“くし”の形のお守りで縁結び!大磯のパワースポット「六所神社」へ
大磯町|【更新日】2024年9月27日

神奈川県・大磯町にある「相模国総社 六所神社」は、今から2100年ほど前に創建された歴史ある神社。
ここには女性をあらゆる災いから守り、良縁へ導いてくれるというお守りが!大磯随一のパワースポットとして知られる神社をご紹介します。
目次
トンネルをくぐって神社を目指す
国道1号線沿いに鎮座する大鳥居
取材時は例大祭「くしまつり」で賑わっていました
六所神社へは、JR東海道線「二宮駅」もしくは「大磯駅」からバスで10分~14分ほど。
大磯ロングビーチのある大磯プリンスホテルからは徒歩圏内なので、併せての観光もおすすめです。
この先に神社が…?!
国道沿いに立つ大鳥居から神社の入口までは200メートルほど離れているので、案内に沿って境内を目指します。
向こう側の見えないトンネルになんだかワクワク。トンネルの上には東海道線の線路が走っています。
太い幹に歴史を感じます
トンネルを抜けると、道の先に神社が見えてきました。
左手には御神木の大ケヤキ。樹齢600年のたくましい幹、空を覆うように大胆に広がる枝葉にしばし目を奪われます。
相模国中の神々を合わせ祀る神社
「六所」神社の由来
大しめ縄は250kgもあるそう
紀元前97年、出雲から移住した氏族が、祖神である「櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)」「素盞嗚尊(すさのおのみこと)」「大己貴尊(おおなむちのみこと)」を守護神として創建。
大化の改新後「相模国総社」に定められ、寒川神社、川勾神社、比々多神社、前鳥神社、平塚八幡宮の分霊を合わせ祀る神社に。六社の神様を祀る「六所宮」となりました。
当時は立派な石垣で神社の権威を示したそう
最も奥にある御本殿と、それを支える石垣は戦国時代、小田原北条氏によって寄進されたもの。
自然石をほとんど加工せずそのまま積み上げる「野面積み」で作られた石垣は、幾度の天災にも崩れることなく、400年以上にわたって本殿を支えています。
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「湯津爪櫛御守り」のご利益
「くし」の形の珍しいお守り
カラーバリエーションも色々!
参拝者の多くが、良縁の願いを込めて「湯津爪櫛(ゆつつまくし)御守り」を授かります。
これは主祭神である櫛稲田姫命が、永年人々を苦しめていた怪物の八岐大蛇(やまたのおろち)の退治に力を添えるため、自らの姿を「湯津爪櫛」という「櫛魂(くし)」に変えたという神話に由来するもの。
その櫛を髪に挿し、八岐大蛇を見事退治した素盞嗚尊は、のちに櫛稲田姫命と結婚。それが神話では最初の結婚になったといいます。
一番人気のピンクを授かりました
そんな由来から女性が身に着けると、あらゆる災難の身代わりとなり、良縁の道が開かれるという心強いお守り。
また、男性から女性に贈ると「かけがえのない大切な女性」の証となるんだとか。見た目もとても可愛らしいので、想いを込めたプレゼントとしてもおすすめです。
池のほとりで癒しのひと時を
天気もよく、鯉の餌やり日和でした
自然豊かな境内では、都会の喧騒を忘れてゆったりとしたひと時を過ごすことができました。
中でも大きな鯉たちが泳ぐ2つの池は癒しスポット。餌をやりながら四季折々の景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
神様が集う「六所神社」で心を込めてお参りを
六所神社から歩いて15分ほどの場所にある「神揃山(かみそろいやま)」では、毎年5月5日に六社が集まり、天下泰平・五穀豊穣を祈るお祭り「相模國府祭(さがみこうのまち)」が開かれています。
県内の神様が集う場所だと知るとより神聖な気持ちに。観光目的だけでなく、人生の節目に訪れたいパワースポットといえそうです。
「六所神社」へのアクセス
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【住所】神奈川県中郡大磯町国府本郷935
【駐車場】あり
【問い合わせ】0463-71-3737
【公式サイト】https://rokusho.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/rokushojinja_oiso/
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