札幌で訪れたい美術館・博物館15選!近代美術から歴史展示までおすすめを紹介
札幌市|【更新日】2024年11月25日

札幌には、芸術や文化、歴史を深く楽しめる美術館・博物館が数多く点在しています。今回は、札幌市で訪れたい美術館・博物館を厳選しました。
近代美術や現代アートから、札幌の歴史を学べる展示まで幅広くご紹介!天候や季節関係なく楽しめるため、休日のお出かけの参考にしてくださいね。
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
目次
道内屈指のアートスポット【北海道立近代美術館】
「キンビ」の愛称で親しまれる美術館で芸術鑑賞を
5,000点を超える豊富なコレクションと、多彩な企画展が楽しめる「北海道立近代美術館」。1977年に誕生して以来、地元の方や観光客から人気を集め札幌の定番観光スポットにもなっています。
札幌の中心地にあるためアクセスも良く、緑豊かな庭園を目指して散策に訪れる人も多いのだとか。1日3回行われる無料のガイドツアーに参加するのもおすすめ。作品の背景や魅力をより深く感じられますよ。
「北海道立近代美術館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市中央区北1条西17丁目
【アクセス】地下鉄「西18丁目駅」4番出口から徒歩約5分
【営業時間】9:30~17:00(最終入館16:30)
【休館日】月曜(祝日または振替休日の場合は開館、翌火曜日が休館。展示入れ替え期間は休館の場合もあり。)
【駐車場】なし 近隣の提携駐車場を利用
【料金】一般510円、高大生250円 ※特別展は別途必要
【問い合わせ】011‐644‐6881
天才画家が見る札幌とは【北海道立三岸好太郎美術館】
札幌を愛した三岸好太郎が見る世界を体感
大正から昭和初期に活躍した札幌出身の画家・三岸好太郎。「北海道立三岸好太郎美術館」は、彼の画業を伝える場所として、1967年に開館した歴史ある美術館です。
彼の残した作品は、札幌の街並みや人物像など具体的なものもあれば、蝶と貝殻をモチーフにした抽象画などさまざま。三岸の代表的な作品を展示する所蔵品展を中心に、三岸芸術を幅広い角度からとらえた特別展なども開催されています。
「北海道立三岸好太郎美術館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市中央区北2条西15丁目
【アクセス】東西線「西18丁目駅」下車、4番出口より徒歩約7分/JRバス、中央バス(札幌←→小樽・手稲方面)「道立近代美術館」停留所下車、徒歩約4分
【営業時間】9:30~17:00(最終入場16:30)
【駐車場】美術館駐車場2台(無料)/「ビッグシャイン88北1条駐車場」利用 ※有料・利用者割引あり
【休館日】月曜(祝日は開館、翌火曜が休館)、年末年始、展示替期間
【料金】常設展 大人510円 高大生250円※特別展は別料
【問い合わせ】011-644-8901
無料で楽しめる【札幌大通地下ギャラリー 500m美術館】
札幌で気軽にアートを楽しみたいならココ!
札幌大通地下ギャラリー「500m美術館」は、地下鉄大通駅から東西線バスセンター前駅へ向かう地下コンコースを会場にした珍しい美術館です。
元々は期間限定のイベントスペースとして活用していた場所でしたが、常設化を希望する声が多く、2011年に常設化されました。駅施設内の通路に設置するギャラリーとしては、日本最長となります。
現在は地元アーティストの作品の発表の場として活用され、市民が気軽に芸術鑑賞ができる場所に。無料で楽しめるスポットのため、気軽に立ち寄れるのも嬉しいですよね。
「札幌大通地下ギャラリー500m美術館」へのアクセス
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【住所】札幌市中央区大通西1丁目〜東2丁目(札幌市営地下鉄大通駅とバスセンター前駅間の地下コンコース内)
【営業時間】照明点灯時間 7:30~22:00
【料金】無料
【問い合わせ】011-211-2261
【公式サイト】https://www.500m.jp/
市街を眺望できる邸宅も必見【本郷新記念札幌彫刻美術館】
札幌出身の彫刻家・本郷新の作品を展示
札幌市の閑静な住宅街に佇む「本郷新記念札幌彫刻美術館」。戦後を代表する札幌出身の彫刻家・本郷新の彫刻・絵画など約1,800点を所蔵している美術館です。
建物は2館に分かれており、本館では本郷の芸術を紹介するコレクション展や、彫刻や立体造形に関する企画展を開催。
アトリエ・ギャラリーとして建てられた邸宅でもある記念館では、野外彫刻の石膏原型、制作道具や家具類を展示しています。2階から臨む札幌市街も必見ですよ。
「本郷新記念札幌彫刻美術館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市中央区宮の森4条12丁目
【アクセス】地下鉄東西線「西28丁目駅」2番出口バスターミナル3番のりばから、JR北海道バス山の手線で約5分、「彫刻美術館入口」下車徒歩約10分
【営業時間】10:00~17:00(最終入館16:30)
【休館日】月曜(祝日等の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)、展示替期間
【駐車場】あり 8台無料
