遠方から足を運ぶファンも多数!札幌の老舗パン屋「プティ・フール」
札幌市|【更新日】2024年11月12日

札幌市白石区の「プティ・フール」は、国道12号線から少しはいった住宅街にあります。店の前には広い駐車場があり、満車だと見失ってしまうほどかわいらしい1階建てのパン屋さん。
徹底した手作りとコストカットを重ねた企業努力で、100円台から買えるおいしくてボリューミーなパンがたくさん!そんな人気老舗パン屋さんを取材しました。
目次
幅広いファンにささえられ43年!
「プティ・フールおじさん」とおちゃめな佐藤店長
プティ・フールは2024年で43周年を迎える、札幌市内でも老舗のパン屋さん。オープン当初は、現在の場所から徒歩3分の距離にあった木造の小さなお店でした。
このご時世、ホームページやSNSをやっていないのに大人気。その理由を佐藤店長に尋ねると「地元の人からじわじわと噂が広がり、道内各地から足を運んでくれる人が増えた」とのこと。
そんな佐藤店長も、もともとプティ・フールに通っていたファンのひとりだったそうです。
店内をぐるぐる…悩んでしまうラインナップ
右手にもパンがずらり!人が途切れず撮影断念!
プティ・フールに足を踏み入れると、左右に分かれた売り場と明るい店内。そして笑顔で迎えてくれるスタッフと、たくさんの人・人・人!
見渡すと子どもから年配の方まで客層の幅が広く、みんな楽しそうに迷いながらパンを選んでいます。あれもこれもと選びきれず、店内をぐるぐる何周もしてしまう人も多いとか。
たくさんの人が行きかう店内はギスギスした雰囲気はなく、自然に譲り合って選べる不思議な時間がゆるやかに流れています。
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プティ・フールで絶対食べるべき!おすすめ4選
不動の一番人気!どんどん売れる「クリームパン」
トレイに山盛りだったのに、あっと言う間に底が見えた!
不動の一番人気はクリームパンで、自家製のカスタードクリームがたっぷりはいったコロネ風。入店するとクリームパンに直行する人が多く、あっという間に数が減っていきます。
焼き上げたあとにカスタードクリームを詰めるため、パンの甘味とカスタードクリームのコクを堪能できる幸せな一品。
プティ・フールといえばクリームパン!と言われるほど大人気。これは食べないと後悔、食べても禁断症状で後悔する罪な奴です。
噛むと旨みが広がる「しょうゆエピ」
このクオリティでこの値段!
ハード系好きにはたまらないと評判の「しょうゆエピ」は、ベーコンの旨みがギュッとつまった大人気商品。
カリカリのハードな皮とふんわりもちもちの生地は、噛めば噛むほど広がる旨味、鼻にぬけるベーコンの香りがたまりません。
簡単にちぎって一口大の大きさで食べることもできるので、あごの力が弱い高齢者や女性にも人気のロングセラーです。
となりの「燻エピ」はスモークされたベーコンと粒マスタード入りで、お酒との相性も良さそう。
具材も手作りボリューム満点「サンドイッチ・調理パン」
ショーケースの上には焼きそばパンも!
プティ・フールといえば、ボリューム満点のサンドイッチや調理パンも自慢。パンはもちろん具材もすべて手作りにこだわっています。
200円台と300円台がほとんどで、「ひとつでお腹いっぱいになってほしい」と言う思いを込めているそうですが、全部食べたい、選べない……。
最初から最後までチョコ!新作「生チョココロネ」
チョコ好き全員集合!
チョコレート好きの佐藤店長激押し、リニューアルされた最新作「生チョココロネ」です。
チョコを練りこんだ生地にチョコチップ入りのチョコクリーム、そしてチョココーティングと最初から最後までとにかくチョコ!チョコ!チョコ!
こだわりの生チョココロネは、くどさがなくサッパリした味わい。チョコレートのコクを最後まで味わえ飽きずに食べられます。
徹底した手作りで安くておいしいパンをこれからも!
プティ・フールのこだわりは、多くの人に安くておいしいパンでお腹いっぱいになってもらうこと。歴史を積み重ねても惜しみない企業努力と、流行も上手に取り入れつつ新しいファンも獲得しています。
「これがいいんだよ」「これでいいんだよ」と笑顔になるパンたち。
行くたびに新しい発見があり、進化が止まらないプティ・フール、ぜひ足をお運びください。
プティ・フールへのアクセス
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【住所】北海道札幌市白石区中央1条5丁目11-5
【問い合わせ】011-823-6502
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】 木曜日
【駐車場】店舗前にあり
※掲載時の情報です。※商品金額は撮影時2024年9月時点のものです