真鶴・貴船神社は日本三大船祭りの聖地!福の神のご利益を賜ろう
真鶴町|【更新日】2024年12月5日

「貴船神社」は寛平元年(889年)に創建された歴史ある神社。長い歴史を誇る地元の鎮守として、真鶴の地を見守り、地元の人々に親しまれる存在です。
この記事では、境内の見どころや真鶴の風物詩『貴船まつり』、偉人ゆかりの史跡などを詳しくご紹介します。
目次
「貴船神社」ってどんなご利益が?
“福の神”を祀る由緒正しき神社
鳥居をくぐり、「清めの石段」を登ると本殿に行ける
真鶴港を見下ろす高台に鎮座する「貴船神社」では、『大国主神』『事代主神』『少彦名神』の三神が祀られています。これらの神々は縁結びや医薬の神として信仰され、家内安全、商売繁盛、良縁祈願、病気平癒など幅広いご利益があるとされています。
特に「大国主神」は結びの御神徳を授ける神として「福の神」とも親しまれ、老若男女を問わず多くの人々に厚く信仰されています。
その数、なんと108段!本殿へと続く「清めの石段」
「清めの石段」。真鶴で産出する小松石の中でも「青」という最良石で作られている
神社に訪れたら、まずは本殿で参拝に行きましょう。その前にひと際目をひく石段がありますが、これは「清めの石段」と呼ばれるもの。
煩悩の数と同じ108段あり、本殿へと続いています。修行の道とされており、何かを成し遂げたいと願う際に登ると良いとされています。
ちなみに本殿までは車で行くこともできるので、足が悪い方でも本殿でのお参りができるので、ご安心を。
鎮守の森に鎮座する荘厳な本殿
全国的にも珍しい鉄筋の社殿
石段の先にある本殿
本殿は関東大震災の後、水害を避けるために石段の上へと遷座。震災に強い鉄筋で建立された社殿は、全国的にも珍しい鉄筋の社殿です。
周辺は巨木や豊かな緑に囲まれ、小鳥のさえずりが響く空間で最高の癒しを感じます。ちなみに筆者は商売繁盛と病気平癒を祈願!
本殿近くには授与所もあるので、お守りなどを見てみるのもいいですよ。
真鶴の夏の風物詩、日本三大船祭り「貴船まつり」が有名
本殿近くにある「御船舎」もぜひチェック!
本殿でのお参りの後、近くを散策していると「御船舎」を発見。「貴船まつり」の様子を再現した模型が飾られ、その歴史を知ることもできます。
「貴船まつり」とは、国重要無形民俗文化財に指定される「貴船神社」の例大祭。日本三大船祭りのひとつと言われ、真鶴だけでなく、全国的にも有名なお祭りなんです!
祭りは毎年7月に開催される真鶴の一大船祭り!
例年多くの見物客で賑わう「貴船まつり」。豪華絢爛な船が相模湾を渡る
祭りは7月の最終金曜・土曜の2日間開催。メインは2日間の宵宮で、花飾りや吹き流しで彩られた小早船と神輿船が、相模湾を練り渡る様子は圧巻で、多くの見物客がその華やかさに魅了されます。
威勢の良い掛け声と共に、豪華な船が海を渡る様子は圧巻です!
▼詳しくはこちら
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境内に残る偉人ゆかりの史跡を辿る
源頼朝の船出の地を発見!
「頼朝の腰掛石」は鳥居の横にある
真鶴は源頼朝に関する伝承が多く残ることでも知られています。そして「貴船神社」は“源頼朝船出の地”として知られ、境内に「頼朝の腰掛石」が残っています。
1180年の石橋山合戦で敗れた頼朝が、敗走する際に休憩したと伝わるのがこの岩なんだとか。偉人ゆかりの史跡を巡り、歴史に想いを馳せるひとときも魅力的です。
歴史と伝統が息づく貴船神社を訪れよう
真鶴を見渡すロケーションの中、偉人ゆかりの地などをみて回る時間は、心穏やかになります。
神社は高台の途中にあり、真鶴駅から徒歩で約30分かかるため、車やバスを利用するのが便利です。お守りなどの授与は、本殿横の授与所か境内中央にある社務所で受けられますよ。
実際に訪れてみると、自然の豊かさから抜群の癒し効果を体感できます。ぜひ一度訪れてみてはいかがですか?
「真鶴貴船神社」へのアクセス
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【住所】神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1117
【アクセス】真鶴道路「岩IC」約5分
【電話】0465-68-0066
【営業時間】終日開放
【定休日】なし
【駐車場】あり(有料)
【公式サイト】http://kibunejinja.com/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。