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日本海を一望できる「能登千里浜レストハウス」。浜焼きから買い物まで満喫しよう!

石川県|【更新日】2024年9月27日

日本海を一望できる「能登千里浜レストハウス」。浜焼きから買い物まで満喫しよう!

“車で走れる砂浜”として有名な千里浜なぎさドライブウェイの終着点に位置する「能登千里浜レストハウス」。日本海に面した最高のロケーションで、食事や買い物などができるスポットです。

今回は、観光の拠点として利用できる「能登千里浜レストハウス」の楽しみ方を紹介。ドライブ好きの方は必見ですよ!

目次

全国でここだけ!車で走れる砂浜

「千里浜なぎさドライブウェイ」とは?

能登千里浜レストハウス_02

自動車はもちろん、バイクや大型バスも走行可能

「能登半島の玄関口」と呼ばれる石川県羽咋市(はくいし)。ここに日本で唯一、波打ち際を車で走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」があります。

どうして砂浜なのに車で走れるのか?
その秘密は砂の大きさにあります。千里浜の砂は一粒一粒がきめ細かい上、サイズがほぼ均等で、海水を含むと固く引き締まるそうです。

青空の下、波のすぐそばをドライブする爽快感は抜群!海をバックに愛車を撮影できるフォトスポットとしても人気です。

震災後も通常通り走行可能!

能登千里浜レストハウス_03

レンタカーを借りて走行する観光客も多い

2024年元旦に発生した能登半島地震の被害が心配されていましたが、「千里浜なぎさドライブウェイ」は安全が確認されており、現在も走行可能。“今行ける能登”としても注目を集めています。

とはいえ、波が高い日など、安全に走行できないと判断された場合は通行規制がかかることも。サイトなどで情報をチェックしてから訪れてくださいね。

終着点に位置する「能登千里浜レストハウス」

ドライブウェイからすぐの好立地!

能登千里浜レストハウス_04

看板の右奥に見える建物

今回紹介する「能登千里浜レストハウス」は、全長約8kmある「千里浜なぎさドライブウェイ」のちょうど終着点に位置します。

駐車場に千里浜の砂で作られた「千里浜砂像」が展示されているので、目印にして行くといいでしょう。

能登千里浜レストハウス_05

正面には大きな看板が掲げられている

ドライブの立ち寄りスポットとして観光客や地元民に愛されてきた観光施設が、2021年に全面リニューアル。さらに魅力的な場所へと生まれ変わりました。

さっそく中へ入ってみましょう!

能登の海産物や特産品が手に入る

限定品もあり!広々としたお土産コーナー

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ゆったりとお土産選びを楽しめる

館内を入ってすぐの場所に、広々としたお土産コーナーがあります。

能登を中心とした北陸の海産物や特産品、お菓子など、思わず目移りしてしまうほど豊富な商品がずらり。

四季折々の新鮮な海の幸を使った練り物や干物は、旅のお土産におすすめですよ。

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羽咋市限定ラベルの「ご当地ほりにし」(840円)。

数ある商品のなかでも人気は、アウトドアスパイス「ほりにし」。千里浜のサンセットが描かれたオリジナルのご当地ラベルは、ここでしか買えない限定品です。

能登で作られた伝統工芸品も並ぶ

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七尾市で作られている和ろうそく

輪島塗の漆器や、植物性原料にこだわった和ろうそくなど、能登の伝統工芸品も販売されています。

一部の工芸品や特産品は、震災の影響でしばらく入荷ができなかったそうです。
生産・出荷を再開している生産者さんも増えてきているそうなので、商品を買うことで復興を応援したいですね。

日本海を一望できるカフェでひと休み

ドリンクやフードで小腹を満たそう

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黒を基調としたシックな店内

お土産コーナーから右手奥に進むと、日本最大のツーリングイベント「SSTR」が手がける「SSTR CAFE」があります。

2021年6月にグランドオープンしたお店は、「バイク好きもそうでない人も“千里浜”がもっと好きになるカフェ」がコンセプト。

ドリンクのほか、小腹を満たせるフードやデザートなどがあり、ドライブの小休憩にぴったり。カウンターで注文するスタイルで、なんと全メニューテイクアウトも可能です。

オーシャンビューの絶景を楽しめる

能登千里浜レストハウス_10

幅約8m・全長約40mの大型デッキ

天気がいい日は、海側に張り出したデッキに設置されたテラス席を利用するのがおすすめ。日の入り時間には、日本海に沈む夕日を独り占めできます。

いっぽう、円形の座席がメインに配置された店内は、海を見ながら自然と会話が弾みそうな雰囲気。ゆったりとくつろぎながらオーシャンビューの絶景を楽しめます。

新鮮な魚介類で浜焼きを楽しもう!