【問い合わせ】011-642-5709
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広大な敷地で芸術と自然を堪能【札幌芸術の森美術館】
約1,500点の展示でアートにどっぷり浸かる
“芸術文化都市さっぽろ”のシンボルとして作られた「札幌芸術の森」内に佇む「札幌芸術の森美術館」。北海道や札幌にゆかりのある作家の作品をはじめ、国内外の近現代美術などがコレクションの中心です。
絵画や彫刻、版画など多岐にわたる展示はなんと1,500点!たくさんの芸術を鑑賞したあとは、併設のカフェで豊かな自然を眺めながらゆっくりと過ごすのもおすすめです。
「札幌芸術の森美術館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市南区芸術の森2丁目75
【営業時間】9:45~17:00 ※6~8月は17:30(最終入場30分前)
【休館日】4月29日~11月3日は無休、11月4日~4月28日は月曜(祝日の場合は翌平日)
【駐車場】あり 普通車500円
【料金】展覧会ごとに変動(小学生以上有料)
【問い合わせ】011-591-0090
開拓時代にタイムスリップ【北海道開拓の村】
写真映えスポットが盛りだくさん!
「北海道開拓の村」は、道内各地の歴史的建造物が集められた野外博物館です。園内では馬車が通ったり、レトロな建築物が並んだりと、まるでタイムスリップしたかのような感覚を楽しめます。
市街地群、漁村群、農村群、山村群の4エリアに分かれた建築物の数は52点。現在では見られない建物は、思わず写真を撮りたくなるようなものばかり!大人も子供も楽しく歴史を学べるスポットですよ。
「北海道開拓の村」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
【アクセス】新札幌バスターミナル北レーン10番乗場より、JR北海道バス「開拓の村」行き乗車約20分、終点下車
【営業時間】5月~9月:9:00~17:00、10月~4月:9:00~16:30(最終入場30分前)
【休館日】5月~9月:無休 10月~4月:月曜(祝日、振替休日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日
【料金】高校生以上1,000円、中学生以下・65歳以上無料
【駐車場】あり 400台無料
【問い合わせ】011-898-2692
【公式サイト】 http://www.kaitaku.or.jp/
大人気の定番観光スポット【サッポロビール博物館】
プレミアムツアーも必見!
「サッポロビール博物館」は、日本で最も歴史のあるビール博物館。明治時代から残る歴史的な建造物や、実際に使われていた巨大煮沸釜などが見学できる人気の観光スポットです。
ビール好きの方にぜひ参加を検討してほしいのが、プレミアムツアー!ガイドによる館内の案内に加えて、“復刻札幌製麦酒”と“黒ラベル”を比較できるテイスティングタイムもあります。ここでしか飲めない味をお楽しみください。
「サッポロビール博物館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1
【アクセス】地下鉄東豊線「東区役所前」駅より徒歩約10分/JR函館本線「苗穂」駅下車、北口より徒歩約8分
【営業時間】11:00~18:00 (最終入館は17:30まで)
※プレミアムツアー最終回:16:30【休館日】毎週月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日
【料金】無料
※プレミアムツアー大人:1000円/中学生~20歳未満:500円/小学生以下 無料【駐車場】あり
【問い合わせ】011-748-1876
体験型の展示も豊富【札幌オリンピックミュージアム】
家族連れはココへ!子供も楽しいミュージアム
「札幌オリンピックミュージアム」は、オリンピックやパラリンピック、ウィンタースポーツの歴史などを学べる施設です。冬季オリンピック札幌大会のスキージャンプの会場であった「大倉山」にあります。
館内には体験型の展示も充実しており、子連れ観光にもおすすめ。スキージャンプやボブスレー、クロスカントリースキーなどを疑似体験できるブースは、家族で盛り上がること間違いなしですよ。
「札幌オリンピックミュージアム」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市中央区宮の森1274(大倉山ジャンプ競技場内)
【アクセス】地下鉄東西線「円山公園」駅2番出口より円山バスターミナルへ 、路線バス「大倉山線くらまる号」に乗車し「大倉山ジャンプ競技場」下車すぐ/(タクシー)地下鉄円山公園駅から約10分、札幌市内中心部より約20分
【営業時間】5月~10月:9:00~18:00、11月~4月:9:30~17:00(最終入場30分前)
【駐車場】あり 無料
【料金】大人600円、中学生以下無料
【問い合わせ】011-641-8585(大倉山総合案内所)
【公式サイト】 http://sapporo-olympicmuseum.jp/
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地酒の世界に没入【千歳鶴 酒ミュージアム】
試飲コーナーや直売所はお酒好き必見!
