏の葉は神前に供物を捧げる器として使われていたことから、「柏手を打つ」の語源になるなど、福々しい縁起物とされてきました。
その柏の葉をモチーフにした「福かしわ」は、歯応えサクサクのサブレー。北海道産の小麦粉と2種類の砂糖をブレンドしたこだわりの一品で、お土産にもぴったりです。
北海道神宮銘菓奉献会に献菓するお菓子も

北海道内のさまざまなお菓子も並ぶ店内
北海道神宮銘菓奉献会は、北海道内の菓子製造会社から成る団体。 毎年10月に献菓祭にて銘菓を奉献しています。
店内には北海道神宮銘菓奉献会の菓子も並んでおり、さまざまな種類の北海道銘菓を買うこともできます。お菓子好きは要チェックです!
福々しいお菓子で一服できる「神宮茶屋」
北海道神宮の中にある「神宮茶屋」は、広い境内の中を歩いた時のひと休みにぴったりな休憩所。
店舗横のベンチでは木々を間近に感じながら過ごすことができ、店内も側面の壁がガラス張りで自然の中にいるかのようです。
名物は「焼きたて福レ餅」。大福を鉄板でプレスし、まるで扇のように広がった状態で食べることができます。店内では他にも和スイーツも販売しており、北海道らしいお菓子で息抜きできますよ。
神宮茶屋へのアクセス
-
【住所】北海道札幌市中央区宮ヶ丘474番地
【アクセス】地下鉄東西線 円山公園駅 2番口から徒歩約10分
【電話】 なし
【営業時間】9:00-17:00(LO.16:45)※北海道神宮の閉門時間に準ずる
【定休日】不定休
【駐車場】なし 北海道神宮の駐車場は有料にて利用可能
【公式Instagram】https://www.instagram.com/jinguuchaya_hokkaido/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。