日本海を眺めながら能登牡蠣や海鮮を堪能

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磯の香りが漂う店内。家族連れも訪れやすい

さらに店内を奥に進むと、レストハウスの目玉ともいえる浜焼きコーナーが現れます。

「浜焼き能登風土 千里浜店」では、自社で養殖している能登牡蠣をはじめ、七尾港で獲れた新鮮な魚介類をテーブルで焼いて味わうことができます。

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画像を見ながらじっくりメニューを選べる

基本はセルフサービスで、注文・決済もタッチパネル式の券売機で行います。

コースや定食、単品などさまざまなメニューがありましたが、今回は「浜焼き5点盛り」(1,800円)をオーダーしました。

「浜焼き5点盛り」をいざ実食!

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カゴに盛られた「浜焼き5点盛り」

この日の5点盛りは、イカ、ホタテ、サザエ、大エビ、フグ一夜干し。内容は季節によって変わるそうです。

ほかに食べたい食材があれば、単品で追加注文することも可能です。

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火は店員さんがつけてくれるので安心

海鮮をトングで網の上にのせ、パチパチ、グツグツ…という音を聞きながら焼き上がるのを待ちます。

火が通ったら、卓上に用意されたお好みの調味料でいただきます!

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香ばしい香りが食欲をそそる!

どの食材も肉厚で食べ応えがあり、噛むほどに海鮮ならではの旨みと甘みが口の中に広がります。

日本海を眺めながらいただく魚介類。
目の前で焼き上げる臨場感も相まって、格別のおいしさでしたよ!

千里浜名物「いかだんご」もおすすめ

揚げたてアツアツを頬張ろう

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「いかだんご」(1本200円)

レストハウスの出入口近くには、千里浜名物・いかだんごの売り場があります。

魚のすり身にいかゲソを混ぜ込み、油で揚げたアツアツのいかだんご。シンプルながらやみつきになるおいしさで、地元でも大人気だそうです。

串に刺さっているので、ドライブ中のおやつや食べ歩きにも最適ですよ。

千里浜ドライブに来たら「能登千里浜レストハウス」へ!

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海を眺めながら仕事できるコワーキングスーぺース

買い物から浜焼きまで、「能登千里浜レストハウス」のさまざまな楽しみ方をご紹介しました。

2Fにはコワーキングスペースがあり、2時間1,100円から利用可能。観光の合間に仕事や読書をしたいという方にも便利な施設です。

千里浜ドライブに来たらぜひ立ち寄ってみてくださいね。

「能登千里浜レストハウス」へのアクセス

  • 【住所】石川県羽咋市千里浜町タ4-1

    【電話番号】0767-22-2141

    【営業時間】浜焼き能登風土 千里浜店/11:00〜16:00(Lo.15:30)
    お土産コーナー/10:00〜17:00
    SSTR CAFE/[4月~9月] 平日 10:00〜18:00(Lo.17:30)、土・日曜、祝日 10:00〜18:30(Lo.18:00)、[10月~3月] 10:00〜17:30(Lo.17:00)
    コワーキングベース千里浜/7:00〜23:00

    【休館日】年中無休

    【駐車場】100台

    【公式サイト】https://www.chirihama.co.jp/

    【公式Instagram】https://www.instagram.com/notochirihama_resthouse/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

高橋 舞衣

高橋 舞衣

富山県高岡市出身。タウン情報誌の編集者を経て、現在は北陸を拠点にフリーランスの編集者・ライターとして活動。大の日本酒好きで、2021年には唎酒師の資格を取得。全国各地の美味しいお酒・ご飯を楽しむのが生きがい。