札幌で愛される地酒メーカー「千歳鶴」の直営売店である「千歳鶴 酒ミュージアム」。ここでしか手に入らない蔵元限定酒や、その場で瓶詰めしてくれる生酒など銘酒が購入できます。
館内には、千歳鶴の酒造り文化に触れられる貴重な資料やポスターの展示コーナーがあり、地酒の世界を深く知ることが可能。また、清酒・リキュール・甘酒などさまざまな酒の試飲カウンターもあるため、お酒好きは要チェックです!
「千歳鶴 酒ミュージアム」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市中央区南3条東5丁目2番地
【アクセス】札幌市営地下鉄 東西線「バスセンター前駅」9番出口より徒歩約5分
【営業時間】10:00~18:00(月末は17:00まで)
【休館日】年末年始
【問い合わせ】011-221-7570
建築好きにもおすすめ【北海道大学総合博物館】
豊富な資料から紐解く北海道の歴史
北海道大学構内のメイン通り沿いにある「北海道大学総合博物館」。モダンゴシック風の建物は、旧理学部本館として1929年に建てられた歴史ある建築物です。
長年にわたり収集、保存、研究されてきた、300万点にものぼる標本や資料が蓄積された北海道大学だからこその充実の展示は、見どころ満載。
有名なクラーク博士のエピソードやマンモスの模型など、幅広い分野の展示に驚かされますよ。
▼詳しくはこちら
お土産やグルメも充実!知的好奇心をくすぐられる「北海道大学総合博物館」
「北海道大学総合博物館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市北区北10条西8丁目
【アクセス】JR「札幌駅」北口9番・12番出口より徒歩約13分
【営業時間】10:00~17:00
【定休日】月曜(祝日の場合は翌平日)、ほか臨時休館あり
【料金】無料
【駐車場】なし(北海道大学構内は観光客の車の乗り入れ不可)
【問い合わせ】011-706-2658
レンガ造りの建築物は圧巻【札幌市資料館】
アクセス抜群の札幌市民憩いの場
札幌市民の憩いの場でもある「札幌市資料館」。国の重要文化財にも指定されている荘厳な建築物は特徴的で、館内はレトロな雰囲気が漂います。
1926年に札幌控訴院として建てられ、1973年に資料館になった歴史があり、復元された法廷や歴史展示など見どころ満載です。大通公園の近くにあり、アクセスも抜群のため、散策ルートに組み込むのもおすすめですよ。
▼詳しくはこちら
大通公園の最西端「札幌市資料館」歴史を学び、建築美に酔いしれるひととき
「札幌市資料館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市中央区大通西13丁目
【アクセス】市営地下鉄東西線「西11丁目駅」1番出口より西へ徒歩約5分
【営業時間】9:00〜19:00
【休館日】月曜(祝日・振り替え休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~翌1月3日)
【駐車場】なし
【料金】無料
【問い合わせ】011-251-0731
【公式サイト】https://www.s-shiryokan.jp/
ディープな歴史観光を【札幌村郷土記念館】
知る人ぞ知る穴場のミュージアム
札幌の歴史や発展を学ぶなら「札幌村郷土記念館」へ訪れてみてください。“札幌村”だった頃の暮らしを覗き見できるような、穴場のスポットです。
館内には、札幌村に関わる郷土資料がズラリと並び、中には札幌市の無形文化財「丘珠獅子舞(おかだまししまい)」の頭や衣裳なども展示されています。パネル展示だけでなく、実際に使われていた農具や生活用品も豊富で、見応え充分です。
▼詳しくはこちら
昔の札幌へタイムトリップ!「札幌村郷土記念館」でディープな歴史観光
「札幌村郷土記念館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市東区北13条東16丁目2-6
【アクセス】地下鉄東豊線「環状通東駅」4番出口より徒歩約3分
【営業時間】10:00~16:00
【休館日】月曜、祝日の翌日、年末年始(12月29日〜1月5日)
