「横浜人形の家」には世界の人形が大集結!知られざる人形の世界へ誘われよう
横浜市|【更新日】2024年9月5日

「横浜人形の家」は、昔懐かしい人形や世界各国の人形まで、さまざまな人形たちが一同に会す博物館です。
今回はそんな「横浜人形の家」にお邪魔して、人形の世界を堪能してきました。
目次
1万点以上の人形が。子どもも大人も楽しめる博物館
世界各国の人形と出会える。人形好きはぜひ行ってみて
元町・中華街駅から歩いてすぐ。こちらが「横浜人形の家」です。
館内には、世界各国の1万点以上の人形が収蔵されています。まさに、「人形の家」という名前に相応しい博物館です。
子どもの頃は人形が大好きだったのに、大人になるとその気持ちを忘れてしまう方もいるのではないでしょうか。
「横浜人形の家」でさまざまな人形と触れ合えば、忘れかけていた子どもの心も取り戻せるかもしれません。
では、館内に入ってみましょう。
横浜と人形の関係性とは?世界各国の人形から文化を学ぶ
横浜港にやってきた人形の数々。人形が世界との懸け橋に
赤いくつの女の子も。童謡が頭に流れる
まずやってきたのは、「ノスタルジックハーバー」です。横浜に馴染みのある人形たちが展示されています。
真ん中に展示されているのは、あの有名な「赤いくつの女の子」です。
日米の架け橋に。横浜港から旅立った友情人形
「友情人形」をご存じでしょうか。日米の親善を図るため、アメリカと日本の間で送り合った人形のことです。
日本の友情人形は、横浜港から出発しました。人形が世界と日本の懸け橋として、大きな役割を果たしていたことがわかります。
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各国の風土がよくわかる。人形と一緒に世界旅行へ!
世界の人形が大集結!ぐるりと一周しよう
「ワールドフェスティバル」では、世界各国の人形がズラリと展示されています。
各国の特徴や風土が人形に如実に現れており、なんだか世界旅行をしている気分です。
北欧らしいふわふわの毛皮。各国の風土が垣間見える
フィンランドの人形が着用しているのは、本物のトナカイの毛皮です。とっても温かそう!ふわふわで、つい触りたくなります。
国土の3分の1が北極圏といわれている、フィンランドらしい人形です。
年表から見る人形の歩み。大人も思わず童心に帰る
子どもの頃に遊んだ記憶が蘇る。懐かしの人形たち
人形の歴史がわかる年表を発見しました。時代に合わせて変化していく人形の様子が、よくわかります。
モンチッチにリカちゃん人形など。子どもの頃に遊んだことがある方も多いのではないでしょうか。
懐かしい人形たちの姿に、大人も思わず童心に帰ってしまいます。
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日本と西洋の人形を比較。それぞれのこだわりに触れる
芸の細かさに脱帽。可愛らしい衣装にも目を奪われる
オシャレな衣装は人間顔負け。細部にまでこだわりが
3階には、西洋と日本の人形が展示されています。こちらは、19世紀のヨーロッパで流行したビスクドールです。
衣装はとても手が込んでいます。レースのドレスにケープコート、なんて可愛いんでしょう!
そして印象的だったのが、ドールハウスの小道具です。小さなティーカップ、香水のビン、その隣には、小さな日本人形が…!
カツラまで用意されています。芸が細かいですね。
本当に人形?リアルすぎる生人形は今にも動き出しそう
生人形!?その言葉だけでもちょっとゾクゾク
日本の人形コーナーで印象的だったのが、生人形の展示です。生人形師、山本福松と平田郷陽の作品たちが並んでいます。
これまでの展示は、「可愛い」「面白い」という印象でしたが、このコーナーはちょっと雰囲気が違うような…。
オギャーと泣き声が聞こえてきそう。リアルすぎる…
やはり生人形という名前らしく、非常にリアルな人形ばかり展示されていました。
今にも動き出しそう。まるで人間のようです。ちょっとゾクゾクしてしまいました。
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期間限定の展示も。神秘的な世界観に吸い込まれる
知らざる民間信仰の世界に興味津々!じっくり見学
館内では「いざなぎ流のかみ・かたち ー祈りを込めたヒトガタたちー」という期間限定の展示が開催されていました。
ちなみに「いざなぎ流」とは、高知県香美市の物部町に伝わる民間信仰です。
よく見ると顔が…。これで悪霊も退散!?
紙を切り出して作った御幣(ごへい)と呼ばれる人形を使い、神へ祈りを捧げます。
雨乞いや生霊の邪霊に使用するものなど、御幣の種類は実にさまざま。ひとつひとつの表情を見るのも面白いです。
ショップは充実の品揃え。お気に入りの子を連れて帰ろう
最後はお買い物も♪可愛いぬいぐるみに癒される
たくさんの人形を見た後は、自分用にもひとつ、人形が欲しくなる方もいるかもしれません。そんな時はミュージアムショップでのお買い物はいかがでしょうか。
ショップでは、可愛らしいぬいぐるみやビスクドールなどが販売されています。
ぜひお気に入りの子を連れて帰って、たくさん可愛がってくださいね。
人形の世界にどっぷり浸かれる。異空間を満喫しよう
世界中の人形と触れ合える博物館、「横浜人形の家」をご紹介しました。
館内の至る所に人形が展示されており、まさに異空間。人形の世界にどっぷりと浸かれること間違いなしのスポットです。
可愛い人形からちょっとリアルな人形まで、様々な人形が一気に楽しめる「横浜人形の家」に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
「横浜人形の家」へのアクセス
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【住所】 神奈川県横浜市中区山下町 18番地
【営業時間】9:30〜17:00 (入館は16:30まで)
【公式サイト】https://www.doll-museum.jp/ target=”_blank” rel=”noopener”
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。