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藤沢の穴場スポット!陸・海・空の乗り物が見られる辻堂海浜公園交通展示館

藤沢市|【更新日】2024年10月16日

藤沢の穴場スポット!陸・海・空の乗り物が見られる辻堂海浜公園交通展示館

藤沢市辻堂の海沿いに広がる辻堂海浜公園。広大な敷地の一角に、乗り物好きにはたまらない小さな博物館があります。

その名も交通展示館。世界初の自動車の模型や、運転席気分を味わえる鉄道模型などを気軽に体験できますよ。

目次

UFOのような外観がユニーク!辻堂海浜公園交通展示館

子どもから大人まで乗り物好きにはたまらない博物館

交通展示館 外観

宇宙を感じさせる不思議な形の建物!

観光地、江の島で有名な藤沢市ですが、隠れスポットが多いのが藤沢市の西部に広がる辻堂エリア。辻堂海浜公園はヤシの木やソテツが並ぶ、南国ムード溢れる公園です。

辻堂海浜公園の一角にたたずむ、球体を組み合わせたUFOを思わせる外観の建物が交通展示館。古今東西の乗り物を模型や映像で紹介する博物館で、1991年のオープン以来多くの人が展示を楽しんできました。

博物館の外の交通公園と合わせて、大人もこどもも楽しく交通システムについて学ぶことができます。

ミニ四駆のコースと飛行機模型が出迎えてくれる

交通展示館 エントランス

大きな空間にゆったりと羽ばたく飛行機が印象的

天井の高いエントランスにはポップな色彩のプロペラ機と、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案した世界初の飛行機が出迎えてくれます。

その下にはミニ四駆のコースがあり、土日祝日にはレースを楽しむ親子の姿が見られるそうです。

受付は入ってすぐの窓際にはレトロかわいい自動車の模型が並んでいました。

運転席は振動つき!運転手になりきって遊ぼう

交通展示館 鉄道模型展示

出発進行!電車が走り出します

鉄道模型の展示が充実しているのが、交通展示館の特長のひとつです。エントランスから入ってすぐ左側には、鉄道模型展示室があります。電車をボタンで走らせることができる鉄道模型は、精巧な街並みも見どころです。

早速、1・2番線のボタンを押してみると、ガタン、ガタン、と足元から振動が伝わってきました。

ボタンを押すと電車が走る鉄道模型はよく見かけますが、交通展示館では一番左側の操作台のみ、走行音と揺れを体感できる展示になっています。手元の計器が動くのも電車好きにはたまらないですね。

ゾーン別で楽しく学べる交通の歴史としくみが面白い

【空のゾーン】空港のしくみを徹底解説してくれる

交通展示館 空のゾーン

風を受けてふわりと浮き上がる飛行機模型

奥の展示室は空・陸・海のゾーンに分かれており、それぞれの交通の歴史としくみがわかりやすく展示されています。

空の展示室にはパネルで飛行機の構造や、空港のシステムが詳しく解説されていました。

飛行機が風で浮き上がるようすを見る「揚力実験装置」もあり、自分で風の向きを変えて、飛行機に当ててみることができます。

【陸のゾーン】真二つの車や世界初の自動車模型など

交通展示館 陸のゾーン

電車の台座に自動車の内部など実物大の展示が大迫力!

陸のゾーンには、世界初の自動車「キュニョーの砲車」の模型が展示されています。まるでお鍋をぶら下げているようなユーモラスな姿が面白いですね。

柱の前に逆さに立てられた赤い自動車はインパクト抜群。縦半分に切り取られ、内部のエンジンやラジエーターを見ることができます。

鉄道の台車の実物や、運転シミュレーション台もあり、身近な陸の交通についての知識を深めることができます。

【海のゾーン】帆船や未来の船の模型が見られる

交通展示館 海のゾーン

帆船から未来の船へ。海へのロマンがあふれ出す

最後は海のゾーン。きりっとクールな印象のブルーの展示エリアです。帆船や未来のハイテクシップなど、精巧な模型が展示されています。

丸太をくりぬいた船から帆船になり、ジェット船や豪華客船へと発展していくなど、船の歴史もさまざまでとても見ごたえがあります。

港湾建設に不可欠な浚渫(しゅんせつ)船の模型も展示されており、海でも建設技術の進化が続いていることを思い出させてくれました。

「こどもの遊び場」には木製のSLのおもちゃが

交通展示館 こどもの部屋

小さなお子さんを遊ばせるのにぴったりのスぺース

未就学児とその家族のみが利用できる「こどもの遊び場」は、センスのよい知育玩具を多く手掛けるボーネルンドがプロデュースしています。

長い坂道を伸びるSLの線路はメルヘンチックでとてもかわいらしいです。

取材に訪れたのは平日の午前中でしたが、こどもたちが元気よく遊んでいました。

のりものに関する絵本も置いてあり、やさしい雰囲気のなか、楽しく遊べるスペースになっています。

壮観!広大な敷地を眺めながら走るスカイサイクルも

交通展示館 スカイサイクル

えっ、建物のなかに入っていく!驚きの体験ができるスカイサイクル

交通展示館の外には、交通公園が併設されています。歩行者用信号機の光る部分が鉄腕アトムになっているものや、引退した小田急電鉄の車両など見どころはいろいろ。

なかでもスカイサイクルは、広々とした公園の景色を眺めながら進むのでとても爽快です。

スカイサイクルの線路は交通展示館のなかにも伸びており、ちょっとした探検気分でコースを進むことができます。

交通展示館で乗り物の今と昔に出会ってみよう

交通の歴史と未来に出会える交通展示館。普段なにげなく乗っている乗り物も、さまざまな人が発明や実験を繰り返してきた結果だと思うと面白いですね。

展示品は1991年にオープン以来、ほとんど変わっていないのだそう。

どこか懐かしさも感じる小さな博物館に、ぜひ足を運んでみてくださいね。

辻堂海浜公園交通展示館へのアクセス

  • 【住所】神奈川県藤沢市辻堂西海岸3-2

    【営業時間】9:00~17:00(最終入館は16:00まで)

    【定休日】月曜日 ※月曜祝日の場合は開館し、火曜休館
    祝日の翌日、年末年始

    【料金】20歳以上65歳未満(学生及び高校生を除く)310円
    20歳未満および学生(高校生を除く)210円
    高校生と65歳以上 100円/中学生以下は無料
    ※当日に限り再入館可能

    【アクセス】JR辻堂駅から徒歩20分
    バスの場合:辻堂駅南口から約10分 高砂小学校前/辻堂海浜公園入口/辻堂海浜公園前にて下車
    ※バスの系統により最寄りのバス停が異なります。公式サイトにてご確認ください。
    藤沢駅北口から約20分 高砂小学校前にて下車
    茅ケ崎駅南口から約20分 高砂小学校前にて下車

    【駐車場】有
    ※辻堂海浜公園には交通展示館に近い西駐車場と、プールに近い東駐車場の東西2箇所に駐車場があります。

    【問い合わせ(電話番号)】0466-34-3743

    【公式サイト】https://www.kanagawa-park.or.jp/tujidou/kotutenji.html

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

餅田佑子

餅田佑子

大学卒業後はモンゴルで1年暮らした経歴あり。現在はフリーライター。たびらいでは三浦半島を中心とした記事を執筆しています。青ヶ島、礼文島など島旅が好き。ご当地ようかん図鑑を作るのが夢。