科学の不思議を楽しく理解!「浜松科学館みらいーら」でワクワク体験
浜松市|【更新日】2024年10月22日
浜松駅から徒歩7分の距離にある「浜松科学館みらいーら」。
こちらでは、難しく感じてしまいがちな科学の不思議やその原理を楽しみながら理解できる工夫が施されており、子どもも大人も楽しめるおすすめのスポットです。
今回は、浜松科学館みらいーらの見どころや魅力についてご紹介します。
目次
科学のイロハについて学べる「浜松科学館みらいーら」

科学館のまわりは緑でいっぱい
浜松科学館みらいーらは、「自然」「音」「光」「力」「宇宙」の5つのゾーンで構成される常設展示や、プラネタリウム、サイエンスショーなどを通して、科学の面白さを知ることができる施設です。
各フロアの展示や見どころを紹介していきます。
1階に広がるのは「自然」ゾーン

実際にタッチ!体を動かして生き物の生息地を学びます
浜松科学館の1階中央に広がるのは、常設展示の「自然」ゾーン。浜松市の自然について理解を深めるエリアです。中でも子どもたちに人気だったのが「はままつ環境ウォール」。
浜名湖や中田島砂丘、天竜川などがある自然豊かな浜松の多種多様な生態系について、実際に映像をタッチするなどして体を動かしながら楽しく学べます。

デジタルスコープでミクロの世界を体感!
また、昆虫や魚、植物、岩石のプラスチック標本を1,000倍に拡大して観察できるデジタルスコープもあります。
肉眼で見られないような細かい部分まで観察することができるので、今まで知らなかったことを発見できるかも!
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2階で学べる4種の科学を紹介
身近な機械や電気の仕組みを体感!「力」ゾーン

浜松だから実現した豪華な展示は体験必須!
2階にある「力」ゾーンでは、身近な機械や電気の仕組みを実際に体感しながら学べるエリア。
中でも人気なのが、浜松を代表する企業が提供する展示の数々!
HONDAが提供する「EV(電気自動車)サーキット」では、国際レーシングコースのEV走行が体験可能。実際に発電機のハンドルを操作することで、電気自動車の仕組みについて学べます。
また、SUZUKIの提供では運転の模擬体験を通して、クルマの基本的な機能である「走る」「曲がる」「止まる」を理解し、その技術を体感できる貴重な展示となっています。
音を世界を“見て”知る「音」ゾーン

どんな形に見えるかな?
「音」ゾーンは、私たちの身の回りに溢れている「音」について理解を深めるエリア。
目には見えない「音」を砂やスチロールの粒などを使って見えるようにし、理解できるような工夫が施されています。
周波数ごとに変化する音の振動を、発泡スチロールの粒の動きで再現した「音のしぶき」や、砂を乗せた金属板に音を流して砂の動きを観察する「音のかたち」という展示が特にわかりやすく、子どもたちに人気でした。
無限の可能性を秘める「光」を知るゾーン

光を「曲げる」体験やゲームで理解が深まる!
「光」ゾーンは、光の基本現象や光の色が見える仕組みを理解できるエリア。
特に、レーザー光をゴールに当てて高得点を目指す「アクティブ・ライト・シューティング」では、ゲーム感覚で光を扱うので、光の反射について直感的にイメージが湧くようになります!
また、凹凸レンズやプリズムなどの実験アイテムを使う「光のテーブル」では、光を曲げたり様々な色に分離でき、普段あまり見ることのできない光の姿を発見することができますよ。
溢れる謎を解き明かす「宇宙」ゾーン

館内を広く使った、星座を立体的に見られる展示に注目
「宇宙」ゾーンでは、宇宙の姿や宇宙への挑戦を体感でき、館内に潜む星座を見つけ出す映像機器では、その星座の夜空での見つけ方や神話を学べます。
さらに別角度から星座を見ることで、星座が立体的であることを認識。館内の広さを有意義に使った展示となっています。