【駐車場】あり(お声がけください)
【料金】無料
【問い合わせ】011-782-2294
北海道を楽しむ!おすすめバスツアー
直木賞作家の歴史をたどる【渡辺淳一文学館】
秘蔵品から直筆原稿までを展示
北海道出身の直木賞作家・渡辺淳一に関する展示物を見ることができる「渡辺淳一文学館」。幼少期の思い出の品も多数展示されているほか、作家になってからの取材メモや直筆原稿、台本など貴重な資料が目白押しです。
主な展示品は2階にあり、1階は渡辺淳一の作品が並ぶ図書室になっています。カフェも併設されているため、著書を手に取りながらぜひゆったりとした時間をお過ごしください。
「渡辺淳一文学館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市中央区南12条西6丁目414
【アクセス】市営地下鉄南北線 「中島公園」駅下車、3番出口より徒歩約8分/市電「中島公園通」より徒歩約3分
【営業時間】4月〜10月:9:30~18:00、11月~3月:9:30〜17:30分(最終入館30分前)
【休館日】月曜(祝日の場合は翌平日)
【料金】一般500円、高大生300円、小中学生50円
【問い合わせ】011-551-1282
【公式サイト】http://watanabe-museum.com/
約30万点の資料から厳選【北海道立文学館】
北海道の文学とその歴史を深く学べるスポット
1995年に北海道初の総合文学館としてオープンした「北海道立文学館」。約30万点と豊富な資料の中から、学芸員が厳選したものを展示しています。
時代やテーマ、道産子作家などジャンル別に展示されているため、初心者でも分かりやすいのが魅力のひとつです。定期的に特別展や映画の上映会も行っており、何度訪れても楽しいスポット。
館内にあるミュージアムショップには、オリジナルグッズやポストカードなどが販売されています。
「北海道立文学館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市中央区中島公園1-4
【アクセス】地下鉄「中島公園駅」・「幌平橋駅」から徒歩約6分
【営業時間】9:30~17:00(最終入場16:30 )
【休館日】月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
【駐車場】あり 7台無料
【料金】大人500円、高大生250円、中学生以下・65歳以上無料 ※特別展は別料金(展示内容によって料金は異なる)
【問い合わせ】011-511-7655
地球の歴史と科学を学ぶ【札幌市青少年科学館】
遊びながら楽しく学べ、家族連れにおすすめ
家族連れの観光には「札幌市青少年科学館」がおすすめです。見て触れて遊べる科学館のため、地球の歴史や科学など、小さな子供にとって難しいテーマでも楽しく学ぶことができます。
人工降雪装置をはじめ、北国ならではの体験装置も盛りだくさん!毎日開催しているプラネタリウムやサイエンスショーなどは大人気のため要チェックです。
「札幌市青少年科学館」へのアクセス
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【住所】北海道札幌市厚別区厚別中央1条5丁目2-20
【アクセス】地下鉄東西線「新さっぽろ駅」1番出口すぐ/JR千歳線「新札幌駅」からサンピアザ経由徒歩5分
【営業時間】5月~9月:9:00~17:00、10月~4月:9:30〜16:30 (最終入館30分前)
【定休日】月曜・毎月最終火曜・祝日の翌日・特別展最終日の翌日・12月27日〜1月4日
【駐車場】提携駐車場あり
【料金】大人700円、中学生以下無料
【問い合わせ】011-892-5001
【公式サイト】http://www.ssc.slp.or.jp/
札幌の美術館・博物館で知的好奇心を刺激して
今回は札幌のおすすめ美術館と博物館をお届けしました。札幌には芸術作品を鑑賞できるだけでなく、思わず写真を撮りたくなるようなフォトスポットや、憩いの場所にもなるスポットまで目白押しです。
日常の喧騒から離れて、ぜひアートに囲まれる休日をお楽しみください。