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カラフルな御朱印を旅の記録に!花手水やお守りも人気の「札幌諏訪神社」

札幌市|【更新日】2024年12月2日

カラフルな御朱印を旅の記録に!花手水やお守りも人気の「札幌諏訪神社」

旅行のたびに、その土地の神社を参拝する人も多いのではないでしょうか?

参拝の証である「御朱印」は、現在では各神社でそれぞれの個性を打ち出したものを授与していて、神社巡りの楽しみの一つにもなっています。

「札幌諏訪神社」は種類豊富な御朱印のほか、花手水やお守りにも力を入れている人気の神社です。今回はその魅力をレポートします!

目次

ローカルな神社が一新!何度も訪れたい映えスポットに

総本社は長野の現諏訪大社、鎮座140年余り

札幌諏訪神社1

札幌市東区の住宅地にあるこぢんまりとした神社です

札幌諏訪神社があるのは、札幌駅から地下鉄で1駅の場所。東豊線の「北13条東」駅が一番近く、駅から徒歩3分程の距離にあります。

明治15年に、信濃から移住してきた人々が現諏訪大社の御分霊を奉斎したことから始まりました。

御祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)と八坂刀売命(やさかとめのみこと)の夫婦神で、縁結びや夫婦円満、子授け、開運厄除のご利益があるといわれています。

神社参拝に楽しさをプラス、女性を中心に人気沸騰中!

札幌諏訪神社2

神社参拝に楽しさを求めてもいいじゃない?

地域の信仰厚い昔ながらの素朴な神社でしたが、コロナ禍で参拝者が激減したこときっかけに、花手水や御朱印に力を入れるようになりました。

元々は縁結びや安産・子宝のご利益を求めて訪れる人が多かったところ、今ではその華やかさや楽しさに惹かれて気軽に来る参拝客が増えたそう。

平均して平日は200〜300人、土日には700〜800人もの参拝客が訪れ、手水舎から鳥居の外まで行列ができることも。

毎月変わる!華やかな花手水や御朱印が魅力

いつ訪れても満開の花々が迎える、写真映えする花手水

札幌諏訪神社3

取材時は「色」をテーマにした月で、ピンク1色でした

禰宜みずから花を用意している花手水は、月ごとにテーマを設けていて、背景の和傘も季節によってチェンジ。

雪深い札幌ではめずらしく、冬も休止することなく華やかな状態で参拝客を迎えてくれます。

撮影スポットとしても人気ですが、もちろん手も清められるので安心してくださいね。

何枚も授かりたい!集めたくなる多彩な御朱印

札幌諏訪神社4

一番人気、花手水モチーフの御朱印はなんとも華やか!

参拝後にぜひお受けしたい御朱印は、繊細で美しい切り絵タイプや、背景が透けるクリア御朱印、紙に刺繍が施されたものなどなど、豊富に用意されています。

月や季節ごとで種類が変わるほか、天赦日や一粒万倍日でも都度細かく御朱印が変わるので、何度も参拝に来てお受けしたくなるかも。

どれも素敵で一枚に決められない場合もあるかもしれませんが、一度の参拝でお受けできるのは一枚だけ、という決まりは設けていないそう。

参拝が難しい場合は郵送での授与も可能なので、インスタグラムやホームページをチェックしてくださいね。

その場合、御朱印には「奉拝」ではなく「遥拝」と書いてくださいます。

選ぶのも楽しい、お守りやおみくじも種類豊富

あなたの“推し色”は?人気のレースお守りは全8色

札幌諏訪神社5

気分が上がるお守りを選んだら運気も上がりそう!

お守りも評判で、特に人気なのは「開運レースお守り」。社紋とエゾリス、お花の模様が入っていて、とってもかわいい!

全8色あり、コンサートやライブなどで札幌を訪れた女性参拝客が、それぞれの“推し”のテーマカラーを選んでお受けしていくことから評判になりました。

御祭神の建御名方命(たけみなかたのみこと)は戦の神として有名なので、男性は「勝守」を求める人も多いとか。

ほかに、北海道に生息する小鳥「シマエナガ」のキーホルダー型開運お守りも、人気を集めているそうです。

おみくじは付いてくる縁起物で選ぶのもおすすめ

札幌諏訪神社6

境内にはおみくじ箱がずらり、目移りしてしまいます

おみくじは全部で30種類以上を用意しています。

水であぶり出す体験型おみくじのほか、縁起物が付いてくるものも多く、こんなところにも神社ならではの楽しみが!

札幌諏訪神社7

手を上げているポーズが、福を招いてくれそう!

私は陶製の置物におみくじが入った、月替りみくじを選んでみました。

取材した月は、プロ野球選手・大谷翔平さんが飼っていることで名前が知られた、コーイケルホンディエ犬種をデザインした犬みくじ。

中におみくじが入っていて、引いたあとは持ち帰って置物として飾れます。

新たな恋愛成就スポット?木の洞のハート石

札幌諏訪神社8

すでに信仰を集めている様子がうかがえます

境内には樹齢約300年のヤチダモの⽊と樹齢約250年のハルニレの⽊が立っています。

この2本の御神木のうち、手水舎近くにあるハルニレの木のうろを覗いてみると、ハート型の石が!

境内で見つかったハート型の石を磨いて鎮座させたそう。もしかしたら恋愛運のご利益があるかも?

冬もあったか。地元の自家焙煎コーヒー店の出張販売

札幌諏訪神社9

キッチンカーの幌の中で、ほっとひと息

境内には、神社近くの自家焙煎コーヒー店「COFFEE PICTURES」がキッチンカーで出張販売に来てくれているので、寒い日にはあったか〜いコーヒーで温まってください。

コーヒーのほか、おしるこなども販売していますよ。

※毎週水曜は定休日

それぞれの思いを胸に人が集う、魅力いっぱいの神社

たくさんの工夫で国内外から人が訪れている「札幌諏訪神社」でした。

参拝後には、どこかすっきりした気持ちとともに、旅の思い出となる写真や記念品をたくさん持って帰ることができます。

あまり神社参拝をしたことがない、という人も、美しい花手水や御朱印、“推し色”のお守りをお目当てに気軽に訪れてくださいね。

「札幌諏訪神社」へのアクセス

  • 【住所】北海道札幌市東区北12条東1丁目1-10

    【アクセス】地下鉄東豊線北13条東駅2番出口より徒歩約3分

    【問い合わせ(電話番号)】011-711-0960

    【営業時間】9:00~17:00(年末年始は要確認)

    【定休日】なし

    【駐車場】10台

    【公式サイト】https://www.sapporo-suwajinja.com/

    【公式Instagram】https://www.instagram.com/sapporo_suwajinja/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

蜂野沙季

蜂野沙季

北海道出身、札幌市在住。札幌の情報誌の編集を8年半務め、現在はフリーライターとして活動。美味しいものにはちょっとうるさい。旅行は国内から海外までどこへでも。趣味は読書、美術館めぐり、お茶全般。本とお茶は旅行の必需品。