VRを使って、普段は入れない場所へと出発!
また、浜松の光技術が詰まった施設「スーパーカミオカンデ」に、なんとVRを使って入る体験も!
あらゆる物質を通り抜けてしまうほど小さい素粒子「ニュートリノ」を見つけられる施設で、ノーベル賞受賞に貢献した技術について、詳しく知ることができる貴重な体験です。
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溢れる臨場感!3階の大型ドームで楽しむ「プラネタリウム」

鑑賞後は本物の夜空で星を見たくなるような解説付き!
浜松科学館みらいーらの3階では、大型ドームに映し出されるプラネタリウムを楽しめます。その大きさはなんと直径20m!
臨場感のある星空投影やくつろぎやすい広めの座席に加え、スタッフが語る星空の生解説が魅力です。
1日5回の放映には、プラネタリウム以外にも“すみっコぐらし”とコラボした大型映像や、6600万年前の地球を舞台にした恐竜の物語もあり、上映の種類が豊富※!
※現在の公開情報は浜松科学館ウェブサイトをご覧ください。
金曜の夜には大人が安らげる特別な番組もあるので、見たい番組に合わせて訪れてみてくださいね。
こんなところまで!?細かな見どころを紹介
実験ライブ!中2階で参加できる「サイエンスショー」

大人気のサイエンスショーは2階からも観覧可能♪
中2階・科学館の中央にある「みらいーらコア」エリアのステージでは、毎日サイエンスショーが行われます。1日5回、1回10分〜15分の開催。
難しく感じてしまいがちな科学の不思議や原理を楽しみながら理解できることから、どの回も参加者が多く集う人気のショーです。
取材日の初回は、JR東海との共催イベント「鉄道サイエンスショー×JR東海踏切安全教室」が開催。
切符やICカードの仕組み、線路の隙間の意味など、思わず「へぇ〜!」と言ってしまうような内容となっていました。
移動まで楽しめる!子ども専用の通路が人気

子どもたちだけの秘密の通路は大人気!
館内には大人が通ることのできない通路があるんです!
何気なく上り下りする階段の中央の赤い柱の中は、実は子ども専用通路。他にも中2階から2階へと伸びる通路も子どもだけが通れる通路となっています。
科学を楽しく学べるだけでなく、移動まで楽しめてしまうような館内の工夫に脱帽です。子ども専用通路は一方通行なので、逆走しないように注意してくださいね。
見逃し厳禁!科学館外まで広がる展示

公園の遊具かと思いきや…実は科学館の展示!
実は館外にも展示があるんです!
写真左上の「パワーアスレチックハウス」はトランポリンの張力や滑り台の引力など、力学の法則を詰め込み、遊びながら体感できる遊具。
また、リンゴの実が落ちる様子から万有引力の法則を発見したアイザック・ニュートンにちなんで植えられている「ニュートンのリンゴの木」もお見逃しなく。
科学の理解が深まる「浜松科学館みらいーら」へ
難しいイメージで敬遠しがちな科学について、楽しく学び理解できる「浜松科学館みらいーら」は、大人から子どもまで楽しめる施設です。次の休みはぜひ、科学を体感しに行きましょう!
浜松科学館みらいーらへのアクセス
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【住所】静岡県浜松市中央区北寺島町256-3
【アクセス】■ JR東海道本線「浜松駅」から東へ徒歩約7分
■ 東名高速道路「浜松IC」より約25分、「浜松西IC」より約30分【問い合わせ】053-454-0178
【営業時間】9:30~17:00 (入場は16:30まで)
夏季の一部の期間(7月20日から8月31日)は9:30~18:00 (入場は17:30まで)
【休館日】月曜日(祝日の場合は開館)・年末年始ほか春季・夏季・冬季休暇期間は月曜日も開館
【入場料】常設展入場料…大人:600円、中人(高校生):300円、小人(小中学生):無料
常設展入場料+プラネタリウムまたは大型映像1回分観覧料…大人:1,100円、中人(高校生):550円、小人(小中学生):無料
常設展入場料+プラネタリウムまたは大型映像2回分観覧料…大人:1,300円、中人(高校生):650円、小人(小中学生):無料
【駐車場】駐車場なし(提携駐車場あり)
【公式サイト】https://www.mirai-ra.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご覧ください。


