「話せるシェア本屋とまり木」で心を潤す。交流から生まれる新しい発見も
茅ヶ崎市|【更新日】2024年8月7日

都会の人混みや、慌ただしい日々。自分を見つめ直す時間がない!という方も多いのではないでしょうか。
茅ヶ崎にある「話せるシェア本屋とまり木」は、そんな人々の羽休めができる場所です。
今回は同店にお伺いし、店長の大西さんとお話を楽しんできました。
目次
茅ヶ崎駅から程よい距離。地域のとまり木でひとやすみ
賑やかな駅前から離れた、心落ち着く空間
「話せるシェア本屋とまり木」にやってきました。茅ヶ崎駅から公園やショッピングモールを通り過ぎ、歩いて15分ほどの距離にあります。
お店を出す際、茅ヶ崎の海側ではなくあえて北側を選んだそう。駅から少し離れた静かな場所にあるからこそ、落ち着いた時間が過ごせるのかもしれません。
まさに、地域のとまり木のような存在です。
古民家のような温かみある店内。時間を忘れて過ごせそう
読書やお喋りも楽しめる。ゆったり心を整えよう
人生のバイブルが揃う本棚。お気に入りの一冊を見つけよう
では、店内に入ってみましょう。左右の壁には、さまざまな本がズラッと並んでいます。
「話せるシェア本屋とまり木」は、一箱オーナー制の本屋さんです。それぞれの本棚にオーナーがいて、オーナーおすすめの多種多様な書籍が販売されています。
静かに読書を楽しむもよし、店長やオーナーとのお喋りするもよし。さまざまなキャリアを持つオーナーの思考に触れることで、今まで知り得なかった新しい発見もあるかもしれません。
オーナーの人生が見え隠れ。個性あふれる本棚が並ぶ
本棚ごとの個性が面白い!オーナーの人生が見えてくる
看護師や会社員、主婦など、とまり木のオーナーの経歴はさまざまです。ちょっとだけ、本棚を覗いてみましょう。
こちらは、父、母、娘さんの3人がオーナーを務める本棚です。
親子で本棚のオーナーに。親子関係も微笑ましい
今本棚にはどんな本が入っているのか、お手製の紹介ブックもありました。
おすすめの本を、より多くの人に手に取ってもらいたい…。そんな想いが伝わってきます。
値付けはオーナーの裁量で。お気に入りを見つけよう
オーナーの考えに触れられる工夫も。本を通じた交流にワクワク
本の販売価格は、オーナーの裁量で決められます。古本ということもあり、かなりお安く買えるものが多い印象です。
中には、オーナーのメッセージや考察付きで販売されている本もありました!自分以外の誰かの考察を読む機会なんて、なかなかないですよね。
読み慣れた本を別の角度から読み解くことで、あっと驚く発見もあるかも!?
神奈川の交通手段はレンタカーがおすすめ
ワークショップも開催。少人数なので気軽に参加できる
とまり木から広がる地域との交流が素敵ですね!
とまり木のオーナーであれば、ワークショップの開催も可能です。
現役看護師主催の血圧を測れるbarなど、オーナーの個性を活かしたワークショップはどれも魅力的。少人数での開催なので、初めての方でも安心です。
また、別のカタチでイベント実施したくなったオーナーは、無理にとまり木にとどまる必要はありません。茅ヶ崎にはさまざまな場所があるので、とまり木を飛び出してご自身でイベントを企画する方もいらっしゃるそうです。
「ここは“とまり木”ですから。飛び立っても、羽休めに戻って来ても良いんです」と店長の大西さんは笑顔で語ってくださいました。
とまり木をきっかけに、オーナー自身で活躍の場を広げられるのも魅力のひとつです。
茅ヶ崎で交流の場を作りたい。店長がつなぐ地域の輪
「地域の交流の場を作りたい」。大西店長の温かい想い
大人になると、職場や家族以外のコミュニティを作るのが難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。
本をきっかけに、人との会話や交流が生まれる場所を作りたい。そんな店長の大西さんの想いから、「話せるシェア本屋とまり木」が生まれました。
本を介して生まれる会話。程よい距離感も心地いい
本を起点に店長やオーナーとの会話を楽しんだり、新たな感性に触れて自分を見つめなおしたり。
まさにとまり木は、人生のサードプレイスのような場所だなと感じました。
とまり木でホッと羽休め。心が豊かになるひとときを
茅ヶ崎で心安らぐ時間を過ごせる、「話せるシェア本屋とまり木」をご紹介しました。
本を読んだり買ったりするだけでなく、人同士の交流も生まれる同店。普段本を読まないという方でも、きっと楽しめるはずです。
ちょっと休みたい、誰かと話したい。そんなときは、とまり木があなたの居場所になるかもしれません。
「話せるシェア本屋とまり木」で、心の栄養をチャージしてみてはいかがでしょうか。
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「話せるシェア本屋とまり木」へのアクセス
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【住所】 神奈川県茅ヶ崎市矢畑1290
【営業時間】10:00~17:00(日によって変わりますので、SNSをご確認ください)
【公式サイト】https://www.sharebooks-tomarigi.com/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。