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癒しのゼロ距離「伊豆アニマルキングダム」で貴重なふれあい体験を楽しもう

東伊豆町|【更新日】2024年12月13日

癒しのゼロ距離「伊豆アニマルキングダム」で貴重なふれあい体験を楽しもう

ウォーキングサファリ型の動物園として人気の伊豆アニマルキングダム。希少な動物の観察や、おとなしい動物たちとふれあえるということで、季節を問わず多くの観光客が訪れます。

2024年9月にはホワイトタイガーの赤ちゃんが産まれ、パーク人気も盛り上がっています。今回は伊豆観光の定番、伊豆アニマルキングダムをご紹介します。

目次

伊豆観光の定番スポット「伊豆アニマルキングダム」

伊豆稲取の高台にある動物の楽園

伊豆アニマルキングダム外観

国道135号線を伊東から稲取方面に向かい、稲取高校のあたりで山側へと登っていきます。

向かう途中にもおすすめの観光スポット、「稲取ふれあいの森展望テラス」や御殿場高原ワインのワイナリー「GK WINERY東伊豆」がありますよ。

それらを過ぎ、さらに上がった先にあるのが今回取材する「伊豆アニマルキングダム」です。標高が高いので、麓と天気が違うことがあるので注意しましょう。

広大な敷地で約600頭もの動物たちを飼育

大ボリュームなので、今回はアニマルゾーンだけお届け!

「伊豆アニマルキングダム」は2010年に開業し、東京ドーム約5個分の敷地内に66種、約600頭の動物たちが飼育されています。

園内は、道路を挟んで「アニマルゾーン」と観覧車など遊具のある「プレイゾーン」に分かれています。今回はアニマルゾーンを取材します。

次々と動物たちが出てくるウォーキングサファリ

前置きもなくいきなりキリンが登場!

伊豆アニマルキングダムはウォーキングサファリといって、動物たちが放牧されている園内を一段高くなった歩道から見て回るというスタイルの動物園です。

遠くからでも動物たちが見渡せるのですが、背の高いキリンは入園一番に目につきました。

ゼロ距離のチャンスは餌やり

目の前のキリンは想像より大きかった

純粋な瞳の輝きまで確認できる距離

こちらはウォーキングサファリのキリンエリアです。パーク内には4頭のキリンがいて、どれも立派です。遊歩道のすぐ先が飼育エリアなので、本当に目の前にキリンがいます。

この距離感が同園の特徴。なかなかこの距離でキリンを見ることがないので、顔つきや毛並みなど細かい部分までじっくりと眺めてしまいます。

キリンの舌の繊細さに驚き

餌やりで子どもたちは大興奮!

なんとキリンの餌やり体験可能!園内で販売されている餌を買って、手に持って柵に近づけばキリンが近寄ってきてくれ、長い舌を伸ばして餌を巻き取っていきます。

驚いたのはキリンの舌の力強さと繊細さです。強く持った餌も難なく取っていってしまいますし、舌先が手に当たることもありません。

ぜひ体感してほしい餌やりの距離感

餌を持って回るといつでもあげられて便利♪

こちらが園内のあちこちにある動物の餌売り場です。伊豆アニマルキングダムでは、園内の草食動物ほとんどに餌やりをすることができます。

キリンやヤギなどには小松菜を、ダチョウなどには粒状の餌をあげます。間近で動物とふれあうチャンスなので、ぜひ体験しましょう。

癒し系動物の楽園「ふれあい広場」

癒されたい人たちが続々と中へ

ここが噂の癒され広場!

ふれあい広場は、その名の通り動物たちにタッチ、抱っこ、餌やりなどができます。

こちらにいる動物たちは、カピバラ、アリクイ、ヤマアラシ、ハリネズミ、アルマジロ、ウサギ、ワラビー、フクロウなどかわいい系ばかり。

人気のエリアらしく次々に人が入っていきます。

足元に寝そべる南米の珍獣

伊豆アニマルキングダム触れ合い

自宅かよ!とツッコみたくなる寛ぎ具合

いきなりふれあいを激写。男の子の足元で寝ているのはマーラという南米の動物です。顔はネズミ、耳はウサギ、体はシカという珍しい動物だそうです。

こんな体型ですが足はとても速く、スタミナもあるのだとか。最高速度は45キロ、そして時速40キロで1キロを走り抜けるのだそう。

癒しの動物写真が撮り放題

どのアングルからも出るカピバラ癒しのオーラ

どんな人でも和ませてくれる癒しの達人、カピバラ。特に柵などもなく、ふれあい広場の中を放し飼いのような状態で飼育しています。

カピバラたちは人間から逃げることなく、思い切りリラックスしているので癒しの惚け顔が撮影し放題。近距離で動物写真が撮れるので、写真が好きな方にはおすすめです。

別惑星から来たようなアルマジロ

顔は映画スターウォーズの登場人物に似ています

そしてこちらがアルマジロです。アルマジロを間近で見るのは初めてだったので、その不思議な容貌に釘付けになりました。

大きさは15センチ程度と小さめですが、甲羅のような背中に描かれた模様、細かく動き回る足、そして動物離れした顔。まるで別な惑星の生き物のようです。

振り返ればそこに動物がいる身近すぎる展示

自然を再現した新エリア「アニマルパラダイス360」

パーク内の奥の方にできた新施設です

こちらは2024年春にオープンしたばかりの「アニマルパラダイス360」です。高さ10m、広さ1,150平方メートルの敷地の中に、自然に限りなく近い環境が作られています。

こちらで出会えるのはアルマジロ、カピバラ、ミナミコアリクイ、アルパカ、ベニイロフラミンゴなどの動物たちです。

カピバラは続々と新生児が誕生中

日向ぼっこ中のカピバラファミリーです。近くに人がいますが、全く動じない様子。

大きな大人のカピバラの周りに、ちびっこカピバラがたくさんいますが、同園で生まれた赤ちゃんたちです。

こうした伊豆アニマルキングダム生まれのベビーたちと触れあえるのも、魅力のひとつです。

アルパカのヘアスタイルがチェックできる距離感

いろんなヘアスタイルがいましたが、この子がハイセンス

そしてこちらも人気のアルパカです。髪型がカッコいいですね。一応、柵はありますがアルパカもふれあえる距離です。

他にもフラミンゴや大きなフクロウもいました。フクロウはあまりに動かないので置物だと思っていたら、いきなり動いて驚いてしまいました。

赤ちゃんタイガーの人気爆発「猛獣ゾーン」

2024年生まれのホワイトタイガー公開

園内生まれの赤ちゃんが多いのも魅力のひとつ

猛獣ゾーンでは、ホワイトタイガー、ライオン、チーターが飼育されています。

ホワイトタイガーは、2024年9月12日に赤ちゃんが誕生し、翌日13日より展示場デビューが始まりました。

伊豆アニマルキングダムでは希少なホワイトタイガーの繁殖に成功していて、12頭目の赤ちゃん誕生だそうです。

可愛い姿を一目見たい!ベビトラが大人気

アイドルという言葉が相応しい人気

そのお目当てのベビトラを一目見ようと心待ちにする人がずらり。望遠レンズでスタンバイしている方もいますね。

猛獣ゾーンはライオンやチーターもいるのですが、観客の多さは圧倒的にホワイトタイガーの前。ベビトラ人気の高さが伺えます。

あらゆるペット同伴OKなアニマルキングダム

カメラを向けると目線をくれました

ベビトラを見にきていた方が連れていたワンちゃんです。伊豆アニマルキングダムはペットOK、それも犬、ネコに限らず爬虫類、鳥類でも連れて入れます。

多くの動物園は飼育動物への感染症対策という理由でペットNGがほとんどですが、アニマルキングダムでは、ほとんどのペットを連れて入園可能です。

※ペット同伴について、犬は、背高(体高と混同注意)55cm/体重25㎏ 以内、そのほかのペットについてはケージに入れての入園となります。詳しくはこちら

散策の開放感と動物とのゼロ距離感を楽しもう

園内はとても広く余裕を持って作られているので開放感があり、どの動物ものんびりを過ごしていて平和な空気が流れています。

そんな和やかな雰囲気でカピバラやキリンなどと触れ合うと、心がとても落ち着きます。

動物たちとの触れ合いはヒーリング効果があると言われていますが、まさにその効果を体感できる施設です。

伊豆アニマルキングダムへのアクセス

  • 【住所】静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3344

    【営業時間】9:30〜16:00(日によって異なる)

    【定休日】なし

    【入園料】土日祝日・繁忙期:大人(中学生以上)2,800円 /こども(4歳~小学生)1,400円
    平日:大人(中学生以上)2,500円 /こども(4歳~小学生)1,250円

    【駐車場】あり(有料)

    【問い合わせ】0557-95-3535

    【公式サイト】https://izu-animal-kingdom.com

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

石井省

石井省

茨城のだっぺ地区出身です。東京から伊豆へ移住。週に3回は温泉に入る温泉好きで、伊豆のマイナー温泉を丁寧に探索中。旅は行き当たりばったり、そこで起こる偶然と奇跡の瞬間を愛しています。